「Sony Reader」カテゴリーアーカイブ

iPad登場の波紋~Googleが対抗タブレット

『iPad』に対抗?Google もタブレット製品を検討中
「Chrome OS」搭載タブレットはこうなる! UIコンセプト公開

Google がChrome OS搭載タブレット製品のコンセプト画像を公開しアップルを牽制したとかしないとか。アップルの良きライバルはもはやソニーやMSではなく、AmazonやGoogleなのでしょうね>「活字のKindle」vs「マンガのiPad」――電子書籍端末の勝者は?

一方でこんなニュースも…>Apple、iPadとは別の"Mac OS X"ベースの大型タブレットを開発中?

電子書籍,メジャーへのページをひらく 第1回:ソニー対Amazonが明日への道を開拓

米国の電子書籍業界もレッドオーシャン化しつつあるようで、生き残りをかけた戦いは相当熾烈になるんでないでしょうか…って完全に他人事。

アップルの「iPad」、従来型パソコンの脅威に

PCベンダー危うしとの声も。2011年に800万台との予測もあるそうですが、そこまで行ったら大変な事になるなあ。てか、iPad登場でchumby、危いよね…。当然ソニーのdashにも影響必至?

続きを読む iPad登場の波紋~Googleが対抗タブレット

ソニーの北米市場でのネットワークへの取組み

【CES】米Sony、AV事業担当者が語る ~「3D」と「ネットワーク」への取り組み~

西田宗千佳さんのRandomTracking。AVに的を絞ったソニーの「アメリカ市場の今とこれから」を探るインタビュー。先週すっかりスルーしてしまったけど、くだんの3D以外にも気になる内容がチラホラ。

・北米でのテレビビジネスは「デザインの統一性」、「LED」、「3D」、「IPTV」が四本柱
・レコーダーのない北米市場では、IPTVですぐ観たい映画を呼び出せたり、ロード時間・起動時間が短かったり、といったことが必要。良い例がiPhoneでBDプレーヤーを操作するためのリモコンソフト。現在視聴しているDVDやBDの情報をGracenoteのデータベースから取得し、iPhone上で表示しながら映画を楽しめる。
・Sony Readerは独自ストアで運営されており、現時点ではソニーオンラインネットワーク(仮)への統合を行なっていない。「優先順位」の問題でテレビなどからスタートしているが、いずれ統合されることになる。今後様々なデバイスでeBookを読んでいくことになれば、ソニーオンラインネットワーク(仮)の存在は大きなものになる

iPhoneのアプリ、日本でもレコーダー向けに出せば良いのにと思うんですが、無理なんだろうなあきっと。ソニーのオンラインネットワーク強化に関しては以下の記事にも注目。

【CES】ソニーが見せた家電とネット連携の将来像 北米を足がかりに”ソーシャル家電”の取り組みを本格化

「Sony Reader」、「bloggie」、chumby互換の「dash」にしても、ある種北米に軸足をおいた製品ですもんね。ってことで、昨年辺りから製品によっては完全に日本市場がスルーされてますが、意外にソニー復活の鍵はこんなところにあったりして…。

続きを読む ソニーの北米市場でのネットワークへの取組み

電子ブックリーダーと電子ブックの価格設定

「Amazon Kindle」、日本のユーザーには高いか安いか

北米で飛ぶように売れている「Amazon Kindle」。約23,000円(259ドル)という価格は、日本人にとってはまだ高すぎるのかもしれないとの締めくくり。

でもって本田さんの「週刊モバイル通信」年頭コラム「2010年の電子ブック事情」に国内出版社の取り分に関する記述が載ってる。

・電子ブック化に際して日本の大手出版社は、売り上げ全体の7割を自分達が取りたいと主張(印刷コスト分は自分たちの取り分に組み込み、取り次ぎ分は流通コストの一部として電子ブック販売ポータルに渡す)
・ソニーは日本での電子ブック流通に関して50対50程度が適当ではないかと話している。この数字は、しかもかなり譲歩した数字として出されているもの。ちなみに、アマゾンは昨年末、大手出版社にKindle向けの電子書籍に関して、アマゾン側の利益が7割となるライセンス条件を打診

ちなみに、非正規の流通が進んでしまう(=販売機会を遺失する)ぐらいなら、電子書籍形式に編集したものをDRM付きで販売した方がいい(=リーズナブルな購買手段を提供しないリスクの方が大きい)というのが北米出版業界の判断らしく、本田さんは国内でも大手出版社が意外に早いタイミングで早期に判断を求められると思うとしていた。

そういえば、昨年末からPSP向けにもコミックス配信が始まりましたけど、実際のところ盛り上がっているのだろうか…。

【追記】経済学者の池田信夫さんも電子ブック絡みで語っておられました。「このままでは日本の家電メーカーは、アマゾンやアップルの下請けとして生き延びるしかない」とか~>日本は電子ブック戦争になぜ敗れたのか

電子書籍リーダーは多機能でなくていい~VAIO Readerの開発は後でいい

「電子書籍リーダーは多機能でなくていい」ソニーのストリンガーCEO

電子書籍リーダーは多機能である必要はないとストリンガーCEOは考えているようです。「幅広いユーザー層に売れるだろうから、ウォークマンや携帯ビデオ端末としても機能するような製品にする必要はない」、「各種のアプリケーションの開発に取り掛かったり、VAIO Readerを開発したりするのはその後でいい」などのコメントが取り上げられています。

後回しにされるとはいえ、「VAIO Reader」がどんな製品になるのかが大いに気になりますです。てことで、アップルタブレットのいろんな噂を吹き飛ばすぐらいの、多機能なモバイル端末に期待したいです…>アップルのタブレット登場を契機に動画配信の競争激化?

【追記】その後、NIKKEI NETでこんな記事を見つけました。「先端機能を盛り込んだ競争力の強いものは自社生産が有利と判断。生産体制の「仕分け」を急ぐ」のだとか。いいですね~、Made in Japan!>ソニー、電子書籍端末は国内生産 海外委託と「仕分け」

続きを読む 電子書籍リーダーは多機能でなくていい~VAIO Readerの開発は後でいい

米ソニー、電子書籍リーダー向けに新聞と雑誌を配信

ソニー、米で新聞・雑誌配信 ニューズと協力、電子書籍端末に

ソニーが年内から米国で同社電子書籍リーダー向けに新聞・雑誌コンテンツの配信を始めるそうです。米ニューズ・コーポレーションと協力し、傘下のWSJなど数十紙を配信予定。他のも、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト、フィナンシャル・タイムズなどが12月末から来年1月にかけて順次加わるとみられているそうです。

ソニー、米WSJと提携!電子書籍端末にコンテンツ配信

こちらのニュースには「Reader Daily Edition」の詳細が載ってます。7.1型のE Inkディスプレイ(グレー16階調)搭載。3G通信対応。連続12,000ページの読書が可能だそうです。本体サイズは幅127×高さ203.2×奥行き812.8mm、重さは約361g。ちなみに、WSJの価格は月額14.99ドル、MarketWatch Todayは月額10.99ドル、New York Postは月額9.99ドル。

電子書籍リーダー日本再上陸の話しも出ていますが、盛り上がるかどうかはコンテンツ供給元(出版社)次第ですよね。新聞や雑誌、複数のコンテンツで串刺し検索とかできると便利そう…。

続きを読む 米ソニー、電子書籍リーダー向けに新聞と雑誌を配信

電子書籍リーダーがソニーの救世主になるのか

電子書籍端末がソニーの“救世主”に 日本再参入も視野

電子書籍リーダーがヒット商品不足に苦しむソニーの救世主になるのか的コラム。B&Nの参入やアップルの新端末開発とのうわさからアマゾンとの2強構図崩壊も予想されており、電子書籍が「ソニー復活」の象徴となるかどうかは予断を許さないとしています。

まあ、ここまで盛り上がったのもKindleあってのことなんじゃないですかね。欧米はまさにこれからが正念場っすね~>電子書籍リーダー『Kindle』、抜群の売れ行き

日本ではコンテンツ次第な気もしますが、なんだかんだで本体サイズも重要かな。文庫サイズのリーダーで新刊が即読める仕組みが作れるなら結構欲しいという人いるんじゃないでしょうか…。

続きを読む 電子書籍リーダーがソニーの救世主になるのか