「オーディオ一般」カテゴリーアーカイブ

有料音楽配信売上実績、ネット売上伸びるもモバイルが圧倒

RIAJ、2005年第3四半期の有料音楽配信売上を発表-インターネットでの売上金額が前期比187%に伸長

日本レコード協会が発表した2005年第3四半期(7~9月)の有料音楽配信売上実績によると、全体の売上金額は前期比125%で95億を超えたとか。金額の内訳は「インターネット・ダウンロード」は4億強(前期比187%)で、「モバイル」が90億強(前期比123%)。なお、集計はシングル/アルバムなどを合計した「インターネット・ダウンロード」と、オリジナル音源を利用したシングル曲に着メロなどを合わせた「モバイル」、「その他」の3項目で行われています。

インターネットでの売り上げ増加はiTMS上陸によるものなのでしょうが、それにしてもモバイルの圧倒的な強さが目を引きます。ちなみに、米国ではiTMSの売り上げがTower Recordを追い抜いたとか。

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これぞ真の人柱~元麻生さんのrootkit入りCDレビュー

交換に追い込まれたコピープロテクションCD問題~rootkit入りCDを試す

元麻布春男さんがソニーBMGのrootkit入りCDを実際に購入して試してます。
最後に書かれたコメントが胸にしみいります…。

それにしても、なぜ音楽を聴くのに、300行近い英文、それも契約書のような法律文書を読み、それへの合意を迫られなければならないのだろうか。なぜ、消費者はお金を払った上で、そんなリスクを犯してまで音楽を聴かなければならないのだろうか。

ソニーファンだからって系列のレコード会社を応援する理由などどこにもないです。ソニーBMGが少しでも早くこの世から消えて無くなりますように…。心からそう願っています。

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新NetJuke「NAS-M7HD」レビュー

MP3対応“ネットジューク”はミニコンポ未来形? DLNAやPC共有対応などネットワークも強化 ソニー 「NAS-M7HD」

週刊 デバイス・バイキングに、本日発売となった新NetJuke「NAS-M7HDicon」のレビューが掲載されてます。外観と主な操作方法の他、最大の特徴である様々な音源をHDDに取り込む方法やDLNAクライアント機能についても解説しています。

全部試すのも大変なほど、さまざまな機能を搭載しているが、その全てが“HDDに貯めて、その楽曲をどう扱うのか”というコンセプトに、さまざまな選択肢を用意した結果ということがよく分かる。そうした意味ではPC以外にはできなかった様々な機能を統合した製品といえる

iconiconとはまとめのコメントですが、個人的にはもう少し「Jukebox」たらしめるだけのハンドリング性能(検索性や豊富な再生機能など)が実現できているのかについてが知りたかったです。それと、録音コーデックでATRAC Advance Lossless対応でないのが残念です。NetJukeの様な製品こそ採用すべきコーデックだと思います。まあ、ネットワークアップデート機能もあるようですので、いくつかは改善される余地はあるのでしょうが…。また、HDD増量タイプをソニスタ限定で提供すればよいのにとありますが、スピーカー無しの単体販売もあると良いなと思いました。

ソニー、カラー液晶搭載の新NetJuke『NAS-M7HD』を正式発表~11/19発売

パソコンを使わず、ハードディスクに音楽を手軽に「貯める」「聴く」「持ち出す」ことができる世界初MDスロット搭載ハードディスクコンポ“ネットジューク”発売(ソニードライブ)

ソニーは、HDDコンポとして世界で初めてMDスロットを搭載したMDスロット搭載ハードディスクコンポ“ネットジューク”『NAS-M7HD』を11月19日に発売します。市場推定価格は『80,000』円前後。『NAS-M7HD』は、パソコンを使わずに音楽CDやMDなどの楽曲を内蔵HDDに貯めて高音質で楽しんだり、MDや「ウォークマン」などのデジタルミュージックプレーヤーなどに手軽に楽曲データを転送して持ち出すことが簡単にできます。4.3型フルカラー液晶画面を内蔵し、音楽CD・MD・ラジオ放送・エニーミュージックからの録音や、「ウォークマン」などのデジタルミュージックプレーヤーやMD、メモリースティック デュオなどに転送する操作性を、飛躍的に向上。併せて検索や編集、管理などの快適な操作性も実現し、大容量HDDならではの音楽の連続再生の楽しさを追求したそうです。

やっと正式発表されました。が、いくつか気になる点も。ウォークマンAとの連携は、楽曲の転送・削除のみだし、メモリースティック PRO Duoには未対応なんですよね。なんとか足並みそろえて欲しかったなあ…。

個人的には現行機への不満がどこまで改善されているのかを知りたいのですが、このリリースだけだとわからないんですよね…。ちなみに、改善要望は以下の通りです。

・CDのリッピング中でも他の操作を可能にして欲しい。(他の楽曲を再生したりラジオを聞いたり…。)
・HDDジュークボックスのプレイリスト機能並びに検索性能向上。(楽曲が増えるとリストのスクロールだけでも時間がかかるのです。イニシャルサーチは必須かと。)
・ボタン一つで全曲シャッフルみたいな再生バリエーションが欲しい。
・「ネットワークメディア」機能は逆方向(NetJuke→PC)も可能にして欲しい。というか普通ににミュージック・サーバーになって欲しいんだけど…。
・スピーカーは別売りで単体販売でも良いのでは。
などなど。

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ソニーのヘッドホン新製品2種

ソニー、折りたたみ可能な軽量ヘッドフォン2モデル-30mm径ユニット搭載の密閉型/オープンエア型
ソニー、ネックストラップ一体型インナーイヤフォン-13.5mm径の小型ユニット搭載。カラバリは6色

前者は、折りたたみ可能なヘッドフォンで、密閉型の「MDR-710SL」(6,195円)と、オープンエア型の「MDR-410LP」(2,468円・ブラック、ホワイト、レッドの3色)の2モデル。後者は、ネックストラップ一体型のインナーイヤフォン「MDR-NE2」2,468円)で、グレー、ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、グリーンの6色のカラバリが用意されています。発売はすべて11月10日。

「MDR-710SL」はセンハイザーの「PX200」を意識したのかな。後者はネックストラップ一体型の普及も出るって感じですね。個人的には、エレコムが発表したインナーイヤフォンを首掛けできるレザー製ホルダの方が気になります。この手のホルダの方がデザインにもバリエーションが生まれて面白いんじゃないでしょうか~>エレコム、耳栓型イヤフォンや折りたたみヘッドフォンなど-インナーイヤフォン用のレザー製ホルダも

Panasonicの後出しじゃんけん

高音質SDオーディオをパソコンレスで楽しめるD-snap Audio&D-dock誕生(松下電器産業のプレスリリース)

パナソニックマーケティング本部は、SDメモリーカードを記録メディアとするデジタルオーディオプレーヤー「D-snap Audio」新製品4機種と世界で初めてHDDを搭載したSDミニコンポ「D-dock」2機種を11月19日より発売すると発表しました。大量の音楽を「D-dock」にためこみ、パソコンレスでSDメモリーカードに簡単に転送し、外では「D-snap Audio」で楽しむというデジタルオーディオスタイルを提案するとか。

すでにソニーがNetJukeで、というかAnyMusic対応機器メーカーが実現している機能に近いですが、PanasonicはSDカードで持ち出せることに力点を置いたんですね。AnyMusic対応ではないので、CDDBのためだけにLAN接続するのはもったいない気もしますが、バックグラウンドでエンコード処理ができるのは大きいと思います。NetJukeはこれができないので…。

9月にビクターがNetJuke互換らしきコンポの参考展示を、ソニーもNetJuke次世代機を参考出品していましたが、Panasonicも参入でにわかにノンPCオーディオ市場が盛り上がりつつありますね。ソニーの新NetJukeはPanaよりも後出しじゃんけんになりそうですが、いつ頃正式発表になるのでしょうかね…。

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