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au「W54S」の関東エリア発売が2/3に決定~LISMO Portの提供とmora for LISMOサービスは先行スタート

「W56T」「W54S」の発売日、関東は2月3日に

沖縄以外の地域の発売日が未定だったソニエリ製のauケータイ「W54S」ですが、関東エリアでの発売日が2/3(日)に決定したそうです。発売日が確定していないその他の地域については、近日中にあらためて案内される見込みとか。

KDDI au: ソフトダウンロード > au LISMO Port

ちなみに、auは2/1から上記「W54S」などのKCP+端末対応の新ソフト「LISMO Port」の提供を開始しております。同ソフトを利用することで、au携帯電話に保存している「着うたフル」や「ビデオクリップ」をPCにバックアップできるほか、同ソフト経由でダウンロードした転送回数が1回以上、または無制限の着うたフルであればウォークマンに転送できます。

LISMO Portの対応携帯電話は、W56T、W54S、W54SA、W61SA、W61T、W61S。ウォークマンは、A910シリーズ、S710F/S610Fシリーズ、A800シリーズ、E010シリーズ、S700F/S600シリーズ、S200Fシリーズ、E000シリーズ、A600シリーズ、A3000、A1200、A1000。

au携帯と連携可能なPC向け音楽配信「mora for LISMO」-2月1日スタート。専用ソフト「LISMO Port公開」

でもって、レーベルゲートが「LISMO Port」上で音楽配信サービス「mora for LISMO」を開始。上記「LISMO Port」からアクセス可能で80万曲のATRAC形式楽曲がラインナップされています。

ちなみに、LISMO PortとLISMO Music Portは共存可能で、SonicStageCPとSonicStage for LISMOを使い分けも可能だそうです。むー、なんだかややこしいっすね…。W61SやW54Sを購入予定でウォークマンもバリバリ使うという方は色々と確認しておいた方がよいかもです>LISMO! > よくあるご質問

あと、mora絡みなんですが、2007年12月12日から、ソニー・ミュージックエンタテインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオンの音源利用ルール(外部機器への転送およびCD-Rへの書き込みの回数)が変更されたそうです。これにより、ほとんどの楽曲でCD-Rへの書き込みによるバックアップが可能になったとか。以前購入した楽曲の音源利用ルールは・・・変更できないんだろうなあ>メンテナンスのお知らせ

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ネットジューク、最新機種のみau携帯連携アップデート

「NAS-D55HD」「NAS-M75HD」「NAS-M95HD」本体ソフトウェア Ver.2.00.00 アップグレードのご案内(ネットジューク カスタマーサポート)

iconiconソニーが、HDDコンポ“ネットジュークicon”「NAS-D55HD」「NAS-M75HD」「NAS-M95HD」本体ソフトウェアバージョン[2.00.00]の提供を開始しました。auのKCP+対応機との連携に伴うアップデートで追加される機能は以下の通り。なお、KDDIの「LISMO Port」は2/1からauのホームページ経由で提供されるそうです。

  • au「LISMO」対応携帯電話のEZ「着うたフル」を本機に取込めるようになります
  • 音楽データをau「LISMO」対応携帯電話に転送できるようになります
  • au「LISMO」対応携帯電話から本機に取込んだEZ「着うたフル」をウォークマンに転送できるようになります

ネットワークアップデートが売りのネットジュークですらこれです。レコーダーの「ダビング10」もそうですが、最新機種向けにしかアップデートが提供されないのがなんとも歯がゆいというか、切り捨て方が相変わらずというか。これがソニーだと言えばそれまでですがもう少し何とかならんもんでしょうか。

話は変わりますが、Takeさんから音楽ファイルについてこんなお便りをいただきました。(感謝です)

SPAさん、こんばんは。毎日楽しく拝見させて頂いております。今日お伺いしたいのは、音楽ファイルについてです。既にSonicStageには、一万弱のATRAC(DRMあり)ファイルがあります。しかし、昨年は何か大きく動きましたよね。今後どのフォーマットを使用するのが良いものなんでしょうか。自分も昔はMP3でせっせと貯めこんでおりましたが、NW-MS9を使い出した辺りから、ATRACに変更し現在に至ります。自分の主な使い方としては、1、ルームリンク VGP-MR200での再生。ですがこのルームリンクは、ファイルの読み込み速度が非常に遅く、精神上宜しくないので、最近はもっぱらPS3にその役目を奪われました。2、携帯電話 W52Sでの再生。3、車 専用で使用しているウォークマン NW-HD5。そんなところなんですが、携帯も、ウォークマンも最新機種は既にMP3対応ですし、確かVAIO MusicBoxなんかはDRMのかかったATRACは対応していないんですよね?もう今後のライブラリーは、MP3に変更して良いのでしょうか?今買ってきたばかりのCDを目の前にしながら、悩んでおりました(笑)。MP3で良いですよね?SPAさんはどうなさってますか?アドバイスよろしくお願いいたします。

自分の場合ですが、ウォークマンはその時に集中して聞きたい音楽しか入れないので、できるだけ良い音で楽しむためにATRACのロスレス(DRM無し)中心で運用しています。なのでSonicStageで管理する楽曲はきわめて少ないです。CPUへの負荷もさることながら、千万単位の楽曲を管理するだけのHDD容量が今使っているバイオに無いものですから。仮にあったとしても全部をマルっと持ち歩けるウォークマンが無い…。ぶっちゃけますと、昔からSonicStageが肌に合わないんです。なのでただの転送ソフトと割り切って使ってます。って、全然質問の答えになってませんね。

今後選択すべき音楽ファイルについては、すでに結論を導かれていらっしゃいますが、MP3(192kbpsぐらい)がベストなんじゃないでしょうか。プレイヤーを選ばないは言うに及ばず、今時のプレイヤーはギャップレス再生もできるようだし、NASだのDLNAといったネットワークを介したやりとりでも問題ないですし、将来的なことを考えてもつぶしがきくというか、一番不自由がないのではないでしょうか。

ちなみに、自分のiPod用の音楽データは、洋楽がAAC(128)で邦楽がMP3(192)になってます。これは母艦(Mac)をわけて運用していたなごりで、iPodも洋楽用と邦楽用を使い分けてました。本当は全部MP3にして全てをNASで管理して、ウォークマンもiPodも関係なく使えるようにしたいのですが、何百枚もある洋楽CDを一からリッピングするだけの気力が無いというか…。ネットジュークが真の意味での音楽ファイルの母艦になってくれて、コンポとしてはPCMのリッピング&再生が基本で、ウォークマンやiPodで持ち出す場合にそれぞれの機器に最適なビットレートを選択できるなんて使い方が理想なんですが、今のソニーにそれを期待するのは難しいのでしょうね…。

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スタパ齋藤さんがポータブル充電器を比較レビュー~ソニーEnergyLINKの評価は

iPod、ゲーム機、ケータイ――ポータブルUSB機器を緊急充電

スタパ齋藤さんの「週刊スタパトロニクスmobile」。給電可能なUSBポートを持つ予備電源としても使えるポータブル充電器の比較レビューということで、ソニーEnergyLINK(CP-3H2Kicon)、パナソニック「ポケパワー」、三洋「eneloop mobile booster」が取り上げられています。

iconiconEnergyLINKは、シンプルながら実用的で多機能。常用するには大きすぎるが、本体のみでコンセントに挿せるので、旅行や出張時にはナイスな選択になる可能性もあるとしていました。また、電池は本体サイズ的に4本使える仕様にして欲しかったとのコメントも。

ポケパワー、eneloop mobile booster3機種についての個別の感想もありますが、最終的に動作面での細かい事を考えると、eneloop「KBC-E1S」がいいのかもしれないそうです。ただ、用途や目的、使用感によってそのような結論に至らないケースも多いと思われるので、それぞれがジックリ吟味して欲しいとのこと。

自分もEnergyLINK使ってますが、電池2本ならもっとコンパクトにして欲しいと思いますです。「KBC-E1S」は、アマゾンでの評価は今ひとつですが、やじうまミニレビューでも結構高評価なんですよね。今度買ってみるかなあ…>コラム:やじうまミニレビュー三洋電機「eneloop mobile booster」

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ワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15P」を試す(2)

前回に引き続き、今回はワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15Picon」とBluetooth搭載ケータイとの連携について、手持ちの東芝製au「W54T」との組合せを試してみた結果をお伝えします。

■BT15PとW54Tの連携でできること

BT50とほぼ同じなんですが、BT15PとW54TをBluetooth接続することで、ハンズフリー(HFP)による通話以外に、W54T側の音楽プレイヤーやワンセグの音声出力とワイヤレスによる基本操作が可能になります。これらは、両機が対応する「AVRCP」(リモコン操作)、「A2DP」(ステレオ音声)というBlueotoohプロファイル、によって実現できています。また、W54Tはコンテンツ保護に対応したSCMS-T方式を採用しているため、接続できる機器を選びますが、BT15PはしっかりSCMS-T方式に対応しているのでまったく問題ありません。

■BT15PとW54Tのペアリング

W54Tは初期登録段階で「ワイヤレス機器」と「ハンズフリー機器」の二つの選択肢があります。前者がワイヤレス操作と音声出力にハンズフリー通話をひとまとめに接続(HFP/AVRCP/A2DP)、後者がハンズフリーのみで接続(HFP)するものです。ペアリングは、

  1. BT15Pの電源ボタンを長押し(7秒)してペアリングモードに移行
  2. W54T側からBluetoothの初期登録>機器検索を実行
  3. 「DRC-BT15P」を選択
  4. W54Tがパスコードを要求してきたら「0000」を入力

以上のステップです。HFPかA2DPで一度ペアリングしてしまえば以後は面倒なパスコード入力は必要ありません。W54TからBluetoothの接続待ちを開始すれば、BT15Pの電源を入れると自動的にHFPで接続してくれますし、「ワイヤレス機器」からBT15Pを選択すればA2DP接続も追加され、AVアプリの音声も出力されるようになります(詳細は後述)。

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ちなみに、W54TにはBRM1やRollyなど手持ちのBluetooth対応機器を手当たり次第に登録してあるのですが、BT15PとBT50はアイコンが自動車で他の機器はヘッドホンなんですよね。違いが今ひとつわかりませんが…。

■BT15Pで楽しめるW54TのAVアプリ

W54T側からBT15Pを「ワイヤレス機器」で接続すると、ハンズフリーによる通話以外にに、音楽プレイヤー(LISMO)やワンセグ・デジラジ(EZテレビ)、FMラジオ(EZ FM)の音声をワイヤレスで楽しめるほか、曲やチャンネルの送りをリモコン操作できるようになります。有効にするにはW54TのBluetoothメニューまたはトップのショートカットから「ワイヤレス機器選択」にアクセスして「DRC-BT15P」を選択します。

W54TとBluetooth接続した状態でBT15Pのプレイボタンを押すとW54TのLISMOプレイヤーがバックグラウンドで立ち上がり音楽の再生が始まります。曲の再生中にFFとREWボタンで曲の送り、戻しも可能です。なお、早送りと巻き戻しは機能せず、連続再生した時の曲間ノイズも発生。BT50とまったく同じでした。ワンセグは、これまたBT50同様、定位が右より。これはW54Tの仕様と割り切ります。ちなみに、FFとREWボタンでチャンネルの送り、戻しが可能です。

■BT15Pでハンズフリー通話

同居人に協力してもらい試してみましたが、BT15Pのマイク音声についても聞き取りやすいそうです。ただ、ストラップとの組合せの場合は微妙に服とこすれるのか、がさごそ音がするといってました。また、相手側の音声はヘッドホンをしていることもあって音質はイマイチながら聞き取りやすいです。

ちなみに、音楽プレイヤーやワンセグを楽しんでいる状態で着信があると、いずれもアプリが中断されるようになっています。着信時にマルチファンクションボタンを押すと通話できます。終了後は自動的に着信前のアプリに戻り再生を開始します。また、W54TとBT15Pを「ワイヤレス機器」接続している場合のみ、CメールやEメールの着信があった場合、AVアプリの再生が一時ストップして着信専用アラームが鳴ります。アラームが終わると再び再生が開始されます。

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■複数のBlueooth機器との組み合わせは?

BT50で悪戦苦闘しソフトバンクのZTBAC1ではNGだった、音楽再生はウォークマン+NWB1、ハンズフリーのみW54TとBluetooth接続という組み合わせですが、BT15PではBT50の苦労が嘘のようにあっさりできちゃいました。手順はこんな感じ。

  1. あらかじめW54T側で「ワイヤレス機器」接続をOFF(本体スピーカー)に
  2. W54TのBluetooth待ち受けをON
  3. BT15Pの電源を入れると、W54Tとハンズフリー(HFP)のみで繋がります
  4. ペアリング済みのウォークマン(+NWB1)の電源を入れます
  5. BT15Pとウォークマン(+NWB1)がA2DP接続

以上のステップで、音楽再生はウォークマン+NWB1、ハンズフリーのみW54Tが可能になります。ウォークマンの音楽再生もリモコン操作もまったく問題なし。ケータイに着信があると、ウォークマンの再生はストップしマルチファンクションボタンを押すと通話できます。当然、通話終了後は音楽再生が復帰します。あー、なんと快適なんでしょう。なお、メールの着信があった場合の着信専用アラームは鳴りませんでした。

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ちなみに、自分のように複数のBluetooth機器にこれまた複数の機器を登録していると、ペアリングの順序の問題もあってか、機器同士がサクッと繋がらなくなることがあります。BP15Pを使っていて、繋がるのに時間がかかるとか、なかなか繋がらない場合はマルチファンクションボタンを押してみましょう。こうすると機器を検索しに行ってくれるみたいです。

■ソニエリのBluetoothケータイとBT15P

2008年1月現在、ソニエリのケータイでBluetoothを搭載している機種は、間もなく発売されるau「W54S」のみですが、噂のサイバーショットケータイ「W61S」にもBluetoothが標準搭載されるような話になっています。前者は東芝のOEMとの話なので、おそらくBT15Pとの相性も良いはず。後者については詳細がわかりませんが、ソニーのオーディオチームがBT15Pを「for Bluetoothケータイ」としてプロモするぐらいですから、東芝製ケータイと同様の使い勝手をソニエリが実現してくれると思います。

iconiconauにとどまらず、日本のソニエリケータイにBluetoothが標準搭載されるようになれば、自ずとBT15Pのような商品が注目を浴びることになり、ソニーのオーディオビジネスにも活力をもたらしてくれるはず。W61Sの動向を含め、ソニーのワイヤレスオーディオ機器の今後に期待したい今日この頃です。

これまた長くなったので、音質や感度、まとめ的なことは次回に。

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ワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15P」を試す(1)

遅くなりましたが、2008年初のソニー製品購入とあいなったワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15Picon(以下BT15P)」のレビューをお届けします。

■BT15について

iconiconBT15Pでできることは、Bluetoothに対応する音楽プレイヤー(一部は+トランスミッター)やBluetooth対応携帯電話の音楽やワンセグ放送の音声をワイヤレスで楽しめるほか、A2DPというプロファイルがサポートされている機器であれば基本的なリモコン操作も行えます。音楽再生を含む連続通信は最大6時間で、携帯電話の連続待ち受けのみであれば最大100時間のバッテリーライフ。また、ヘッドホンは付属せず、好みのヘッドホンと組み合わせて使います。

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パッケージには、Bluetoothケータイとの組合せを意識してか、「for Bluetooth音楽ケータイ」の文字やau「W54S」とのコーディネートを訴求するシールが貼られていました。中身は本体と専用の充電スタンドとそれ用のACアダプターのほか、2Wayの装着スタイルを実現するためのクリップとストラップと取説などの印刷物となっています。ちなみに、自分が購入したのはベルベットブラックカラーの「BT15P/BI」です。ブラックと名が付いてますが、光に当たるとソニーブルーに見えなくもないです。

ACアダプターは既発売のBluetoothヘッドホン「DR-BT50icon」やCDウォークマンと同じプラグの3Vのもので、充電器にプラグ挿して使います。BT15Pの充電は本体を横にして側面にある端子を充電器に差し込みます。充電中はジョグ上部の赤ランプが点灯し、充電完了後に自動的に消灯します。満充電まではおよそ2.5時間とか。

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本体は縦長で、ちょうど自分の薬指ぐらいのサイズ。基本操作に必要なボタン類は、向かって左側面にあるマルチファンクションボタンを含め、本体の上半分に集中しているのが特徴かと。また、充電時に下になる右側面に充電端子とリセットボタンが用意されています。なお、取説によると、本体下部にBluetooth用のアンテナが内蔵されているそうです。本体をスーツのポケットに放り込んで使う場合などはちょっと意識したいですね。

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クリップを使う時は本体背面にあるクリップホールにクリップのロックツマミをつまんだままはめ込んでクリップを動かさずに本体を左に回すと取説にあります。自分は本体を固定してクリップを右に回してはめ込みましたが、まあどちらでも問題ないと思います。外す場合はクリップをロックツマミをつまんで、取り付けた時とは反対に回します。取説を読まずに取り付けた自分はクリップの取り外し方(ロックツマミをつまむ!)がわからず、クリップホールが変形してしまいました。購入予定の方はくれぐれも要注意です。

ストラップホールはクリップホールの真上にあり、クリップ装着時にはロックツマミが微妙に干渉する位置にあります。ストラップ、クリップの順に付ければ両方同時に使えます。自分は付属のストラップは使わず、画像にあるようなパーツを付けっぱなしにして、クリップと手持ちのストラップをうまく使い分けようと思ってます。

■ウォークマン+NWB1とのペアリングとコントロール

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手持ちのウォークマンA808と専用オーディオトランスミッター「WLA-NWB1icon(以下、NWB1)」の組み合わせで試しましたが、BT50の時とまったく同じ。BT15Pの電源が切れている状態でPOWERボタンを7秒以上押し続けるとペアリングモードに移行します。この時、LEDは青と赤二つとも同時に速く点滅します。この状態のままNWB1をペアリング処理状態にすればパスコードなどの入力の必要もなく、ペアリング処理が行われすぐに使えるようになります。なお、ペアリング完了後のLEDは青いランプのみがゆっくりした点滅に変わります。

また、BT15PはAVRCPプロファイルに対応しているので、ジョグスイッチを使った楽曲の再生・停止、曲戻し・曲送り、早戻し・早送りの操作をワイヤレスで行えます。なお、BRM1やBT50で可能なグループの頭出し・グループの連続頭出し操作は、それに相応するボタンが用意されていないため、できないようです。

■同等製品との比較

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手持ちの同等製品との比較。BD15Pをはさんで左はソニーの「VGP-BRM1(厳密にはVGP-BRM1Diconですがレシーバーは同じなので気にせずいきましょう。以下BRM1)」、右はソフトバンクのステレオBluetoothヘッドセット(以下ZTBAC1)。ストラップは使えてクリップが使えないのがBRM1で、クリップ内蔵でストラップは使えないのがZTBAC1ですが、BT15Pは後出しジャンケンなのでどちらも使えるようになってます。本体の体積はざっくりと五十歩百歩ですが、重さはBT15Pの15gがBRM1の約半分で最軽量。クリップ付けたら17gのZTBAC1とどっこいどっこいですが…。

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今現在、愛用者が多いと思われるBRM1との細部比較。基本的な操作をジョグスイッチに集約し、ボタンやスイッチの極力減らし、なおかつ本体上半分に集中させているのがBT15Pの大きな特徴かと。電源ボタンも大きくBRM1よりも操作しやすいです。ちなみに、BRM1にある頭出し・グループボタンやホールドスイッチはBT15Pにはありません。ヘッドホン端子の位置は真逆。端子が下部に設けられているBRM1に対して、BT15PはZTBAC1同様上部にあります。個人的にはストラップで首から提げて使う場合は下部の方が操作しやすいと思うのですが、慣れてしまえばさほど気になりませんでした。動作中であることをしめすランプも非常におとなしめでへんな主張はありません。というかBRM1が派手すぎなのかも。なお、ランプの仕様はBT50とほとんど同じようです。

と、これ以上書くと長くなりそうなのでいったんここで終了します。音質と使い心地、Bluetoothケータイとの連携や総論的なことについては次回に。

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ウォークマンA910シリーズにぴったりフィットする極薄シリコンジャケット

SONY WALKMAN A91シリーズ専用シリコンジャケット(レイ・アウト)

昨年、iPodとウォークマン専用ケースの販売できら星の如く現れたレイ・アウト社が今度はワンセグ対応のウォークマンA910シリーズicon専用シリコンジャケット「RT-SA9C1シリーズ」を開発。専用に設計されたピッタリサイズでデザイン・操作性を失わず、 嫌なもたつきやよれを防いでくれるとか。シリコンジャケットを装着したまま各種ボタンやコネクタもアクセス可能で、液晶面を保護するフィルムも標準で付属。ブラックモデルはお馴染みの不透明シリコンに深紅色のシルクを加えたもので、シルバーモデルをブラックシリーズとして楽しめるそうです。発売は2/1で価格はオープン。ちなみに、アマゾンでは税込954円(安っ!)で受注が開始されてました>ブラックホワイト

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自分は、同社のiPod5Gと昨年末購入したtouch用のシリコンジャケットを使っておりますが、どちらも非常に気に入って使ってます。極薄なので保護性能は今ひとつなんですが、手触りも良く、元々の筐体デザインを損なわないのが好きです。A910のソニスタ限定モデルは指油も付きやすいし、この手のジャケットで気分転換してみるのも良いのではないでしょうか。