「Walkman」カテゴリーアーカイブ

MZ-RH1レビュー~もはやMDは閉じたメディアではない

MDのライブラリーをパソコンで管理できる革命的なHi-MDプレーヤー MZ-RH1

iconiconASCII24による録音再生型Hi-MDウォークマン「MZ-RH1icon」のレビュー。録音用途に限れば、Hi-MDのメディア単価の安さは魅力ですよね。著作権保護のしばりも無くなり、格段に運用しやすくなったことで魅力が出ましたよね。そういえば、ソニスタ限定のブラックモデルがバカ売れしたようで、次に購入できるのは6月中旬、それも予定だそうです。アマゾンでも売れ行き好調なようで「入荷までに時間がかかる場合があります」との表示が。

そういえば、小寺さんがインタビュアーを務める開発者インタビューがやっと掲載されましたね。「MDだからできる、MDの得意とするところをきわだたせて、MDを必要とするユーザーに向けてきちんとしたモデルを作り込んでいく」ことで生まれたのがMZ-RH1ということらしいです。小寺さんの、

・使い方と、使うユーザーと、モノのデザインが一致すること。 RH1にはパッと目を引く派手さはないが、録音ツールとしてこれまでのMDにはない高い完成度を持っている
・製品化前の試作モデルには、「Professional」の文字が誇らしげに記されているところからも、開発者が注ぎ込んだ気迫を感じる
・昨今の音楽シーン、そして今のDMPの流れを見ていると、もう音質で競争する時代はやってこないかもしれないと思うことがある。そんな中で、レコーダとして、プレーヤーとしての質を極めたMZ-RH1の存在が、それを必要とする人の手に確実にリーチできることを、願わずにはいられない。

というコメントが特に目を引きます。必読です!

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ああ、これが1年前に出せていたならば…>デジタル音楽プレーヤーへの移行鮮明、携帯電話との融合は盛り上がらず

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CONNECT Playerが約3ヶ月ぶりにアップデート

「CONNECT Player Ver.1.0.04」アップデート/アップグレードプログラム 及び 「Auto Update機能 for CONNECT Player Ver.1.0.04」アップデートプログラムのご案内

ソニーのパーソナルオーディオカスタマーサポートは、CONNECT Player愛用者を対象として、「CONNECT Player Ver.1.0.04」アップデート/アップグレードプログラムと、「Auto Update機能 for CONNECT Player Ver.1.0.04」アップデートプログラムのご案内を掲載しました。同プログラムにより解決・追加される内容は以下の通りです。

Auto-Update Ver.1.0.04
・「更新の確認」を実行してもダイアログが表示されない問題を解決
・OSがWindows2000の場合、更新プログラムを通知するバルーンが表示されない問題を解決

CONNECT Player Ver.1.0.04
・起動、転送、終了、スクロールなどの速度を改善
・Enhanced CDに対応
・WMA形式 の VBR(可変ビットレート)の曲がOMAに変換されて転送してしまう問題を解決
・転送時にビットレートなどの設定が正しく設定されず、転送ができない問題を解決
・ファイルフォーマットやビットレートを変換して転送すると転送時に毎回ファイルが作成されてしまう問題を解決
・インターネットの設定において、プロキシサーバを使用する環境から違う環境へ変更した場合、CDの情報が取得できなくなる問題を解決
・その他、必要な改善
・ATRAC3plus 352kbpsでの録音が可能に
・プレイリストをM3Uファイルとして保存することが可能に
・一部の操作を説明するダイアログを追加

なお、アップデートはAuto-Updateのアップデート(ややこしいなあ)の実行後に、CONNECT Playerのアップデートを実行するよう呼びかけていますのでユーザーの方はご注意くださいませ~。

ちなみに、本日発売日のHi-MDウォークマン「MZ-RH1」のQ&Aが掲載されました。購入された方は1度目を通すことをお薦めします。

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ソニスタ、Hi-MDウォークマン「MZ-RH1」の先行販売スタート

iconiconソニスタでHi-MDウォークマン「MZ-RH1icon」の先行販売が始まりました。販売価格は、税込39,800円。同機の色々な使い方を募集していた「How do you use『MZ-RH1』?」企画で集まった声も掲載されていて、購入の際に参考にして欲しいとのことです。

なお、組み合わせて使用するマイクロフォンとして、バックエレクトレットコンデンサーマイクロホン「ECM-MS907」とエレクトレットコンデンサーマイクロホン「ECM-719」も同時に取り扱いが始まってます。録音用途がメインという方はお忘れ無く。

バイオだけでなく、新たにMacとの連携もできるとあってPodcastingファンにも強くアピールできそうですね。「MDR-EX90SLicon」と同様にバカ売れしてくれればいいなあ…。

ソニー、ウォークマンPシリーズを中国に投入~現地開発第1弾

ソニーが中国向けウォークマン・現地開発で第1弾

ソニーがウォークマンPシリーズを中国市場で4月下旬に発売するそうです。中国人の好みに合わせ、現地の企画・設計部門主導で開発した新製品第1弾とか。1.5型有機EL搭載でFMチューナーだけでなく録音機能もあるようです。記憶容量256MB、512MB、1GBの3タイプ。価格は799元(約11700円)前後―1199元(約17600円)前後。設計の簡素化などで従来モデルより割安としたとか。

ヨーロッパに続き、中国でも新製品発表とウォークマン周辺があわただしくなってきました。製品画像もあるんですが、小さすぎて今ひとつ詳細がわかりませんね。IT系メディアによる詳報に期待してます。デジカメの一件で何かと風当たりの強い中国ですが、現地生産をで中国市場に強くコミットしていることをアピールするという意図もあるのでしょうか。先日のUSBスティックタイプは日本市場投入もあるかもしれませんが、こっちはどうなるんでしょうね…。

【追記】Tech-On!のニュースに詳細が掲載されました(>ソニー,中国人の嗜好に合わせた携帯型音楽プレーヤーを開発)。MP3とWMAのみ再生可能でATRACには未対応。で、「Sonic Stage」にも未対応とか。大きめの製品画像もあります。ちなみに、Pシリーズは中国市場でのみの販売となるとの記述も。上下方向キーは最初はジョグかと思ったのですがどうやら違うみたいです。また、ソニー中国にも製品紹介ページが掲載されており、中国語ながら製品詳細を確認できます。スクエアな液晶でJPEGやBMPの表示も可能なようです。

ソニーヨーロッパ、USBコネクタ内蔵スティック型ウォークマンを4月末に発売

SONY UNVEILS STYLISH NEW ADDITION TO WALKMAN® FAMILY(SONY Europe)
ソニー、スティック型の新ウォークマンを欧州で発売-2GB/1GB/512MBを用意。超高速充電対応(AV Watch)

walkman_sonyeurope.jpgソニーヨーロッパは、フラッシュメモリタイプのウォークマンの新モデルを4月末に欧州で発売すると発表。2GB、1GB、512MBモデル3種を6食のカラバリ展開するようです。AV Watchの記事によると、1行表示の有機ELディスプレイ搭載で、5バンドのイコライザやFMチューナも内蔵とか。 リチウムイオンバッテリによる連続再生時間は約28時間。USBコネクタでPCへの直挿しに対応。重量は約25gとかなり軽量。楽曲の管理/転送ソフトは「SonicStage 3.4」が付属するそうです。

以前、噂になっていたモノが正式に発表されたようですがリリースには型番が見あたらないですね。CONNECT PlayerじゃなくてSonicStage最新版に対応ということはAシリーズじゃなくて、E30xの後継なのかもしれません。ソニスタでもNW-E307/Bが値下げされましたね。ということは、日本でもそろそろ発表になるのかもしれません。ちなみに、iPod shuffle対抗馬ということなら価格が一番重要でしょうね。有機EL搭載でどこまで価格を近づけてくるかに注目です。

MZ-RH1レビュー~これが最後のHi-MDウォークマンか…

リニアPCMの編集やMac対応で使い勝手が向上~ Hi-MDの存在意義を訴える「MZ-RH1」 ~

iconicon藤本健さんの「Digital Audio Laboratory」に最後のMDウォークマンとの呼び声高い「MZ-RH1icon」が登場。リニアPCM録音したデータをWAVファイルとしてPC側で取り込むことが可能になった「SonicStage v.3.4」との連携機能やMac専用ソフト「Hi-MD Music Transfer」も合わせて紹介しています。小さい筐体に多機能が凝縮されている割に操作性は良く、その操作性の大きなポイントになっているのが有機ELディスプレイとか。また、推奨マイク「ECM-MS907」の音質なかなか良好だそうです。総論としては、バッテリー寿命が長いこととメディア価格が圧倒的に安いということが大きなポイントであり、価格もリーズナブルなので、「PCMレコーダーの選択肢の一つとして考えていい製品」とまとめています。

マイクこそ別売りですが、「PCM-D1」の20万オーバーと比較したらコストパフォーマンスはバツグン。プロ・アマミュージシャンや生録マニアな方々には魅力あるマシンなのではないでしょうか。いかんせん、投入が遅いというか…。

DS_HMD1.jpg実は自分、ポータブルHi-MDドライブ「DS-HMD1」を随分前にゲットしていたのですが、サイトでは報告しておりませんでしたね…。メインはお仕事の大事なデータのバックアップ用途なんですが、Moraで購入したバイオにある楽曲をNetJuke「NAS-M7HD」に移す(アナログ等速です)役割も果たしてくれました。NetJuke入手を機にMD資産はほとんど捨ててしまったのですが、空のMDがごそっと見つかったのと、まあHi-MD自体もちょっと使ってみたかったモノで…。あとMacでもドライバ不要で使えたことも大きいです。

ちなみに、「DS-HMD1」はソニスタではすでに販売終了とのことですが、今度の「MZ-RH1」もUSBマスストレージのドライブとして使えますもんね。それに、もしかしたらこれが最後のMDウォークマンになるのかもしれませんもんね。やっぱ記念に買っておこうかなあ…。