「PDA/電子辞書」カテゴリーアーカイブ

AppShelf Ver.1.3Beta1

前略GarnetOS様、じゃなくて、拝啓PalmOS様の今関さん作、PalmOS5以上のハイレゾカラーデバイス専用のホーム画面の置き換えアプリ「AppShelficon」がバージョンアップしました。お知らせ感謝です!>今関さん。

AppShelf Ver.1.3Beta1の変更点
iconicon・拡張エリアマネージャーの仕様をVer2対応に
・ビルトインモジュールをアップデート(キーフォーカス、日付選択等の機能が使えるようになります)
・ミニパッドの操作はアイコンパッド準拠にした(フォーカス移行キー等は拡張エリアマネージャーの設定と共通)
・モジュール削除時に、関連データベース等を削除するようにした(同一CreatorIDでアプリケーション/DAのデータベースが存在する場合は、モジュールのデータベースのみ削除)
・ROM上のアプリを縮小表示しているとき、ミニパッド上のアイコンが正しく表示されないことがあるのを修正
・ROM上のアプリを縮小表示しているとき、ファイルブラウザ用のアプリアイコンも縮小で表示させるようにした
・Treoのキーボードで、長押しによる起動を行えるようにした
・コンテンツカテゴリの設定に、DB AttrのHiddenビットも確認する項目を追加
・カードアプリ終了後、メモリーカード上に移動されたファイルの属性を保持するようにした
・フォルダカテゴリでをフォルダを非表示にしているとき、上へ戻るフォルダが表示されることがあるのを修正
・OS5.2以上ではDA起動にDAHelperを使わないようにした
・赤外線アイコンへドロップ時、対応デバイスでは送信方法を選択できるようにした
・ホーム画面を置き換えているとき、アプリケーションボタン(Treoのボタン4等)にAppShelfを割り当てる設定を追加
・フレーム関連の描画等の修正
・その他、バグの修正等

リリースから3年以上経ちますが、「ソニスタのソフトウェアダウンロードicon」PDAコーナーでは常に上位にランクイン。クリエユーザーにも定番となっている素晴らしいアプリですよね。最近になってから中古でクリエをゲットしたという方は是非使ってみてください。

Palm OSがGarnet OSに、Palm PoweredがACCESS Poweredに

「Palm OS」を「Garnet OS」に改名し、ACCESS Powered ロゴを刷新(ACCESS)

ACCESSは、PalmSourceの商標の権利を米Palm社に販売する契約に基づき「Palm OS」の名称を「Garnet OS」に変更したと発表しました。これに伴い、PalmSource製品の搭載を表象していたPalm Powered ロゴをACCESS Poweredロゴに刷新したほか、「Palm OS」を「Garnet OS」に改名しました。ACCESS Poweredロゴの4つの球体は、同社が提供するテクノロジ、製品、革新力を表現。パートナー各社は、携帯端末や情報家電などのACCESS製品搭載機器に同ロゴを表示することで、自社製品がACCESSの先進の技術を採用していることを示すことができるそうです。

違和感バリバリですが、これで買収の成果をカタチにしやすくなるのかもしれませんね。どれだけ時間がかかっているんだという話もありますが…。ちなみに、Palm DesktopもGarnet Desktopになるのでしょうか…。

ACCESSと言えば、ACCESS China Media SolutionsにSONY BMGとWarner Music Groupが資本参加したことが少し前にニュースになってましたね。ソニーBMGよりソニー本体やソニエリと提携してくれるとうれしいのですけれども…。

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CLIE Palm DesktopがVistaで動いた!~ただしWi-Fi対応機種限定【追記あり】

Vista搭載PCを使いたいクリエユーザーに朗報です。以下の、二尾さんからのお便りをご覧ください。(大感謝です!>二尾さん)

さて、1月20日のエントリーで、クリエはWindowsVistaで使えないとありましたが、Windows Vista Businessで実際に試してみたところ、無線LANでのHotSyncができました。恐らくBluetoothでも可能です。シンクするまでの過程を僕のサイトにアップしてありますので、ご参考になれば幸いです。

NCCLがダウンロード提供している「CLIE Palm Desktop」を使うのがミソのようです。ドライバはNGながらWi-Fi経由ならいけるとか。仁尾さんのまとめをそのまま転載させていただきますが、

・CLIE PalmDesktopのインストールはちょっと厄介だけど可能
・USBのローカルHotSyncは不可能
・無線LAN経由でのネットワークHotSyncは可能

とのこと。該当機種は、TH55、VZ90、UX50のみですが、NXシリーズとNZ90もWi-FiカードがあればOKということですね。Bluetooth経由もいけるとうれしいですね。とはいえ、OS4時代のクリエが全滅なのはイタイ。そう考えるとやっぱりVista対応のドライバが欲しいですね…。

そういえば、コンシューマ向けWindows XPのサポート期間が延長されるようですね。クリエの部品保持期限よりも長いので、XP搭載PCでならクリエをなんとか使い続けられそうです…>MS、コンシューマ向けWindows XPのサポート延長

【追記】幸得さんから赤外線経由のHotSyncが成功したとのご連絡をいただきました。(感謝です!)

VistaでWi-Fi経由HotSyncができたとのことでしたが、当方では赤外線経由でもHotSync動作を確認しました。すべての環境で動作するかは保障できませんが、これが可能ならPalmOS4でも利用できます。

環境:
ThinkPad X41(Vista)+CLIE T600C
確認内容:
CLIE Palm Desktopのインストールは概ね問題なし
シリアル経由HotSyncは不可
赤外線経由HotSyncは(時間は掛かるものの)成功
ポイント:
Palm DeskTopは「管理者」として実行しないとデータを正しく表示できません(異なるフォルダを表示してしまう)。
※管理者として実行するには、右クリックメニューの「管理者として実行」を選ぶか、プロパティの互換性タブで設定します。ただ、通常の設定では、起動するたびにUAC(User Account Control)の警告画面が表示されます。

Vista時代になっても、まだまだPalmOS4のCLIEも現役でいけそうですネ。

速度が遅い、対応PCでしか使えない、といった制限はありますが、できるとできないでは大違い。NCCLのこちらのQ&Aも参考にしましょう>[Palm OS Ver.4.*,Palm OS Ver.5.*] 赤外線 HotSync を行う方法

【再追記】M.N.さんからMSの「Virtual PC 2004」を使うのはどうでしょうとのご提案をいただきました。同アプリは無償提供にかわりましたよね。また、今年にはVista 対応の「Virtual PC 2007」の無料ダウンロードも行われるとか。面倒ではありますがその手もありますね。ということで、お知らせ感謝です!

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type U似のセイコーインスツルの電子辞書

ワタボーさんから、セイコーインスツルから発売されるネットワーク電子辞書「DB-J990」のハードのデザインがバイオ「typeUicon」にソックリでちょっとビックリしたとのお便りをいただきました。(お知らせ&クリクラ時代からのご愛読感謝です!)

自分も昨日のIT系メディアのニュースを見て驚いた口ですが、ネタとして取り上げるのもどうかと思っていたところでした。せっかくお知らせいただいたので、画像で比較してみました。

typeU_which.jpg

type U登場時に比較対象として良く取り上げられたW-ZERO3も並べてみました。W-ZERO3は別にして、実際によく似てますね。ちなみに、外形寸法は、

type U:幅150.2mm×高さ32.2~38.2mm×奥行95mm
DB-J990:幅150mm×高さ19.9~20.5mm×奥行90mm

と、厚み以外は非常に近いサイズ。重さはJ990の方が全然軽いですけどね。

ソニーは電子辞書市場から事実上撤退してしまっているので、競合製品がないわけですが、こうまで似ているとある意味気持ち悪いものですね…。ソニー製品でも、クリエUX50がZaurusに似ていると話題になったことを思い出しました。type Uユーザーが目くじらを立てるようなことはないと思いますが、ソニーとしてはどうなんでしょうね…。

(ところで、電子辞書は別にして「リブリエ」の新製品は出ないんですかね…。米国のSony Readerの評判も気になるところです)

クリエは全機種Windows Vistaに非対応 【追記あり】

久しぶりにNCCLを覗いてみたら1/15に「クリエが対応している OS についてを更新しました」というお知らせが。

[クリエ全般] クリエが対応している OS について

clie_vista_ng.gif2007.1.11現在の対応状況ということで、一覧表を見てみると…全機種がVistaに非対応ではありませんか。クリエユーザーがVista搭載バイオを購入しても、動作保証は一切無いということになりますね。

クリエの場合はPCアプリが多数バンドルされたのである意味やむを得ないのかもしれませんが、こうしてオール×を見せつけられると悲しいものがありますね…。せめて対応のPalm Desktop(ドライバ?)でも用意してくれればとも思うのですが、それすら難しいのでしょうか。まあ、XP対応バージョンがそのまま動いてくれれば特に問題ないのですが、サポート外になってしまうことには変わりないわけで…。

ちなみに、Q&Aに書かれているとおり、MS社がWindows 98、Windows Me、Windows 2000の正式サポートを終了しています。ということで、クリエを使い続けたいならXP搭載PC最低1台は手元に確保しておきたいですね。

それはそうと、NCCLだけでしか告知しないという姿勢はどうなんでしょうか。アクセスする人は激減したかもしれないけど、重要なお知らせなんだからちゃんとオフィシャルサイトで告知すべきなんじゃないでしょうか。

仕事の関係で、Windows Vistaを実験環境として触っているというやまうちさんから以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

TH55DKを使っています。試しに付属CD-ROMからPalm Desktopをインストールしてみようとしたのですが、残念ながらアウトでした。ドライバのインストール途中で、セキュリティ保護の警告が表示されます。警告を無視してインストールよう、選択肢をクリックしていたのですが、同じ警告が繰り返し表示されるのみでした。インストールを途中でキャンセルしてみたところ、HotSyncマネージャとPalm Desktopはインストールされているようなので、ダメ元でHotSyncを試みましたが、残念ながら「本体とパソコンの接続に失敗しました」となってしまいます。何か上手い方法があるかも知れませんが、そこまでの検証はしていません……。例えば本家のPalm Desktopをインストールするとか、そう言う方法で回避できればいいのですが……。ひとまず、報告のみですが。失礼します。
X01HTはじめ、スマートフォンも出回るようになりましたし……そろそろ乗り換え時期なのかな~とも思ったりします。TH55は予備機も確保しているのですが……。

そうですか、ダメでしたか。残念です。あとは、NCCLで公開中の単体バージョンとドライバの組み合わせでどうなるかですね…。今月末にはVista搭載PCの出荷も始まるので徐々に状況は明らかになるのでしょう。PalmSourceというかACCESSが何か策を講じてくれるとありがたいのですが…。また、myloやPSPがクリエの代わりを務めてくれるような進化をしてくれれば思い切って乗り換えられるのですが、何となく難しそうですよね…。

【再追記】その後、へるべすとさんからこんなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

CLIEのVISTA対応の件ですが、windowsVistaはWindows2000以来のメジャーバージョンアップだけあって、特にドライバ周りが一新されています。ですので、CLIEに限らず、ほとんどのWin2000/XP用ドライバは動かないはずです。こうやって振り落とされていくというのも悲しい限りですが。

やっぱりドライバなんですか。せめて、Palm Desktopぐらいは使えるようにしてもらえればとも思うのですが…。なんとかしてくれませんか、NCCLの皆さん。

myloはPDAなのか

キーボードを搭載した新PDA「mylo」

iconicon日経パソコンオンラインの「myloicon」レビュー。日経パソコン、2006年12月25日号からの転載みたいです。内容は非常にあっさり。「目的が明確なPDAでもあるため、ユーザーの利用環境にうまく合えば多機能なPocket PCよりも、むしろ使いやすいはず」と締めくくってました。

パーソナルコミュニケーターと銘打っているのに、「PDA」と言い切られてしまっているのが何とも…。広義の意味では間違っていないのでしょうけど、ソニー的には使って欲しくない言葉なのかもしれません。

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