KOSS「Spark Plug」と三協の専用イヤーチップを試す

気になっていたKOSSの「Spark Plug」ですが、AV Watchの「三協、KOSS製イヤフォン「SPARK PLUG」のカスタマイズ版-「The PLUG」の改造版も新型に。真鍮製音道採用」という記事を見て、仕事も落ち着いたし、どうせならということで、アキバの店頭で購入してきました。(アキバで買い物したのは数ヶ月ぶりかも…。)

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上記ニュースには、「The PLUG/SPARK PLUG ST-COMスペシャルエディション Ⅱ」と仰々しい名前が付いていますが、店頭ではKOSSの製品単品と、イヤーチップセットが別々に売られており、2つ一緒に買うだけのものでした。お店の人に聞いたら結構売れてますとのこと。ネットでの注文が多いのでしょうね。

ということで、まずは「Spark Plug」を普通に使ってみましたが、音質自体は「The Plug」とそれほど差はない感じ。心なしかイヤーパッドに使用しているゴムの質感が変わったかなという程度。ライトグレーのコードの色がちょっと安っぽい気もします。で、三協の真鍮チューブと3種類あるイヤーチップでどれぐらい音質に変化がでるのか期待して付け替えてみましたが、低音が抑えられて硬い音にはなるものの劇的に音質が飛躍するような感じでもなかったです。エージングで多少は変わってくるのかなあ…。

それと試しにQUALIAブランドの「EXQ1」にこのイヤーチップを無理矢理付けてみましたが、とても聞けたものじゃないですね。やっぱりEXQ1はあの純正イヤーチップありきで音を作っていることがよくわかりました。

結論としては、E3cのイヤーチップを使って自分でカスタマイズした「The Plug改」の方が個人的には音域全般でいい音が出ている気がしてます。適度な広がりもでてるし…。ちなみに、E3cのイヤーチップを付けるためにホームセンターで絶縁キャップを購入してきて適当な長さにカットして使ってます。もちろん、Spark Plug用としても使えます。E3cのイヤホン所有者限定の改造ですが、100円程度の改造費で色々と遊べますので持っている方は色々と試してみると楽しいですよ~。

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ハンディカム「HDR-HC1」レビュー

家庭にハイビジョン撮影を――ソニー「HDR-HC1」を使ってみた(前編)

iconicon7/7の七夕に発売開始予定の、デジタルハイビジョン撮影が可能なハンディカム「HDR-HC1icon」のレビュー前編。ハイビジョンだからといって難しいことは何もなく、お馴染みの電源スイッチによる、「撮る・テープ」→「撮る・メモリー」→「見る/編集」のモード切り替えで手軽に撮影ができるんですね。あとは編集環境を揃えるのが課題みたいです。後編は6月27日(月)に掲載予定とか。

自分は入門機の「DCR-PC55icon」を買って随分経つんですけど、なかなか使う機会がないもんで、レビューらしいレビューもできないまま…。なんつーか、海外旅行にでも行って、使ってみたいものです。

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ソニー、新経営陣就任会見を開催~「モバイルとITの融合」という新領域も視野に

ソニー、ハワード・ストリンガー氏らの会長就任会見を開催――「最初にやるべきことはエレクトロニクスの復活」

ソニーは、新経営陣の就任会見を6月23日に開催、ハワード・ストリンガー会長兼CEO、中鉢良治社長兼エレクトロニクスCEOの会見の様子が様々なメディアで取り上げられていました。両氏の発言に共通するのは、“エレクトロニクスの復活”と“コミュニケーションの徹底”で、

“TV事業”を核としてそのTVを構成する電子部品を開発・製造する中鉢氏の“エレクトロニクス事業”が緊密な連携を取りながら、ソニーの新たな“強み”を模索していく姿勢をストリンガー氏は繰り返し発言していたのが印象的

とASCII24のニュースはまとめています。質疑応答ではソニーが9月までにまとめるという計画への質問が集中したようで、具体的な戦略こそ明らかにしなかったものの、集中(撤退)する事業としては中鉢氏が、

TV”、次世代DVDを含む“ビデオ(AV機器)”、“ウォークマン(携帯AV機器)”が既存領域では重点目標と考えている。もちろん、今後モバイルとITの融合もあり、新たな領域も視野に入れている。撤退領域については、過去に(社内で)話したことはないが、R&Dの中でいくつかの領域を定めて検討している

とコメントしていました。注目したいのは、「モバイルとITの融合」という新領域。他社のニュースでは、「コミュニケーションとモバイルの融合領域」とありますが、ある意味クリエが担うはずだった領域とも言えるだけに、どんな製品が出てくるのか楽しみです。個人的には、それはPSPでもソニエリのスマートフォンでもなく、全く新しいカテゴリーの製品であって欲しいです。(昔のソニーのようにOS含めすべてスクラッチで作られたものが理想ですが、さすがにそれは厳しいかな…。)

ソニーにとっては暑い夏になりそうですが、そこは夏バテすることなく乗り切って、秋に新生ソニーを大いにアピールしていただきたいと思います。

【追記】「ソニー、音楽プレーヤーに衛星ラジオ機能を搭載?」というニュースが飛び込んできました。衛星ラジオサービスの提供会社とソニーとの音楽デバイスに関する話し合いについて書かれています。日本は地デジの1セグがあるので蚊帳の外の話かもしれませんが…。

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ソニスタ、ウォークマンスクエアの限定コラボモデル

ソニースタイル、HDDウォークマン「NW-HD5」の限定2モデル-Moraでの5曲購入クーポン、Tシャツとのセットで各100台

ソニスタは、HDDウォークマン「NW-HD5」のソニスタオリジナルデザインモデル「“digmeout”コラボレーションモデル」2機種を発表。ソニーとFM802が主催するプロジェクト「You are the NEXT! Project」のアート部門から登場したアーティスト2名がデザイン。機能はNW-HD5と共通ですが、「Mora」のダウンロードクーポン5曲分とデザイナーがデザインしたTシャツもセットになっているそうです。価格は36,800円で、各100台の数量限定。

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ネットワークウォークマン 形部一平デザインモデル NW-HD5/SJicon

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ネットワークウォークマン 大谷リュウジデザインモデル NW-HD5/BIicon

Moraのクーポンが約1,000円、Tシャツが2~3,000円と換算すればノーマル版と比較してもお得度は高いですね。

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CD/MDプレイヤーの出荷落ち込みをメモリ/HDDプレイヤーがカバー

メモリ・プレーヤ好調、音声機器の出荷金額が5年3カ月ぶりにプラス

JEITAの発表によると、5月の民生用電子機器の音声機器の出荷金額が150億円になり、5年3カ月ぶりに前年実績を上回った(6.2%)そうです。フラッシュメモリやHDD採用の携帯型音楽プレーヤーの伸びが前年実績の6割程度となったCDプレーヤやMDプレーヤの落ち込みをカバーしたようです。

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So-net、ブロードバンドアクセス網とモバイルの融合サービスの検討へ

So-net 、ブロードバンドアクセス網とモバイルの融合サービスの検討へ~イー・アクセスとMVNOとして事業化の共同検討で基本合意~(SCNのプレスリリース)

So-netは、イー・アクセスの高速ワイヤレス通信事業におけるインフラを活用し、So-netとしてのMVNOビジネスの事業化について、イー・アクセスと共同検討することで基本合意したと発表。モバイルブロードバンド環境の進展により、AVコンテンツ配信の更なる拡充や様々なコミュニケーションサービスなど、ビジネス規模の一層の拡大が予想される携帯電話市場環境に向け、現行のブロードバンドアクセス網とモバイルブロードバンドの融合事業の実現を視野に、ビジネスモデル及びマーケティング、サービスの可能性について、様々な角度から検討を行っていくとしています。このことから、So-netブランドの携帯電話が登場する可能性も取りざたされているようです。

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