「携帯AVプレイヤー」カテゴリーアーカイブ

ウォークマンEシリーズの本体ソフトウェアアップデートプログラム

NW-E002/E003/E005本体ソフトウェア Ver.2.01 アップデートプログラムのご案内

iconiconウォークマンEシリーズicon「NW-E002/E003/E005」向けにアップデートプログラムが実施されています。本体ソフトウェアバージョン「2.00」以下が対象で、SEARCHで曲を選んで再生しようとした時、まれに「FILE ERROR」表示のまま、動作しない場合があったのを修正したそうです。Eシリーズユーザーの方は要チェックですね。

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ウォークマンS700シリーズへの雑感あれこれ

購入なさった皆さんから連日感想が寄せられる新ウォークマンですが、今回は鋭い洞察力をお持ちのお二方のお便りをご紹介します。まずはkaiさん。(感謝です!)

wm_s_cm.jpg今話題(?)の、S700シリーズのヘッドフォンケーブル長関連なのですが。。。先ほどTVを見てたら、S700のCMが流れていたのですが、最後に女の子がS700を装着しているショットを見るとなんとっ!!右耳側のピースは、首の後ろを回さずに、分岐部から体の前をコード通して装着していたのですよ~。なので、首の後ろを通さないことを前提としたコード長変更、なのかもしれません。現物持っていないのでわかりませんが、恐らくマニュアル等にも、コードは首の後ろ回さないでね!なんて書いてないんですよね。「白いヤツ」がデファクトスタンダードになっちゃったのがこんなとこに波及した…のかどうか知りませんが、個人的にはそこの箇所が一番衝撃的で悲しいCMでした。まさかCMに出てた子が付け方間違えてるなんて・・・無いですよねぇやっぱり。どこぞの社長さんじゃないんだし(笑)

期間限定でWebでも公開中のCMのことですよね。現さんとまさあかさんのレポートにもありましたけど、このコードは見るからにバランス悪そうですね。NC機能で必須の回路も影響しているようですが、長さを変える意図がよくわかりません。とはいえ、実物に触ったのは一回キリ。まもなくポチっとなしたモノが手元に届くので実際に使ってみてから自分なりの感想をまとめますね。
続いてKOMさん。(同じく感謝です!)

私もNM-S706F買いました。ノイズキャンセルは効きますね。電車内で曲を停止すると、途端にゴーという音が戻ってきてビックリします。操作性の悪さと、ヘッドホンコード長の中途半端さは他の方の指摘通りなので、私は店頭展示台に苦言。
せっかく電源が供給されてデモ曲も入っているのに、メニューボタンが隠れているのと、ジョグの上下もほぼできない状態なので、できる操作が非常に限られています。片手で握って操作しやすいか、メニューはどうなっているのか見てみたいのに。万引き対策なんでしょうけど、ワイヤーでつなぐとかいくらでも方法はあると思うんですよ。なんでわざわざあんな台なのか理解に苦しみます。私は、ネットジュークにワイヤー接続されたのがあったんで、それで試しました。あと、台が軽くて、ボタンを押すと台ごと移動してしまいイラつきます。両面テープで固定すればいいだけなのに、複数の家電店で固定されてませんでした。展示台はソニー自身が設計してるんじゃなくて、下請けに丸投げかも知れませんが、それはそれで、ちゃんと監修してないって事なんじゃないかと。なんだかなーって感じです。

透明アクリルか何かで本体ががっちりと固定されているって事なんですかね。しかもそのせいで基本的な操作ができないって事なんでしょうか。ウォークマンはソニーにとって戦略商品なのだから、展示台でも手を抜かないで欲しいものですね…。自分も機会があったら店頭展示を見に行きたいと思います。

iconicon関連して、NW-S700シリーズiconと松下のD-snap AudioのNC機能比較レビューがデジタルARENAに掲載されていましたよ。全体的な性能ではウォークマンに軍配が上がるようですが、D-snapはスイッチひとつでNC機能のオンオフができるのが便利みたいです>騒音は消えるのか? ウォークマン vs. D-snap Audioでノイズキャンセリング勝負!

ウォークマンのCMでもスイッチひとつで切り替えていますが、本来ならあのメニューにはワンステップで辿り着けませんからね。ケーブルの回路部分にスイッチがあったらさらに便利になるのに…ってことで次作での改善要望って事でよろしくお願いいたします、ソニーさん。

そういえば、新ネットジュークiconのフラッグシップ機「NAS-M90HD」の受注がソニスタでスタートしましたね。HDDも250GBと必要十分。あとはこの容量が活かせるHDDウォークマンの登場が待たれます…。

「モノが先、サービスは後」を払拭せよ

ウォークマン付きNCヘッドホン? 「NW-S700F」~ ホントはノイズキャンセリング付きウォークマン ~

このような製品が看板として出てくるあたり、創業時の理念である「自由闊達ニシテ愉快ナル理想工場」は死んではいないと感じる。むしろこのような姿勢こそ、時間はかかるが世界的にも理解され、評価されていくと信じたい

iconicon小寺さんの週刊「Electric Zooma!」にウォークマン「NW-S700シリーズicon」が取り上げられました。開発者であるコネクト事業部門プロダクトプロデューサー伊藤氏と、コネクト事業部門プロダクトリーダーの越田氏へのインタビューが中心ですが小寺さんご自身の感想も盛り込まれており読み応えたっぷり。

個人的に興味深かったのはカラー有機ELに関する記述。これまでのウォークマンに搭載されたモノクロ有機ELは他社製だったんですね。自社製のカラー有機ELの製品化は、越田氏が担当してたクリエVZ90に続く2台目とのことで、結構難しいアプローチだったとか。また、ジャケットサーチモードでのNC機能への影響も初耳で興味深かったです。あと、小寺さんの言う「モノが先、サービスは後」の印象を払拭するためにも、ソフトのブラッシュアップとサービスの充実も忘れないでくださいませ。

ヘッドホンといえば、BOSEのインナーイヤーホンがついに登場とか。イヤーピースの形状がユニークですね。値段も1.5万と高価な部類。これは是非とも音を聞いてみたいっす…>ボーズ、独自形状採用の同社初イヤフォン

新ネットジュークがHDDミニコンポ普及の起爆剤に…なるといいな

「HDDコンポ時代」の幕開けを告げる1台、ネットジューク「NAS-M90HD」

iconiconネットジュークiconの最上位モデル「NAS-M90HD」のレビュー。MDからHDDへ録音されたソースにも働くGracenoteの波形解析/マッチング技術「MusicID」や、そのときの気分やシーン”にあわせた楽曲を提案してくれる「おまかせチャンネル」、新ウォークマンを始めとする外部機器への転送機能についても詳細に解説してくれています。コンポ単体の音質面でも、アンプへの「S-Master」搭載や25ミリソフトドームと130ミリアルミコーンを備えたバスレフ型スピーカー採用により、「安価なミニコンポやラジカセとは一線を画すクオリティ」とか。

ちなみに、ソニスタのNetwork Music Styleで「ネットジューク開発者インタビューicon」が公開されており、「12音解析技術」についての詳細が語られています。購入を検討中の方は必読ですよ。

新ウォークマンも出だし順調とのことで、新ネットジュークの盛り上がりにも期待がふくらみます>“ノイキャン効果”でウォークマンが躍進

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S700シリーズは本当に史上最も高音質なウォークマンなのか…(追記あり)

ソニー初のノイズキャンセル回路内蔵「ウォークマンSシリーズ NW-S703F」

デジタルARENAによるウォークマンS700シリーズの1GBメモリモデル「NW-S703Ficon」のレビュー。ソニー自らが「目指したのは史上最も高音質」と豪語するウォークマンSシリーズの音質を厳しくチェックしています。

iconicon個人的に気になっていた遮音性についてですが、EX90SLにあったダクトがふさがれた事で遮音効果が得られたらしく、おもわぬプラスになっているようですね。全体のバランスは低域寄りながら、実売4000~5000円台のイヤホンと思えば文句のない性能と高評価。NCの完成度も高く、「地下鉄スペシャル」として効果的との記述も。ただ、ウォークマン単体の音質については、「アンダーパワーでヘッドホンのドライブ能力が低く、聴感で分かるほど明らかにS/Nで劣る」として、積極的に評価できる点は見当たらなかったそうですが、NCヘッドホンを含めたトータルでなら史上最高音質のウォークマンと断言できるとか。

また、S700シリーズの力点は「モバイル環境でも鑑賞に耐える音を創る」ことにあり、必ずしも原音忠実再生とは一致しないときっぱり。IT系メディアのレビューや、実際に購入なさった人のご意見も多く目にしてきましたが、ここまで音質について掘り下げたレビューは無かったように思います。「ノイズキャンセリングヘッドホンを買ったらオマケにプレーヤーも付いてくると思うと破格」との評価もありますね。買おうか買うまいかいまだに悩み中の自分にとっても、色々な意味でとても参考になりました。「あとは魅力のある音楽配信サービスに期待したいところ」という締めのコメントもGoodっす。

ところで、レーベルゲートとJ-WAVEが、ネットラジオと楽曲配信サイトとの連携に向け業務提携したそうです。これにより、ネットラジオで聴いた曲がmoraですぐに購入可能になるとか。ネットジュークにもラジオ番組とエニーミュージックが連動する機能がありますが、できるのはFM東京系列だけなんですよね。ということで、そっちも早く何とかして欲しいぞと…>J-WAVEのネットラジオとmoraが連携サービスを開始

【追記】mratsさんからウォークマンS700シリーズについて以下のようなお便りを頂戴しました。(感謝です!)

こんにちは。連日のウォークマンS700シリーズの記事、興味深く読ませてもらっています。私は先日S706Fをゲットし、今年の春頃にはMDウォークマンMZ-RH1も購入しているのですが、7日の音質検証の記事を見て思いを新たにしたのは、
■S700シリーズは音質補正系■RH1はピュア音質系
なのかな、ということです。
私は音質をくわしく語れるほどではないですが、RH1の方が、デジタルアンプ、大容量コンデンサといった、高音質への骨太?な取り組みが音に現れていると思います。実際、RH1はイコライザも何もかけない素の音がいちばん気持ちいいですが、S700はあれこれ細かく設定して、いい音のポイントを見つけながら使っています。S700はもちろん気に入っていますが、史上最高音質のウォークマンはRH1かも。S700の場合”目指したのは・・”の前置きツキですしね。
<追伸>いろいろな方の投稿と同じく、私もSonicStageの”コンピ”の概念やら一部のジャケ写が転送できない点にとまどっています。一方で、PodCastアイコンなどをオリジナルで作ってPodcast配信されているMP3などから取り込んで聴いています。ちょっと楽しいです。

iconiconなるほど~、確かに史上最強も「目指した」だけですもんね。ウォークマンというくくりであれば史上最強はおっしゃるとおり「MZ-RH1icon」なのかもしれませんね。S700シリーズは出先の劣悪な環境をも快適なリビングルームへと変貌させてくれる総合力が魅力ってことになりそうですね。

(ということで自分もついにポチっとなしてしまいました~。感想は届いてからってことで…)

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ウォークマンよりもmyloのアプローチのほうが競争には有効?

ソニー「mylo」ハードウェアレポート

iconicon塩田紳二さんのmyloiconバラしレポート。国内販売が決まったmyloですが、塩田さんがバラしているのは米国で購入したモデルです。素人が読んでも何がなにやらですが、注目したのはメインCPU「i.MX21」に関する内容。「i.MX21」はARM9コアを内蔵したCPUで、PalmのPDAなどに採用されて有名になり、「DragonBall」と呼ばれていたシリーズの1つなのだとか。それだけのことでもクリエファンにはなんとなく嬉しかったり…。

また、採用されているデバイスなどを総合すると、myloは「贅沢な作り」らしく、「あまりコストを下げられそうにもない」とか。日経BPのバラし記事では工夫次第でコストダウンがはかれるみたいなことが書いてあったのとは対照的ですね。以下は、塩田さん的な締めのコメント。

これで、Javaのプログラムでも動いたら筆者的にはPSPよりも魅力的。あえて不満を言わせていただけば、ワイヤレスのヘッドセットやステレオヘッドフォンをつなげるBluetoothがないことぐらいだ。ソニー的には、音楽用プレーヤーの本命は、ウォークマンブランドなのだろうが、こういう違う方向からのアプローチのほうが競争には有効な気がする。

まさに本質をついているように思いましたです。myloにはさすがにH.264をぶん回せるパワーは無いようですが、DRM対応WMA対応といったAV再生の懐の広さ、キーボードという入力装置内蔵、持ち運びやすいサイズなど、PSPやウォークマンよりも優れた点を持ち合わせているのが魅力ですよね。これにBluetooth対応が加わればと思うと…。発売までまだ期間があるので、前向きに検討して欲しいものです。

それと、毎度毎度取り上げるのも何かと思いご紹介していませんが、ソニスタのイイジマさんによる「mylo blogicon」も盛り上がっているようですね。直近のエントリーではアンケートの実施について告知していますが、先週末に開催された大阪ソニスタで実機展示についてもそのうち公開されるのではないでしょうか。東京での展示も間もなく。楽しみになってきました。

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