「iPod」カテゴリーアーカイブ

PSPもiPhoneに直接記録可能な汎用ビデオレコーディング機器

iPhone 3GにAV機器からのコンテンツを直接記録できる「iRecord Pro」

米Streaming Networksが、テレビやビデオレコーダー・カメラなどのAV機器のコンテンツを、iPhone、iPod、PSP、ウォークマンなどに直接記録できるハードウェア「iRecord Pro」を発売したそうです。D1(720×480)の解像度をサポート。タイマー予約録画やMPEG-2のH.264変換も可能とか。価格は259.99ドル。

Nokia N95、N78などのスマートフォン、USBメモリ、PC、Macなどへの記録が可能だそうです。対応機器はこちらのCompatibilityリストで確認できます。出力側の機器と入力側の機器間に同機を挟むスタイル。まさに汎用版ビデオレコーディングクレードル。同社サイトのデモを見る限り、色々使えそうな感じです。日本でもどこか売るのかなあ…。

米ソニーがiPod用ワイヤレススピーカー「S-AIRPLAY」を発表~スピーカー10台に同時出力可能

米Sony、マルチルーム対応iPod用ワイヤレススピーカー-10台までのスピーカーに出力可能

米ソニーがマルチルーム対応のiPod用ワイヤレススピーカー「S-AIRPLAY」を9月に約400ドルで発売すると発表。センターユニットと2つのワイヤレススピーカーから構成され、なおかつスピーカーの複数登録(最大10台)が可能で、同時に音声出力可能とか。追加スピーカーは約130ドル。


広い家に住んでたらさぞや便利なんだろうなあ。ウサギ小屋な住宅事情の日本で使うなら、センターユニット側でスピーカー出力を個別にコントロールできたほうが使い勝手は良いかも。って、いずれにしても日本では出ないのでしょうけど…。

それはともかく、個人的に注目したいのはこのスピーカーのシリーズ名。あの、「AIRPLAY」の前に「S」です。もう、プロモに使うっきゃないっしょ>Jay Graydon と Sony の関係7/21のつぶやき~AIPLAY25周年記念CDキター!

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iPhone & iPod touch版「Simplify Media」はすごい!

自宅のiTunesライブラリを3G経由で再生するiPhone用ソフト
自宅のiTunesをiPhoneで楽しめる「Simplify Media」–先着10万名は無償

先週公開され、瞬く間にApp Storeの無料人気アプリ上位に躍り出た「Simplify Media」に関するニュース。自宅のPC or Macをサーバーにして、無線LANや3G回線経由でiPhoneやiPod touchから自宅のiTunes(音楽)ライブラリにアクセスできるというもの。すでに使っている人も多いと思いますが、これマジですごいアプリ(というかソリューション)です。個人的には正に待ってましたなソフト。もう速攻でダウンロードしましたよ。オンライン前提ではありますが、音楽に関してはiPhone(iPod touch)のメモリ容量の制限がなくなりますね。

自分はMacで洋楽、VAIO(type U)で邦楽を管理していますが、どちらのライブラリにも問題なくアクセスできました。ちなみに、type Uの方はNASをストレージにしてますが、データがNAS上にあってもちゃんと再生できます。音楽好きにとってはキラーアプリです。ホント、iPhone買って良かったなと思いました。めちゃくちゃバッテリー喰いますけど…。

ちなみに、iPhone & iPod touchのファーム最新版(バージョン2.0.2)が公開されていまーす。どこがどう改善されたかはわからないそうですが…>アップル、iPhone 3GとiPod touchをアップデート

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iPod専用ミニスピーカーを試すことでソニー「SRS-NWT10M」の良さを確認

先日、久しぶりに地元のヴィレッジバンガードに立ち寄ったんですが、レゴブロックのようなiPod専用のミニスピーカーが売られているのを発見。ポップな外見につられて購入。VERSOSというメーカーの「iBlock(BB5002)」という製品で税込2,100円。iPodのドックコネクタに装着するタイプで対応機種が多く、電源いらずなのが最大の売りみたいです。「Active Bass System」なんてコピーもあるので低音にも自信があるのでしょうか。

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外見は正にレゴブロック。正面の左右にある十字の切かきがスピーカー部。中央下部の凸部2カ所がボリュームスイッチになってます。裏面はメーカーロゴの類が入っているだけ。使い方は説明いらず。ドックコネクタに装着してiPodのプレイボタンを押すだけ。iPod本体からのボリューム操作ができないので、音量は先述のスイッチで調整することになります。

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肝心の音質は、AMラジオ並といったところでしょうか。「Active Bass System」と名が付く割に乾いた音。まあ、このサイズじゃ、これが精一杯ですよね。ボリュームもなめらかに上下するのかと思いきや、どうやら大中小の3段階しか無いようで、大だと露骨に音が歪んじゃいます。

iconiconこういう比較対象を使ってみると、ソニーのウォークマン専用「SRS-NWT10Micon」は実に良くできてるなあと感じます。ボリュームも本体側から出来るし、ボリュームがマックスでも絶対に音割れしないですもん。さらに、安全面から使い始めにフェードインしながら音を出力する機構も取り入れてますしね。実売は2,980円ですが、iBlockの2,100円を考えると結構お得なんじゃないかとも思えたり…。

とはいえ、iBlockにも良いなあと思うところがあります。スピーカーを装着した状態で自立できるんです。決して安定しているわけではないのですが、自立させることでバッフル効果も生まれ音にメリハリが出てくるような気がします。色々いうてますけれども、この手のミニスピーカーに高性能を求めるのは酷というもの。所詮はおもちゃと割り切って、ながらBGM的に使うのが幸せなんでしょうね。

そういえば、最近、スピーカー内蔵のDAPも増えてますよね。iPhoneはケータイですが、モノラルスピーカー内蔵で音楽再生も可能とか。飲みの席とかで、この曲良いよー、みたいな感じで聞いてもらうのにも便利ですよね。今後はスピーカー内蔵のウォークマンも出てくるのでしょうかね…。

【参考リンク】
iPod専用 ブロックスピーカー BB5002 ブラック(Amazon)
※マーケットプレイス経由は別途送料がかかります。

ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」を試す(3)

nw10_07.jpg自ら「神録画機器」を命名してしまったウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」。たかだか320×240の動画ファイルなんですけど、コピーフリーで編集が出来るのは大きなアドバンテージ。モバイルガジェット好きにとってはたまらなくうれしいのです。ということで、今回はNW10で録画した動画ファイルをどのように流用できるのかをまとめておこうと思います。

NW10でウォークマンに録画(書き出し)される動画ファイルのビデオ圧縮形式は呼び名もすっかりポピュラーになったMPEG-4 AVC(H.264/AVC)」のベースラインで、画角はQVGA(320×240)。ちなみに、画質モードはH:768/M:512/L:256kbpsの3種類でいずれもフレームレートは30fps。音声はAAC-LC 48,000Hzの128kbps固定となっています。(比較につかった動画は液晶ベガでシンクロ録画したWOWOW放映の007カジノ・ロワイヤルです)

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画角のQVGA(320×240)は、動画再生対応のウォークマンの液晶解像度とイコールで、現行のアナログテレビでお馴染みの4:3比率です。アナログ放送を録画した場合は液晶画面いっぱいの4:3表示になりますが、NW10は16:9のワイド放送の録画にも対応しており、ウォークマンでの再生時には自動的に上下に黒帯が入った16:9のワイド表示になります。ワイド放送もズーム設定「フル」を使えば画面いっぱいに表示できますが、上下を目一杯にした分、左右がカットされます。

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ウォークマンに録画(書き出し)された動画ファイルは、デジタル放送でも完全にコピーフリー。ウォークマン本体をPCやPS3とUSB接続することでバックアップが可能です。また、NW10で録画した動画ファイルは、先述の通り汎用性があるので、QuickTimeなどがインストールされたPCやPS3などでも再生可能なほか、他のビデオ再生対応のウォークマンやPSP、アップルの動画再生対応のiPodなどに転送(コピー)すれば、それぞれの機器で再生可能です。

NW10で録画した動画ファイルをPC経由で他のビデオ再生対応ウォークマンに転送する場合は、ルートのVIDEOフォルダにコピーしてあげればOK。ファイル名が重複しなければ、VRCフォルダにコピーしてもOKです。ちなみに、ファイル名を変更した場合はVIDEOフォルダにコピー。PS3経由の場合は自動的にウォークマンのVIDEOフォルダに放り込んでくれます。

PSPで見る場合はPCやPS3経由でメモステDuoのルートのVIDEOフォルダにコピーします。PS3経由の場合は、ウォークマン同様、自動的にメモステのVIDEOフォルダに放り込んでくれるのでラクです。PSP本体での視聴は16:9のフルワイド表示に完全対応。PSPの液晶解像度が動画ファイルよりも大きいため、フル画面で表示した時はウォークマンよりも眠たい画にはなりますが、液晶が大きい分迫力のある映像を楽しめます。

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iPodにはPCにコピーしたファイルをiTunes経由で転送すればOK。ただし、機種によって動画の見え方が変わるようです。iPod 5Gの場合は全く問題ありません。ワイドスクリーンをONにすれば上下に黒帯が入ったワイド表示になります。ただ、iPod touchの場合はワイド液晶にもかかわらず、上下に黒帯が入らず、縦が液晶目一杯に引き延ばされて表示されてしまいます。機種によって扱いが変わるなのはある意味アップルらしくないような…。

【08.9.6追記】その後、iPod touchのファームウェアアップデート(2.0.2)で正しい画角での再生が可能になりました。iPhone 3Gでも同じです>いつの間にかiPhoneとVRC-NW10の相性が良くなっていた

ちなみに、PCやMacのQuiclTime Playerでワイド映像を再生した時も320×240の画角なのでタテ長で表示されます。QuickTime Proならプロパティ表示から画角を変更でき、その画角のままファイルの書き出しができるので便利ですが、再エンコードに相当時間がかかります。

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あと、ソニー製品ではmylo2がAVCのベースラインに対応しているのでおそらく再生できると思うのですが、持ってないので検証できません。すいません。ということで、NW10で録画したファイルは、手持ちのモバイル機器ではiPod touch以外は、編集や加工の手間無く楽しめることがわかりました。今後はHDDを大容量化したPS3を、NW10で録画したモバイル動画の母艦として活用するつもりです。

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iconicon動画好きのモバイラーには神録画機器なNW10。録画には動画再生対応ウォークマンが必須なのがネックですが、録画専用にもう一台ウォークマンが用意できれば、コピーフリーの恩恵で、運用がはるかにラクになります。自分はA829購入でバックアップ機になったA808を録画専用機にしてしまいました。

とはいえ、そんな物好きはあまりいませんよね。ということで、もしも後継機が出るのであれば、マルチなメモリースロットも搭載して、もっともっと汎用性のある製品にしていただきたいです。

マクセルのBTトランスミッターとソニーのBTレシーバー(BT15)の組合せで不具合

ワイヤレスオーディオトランスミッターTM-B10.IP-WHお買い上げのお客様へのお願い(日立マクセル)
マクセルのiPod用Bluetoothトランスミッタで不具合

日立マクセルは、同社のBluetooth 2.0に対応したワイヤレスオーデイオトランスミッター「TM-B10.IP-WH」とソニーのBluetoothレシーバー「DRC-BT15icon」シリーズの組合せで、ペアリングが可能ながら音楽再生ができないことが判明したと発表。ソニーのBT15シリーズと組み合わせて利用するために製品を購入した人に対し窓口への連絡を呼びかけており、「他の対応機器との利用を推奨するほか、返品/返金処理を含めて対応していく」とか。ちなみに、ソニーの「DR-BT20NX」、「DR-BT25NX」、「DR-BT50」、「SRS-BTM30」では動作確認が取れているとのこと。

iconicon自分、このドングルが発表された時には買う気満々だったのですが、かつぽんさんからソニー製のBTドングルを譲っていただいたこともあって、とりあえず様子見状態だったんですよね…。ソニー製品と組み合わせてiPodを楽しみたいと思っている人には大変残念なことになってしまいました。Bluetooth機器の普及・拡大のためにも、マクセル、ソニー双方でよく話し合いをして、今後はこのようなことが起こらないようにして欲しいですね。というか、ソニーが日本でもiPod用ドングル発売すれば良いじゃんかという話もなきにしもあらず。というか、出しましょうよ。BT15でもバリバリ使えるんだし…。