「MPEG-4 AVC」採用でより高画質を実現 初期設定も2ステップで完了 「ロケーションフリー」新商品 発売 ~リビングの映像を別の部屋や滞在先のテレビでも楽しめる「TV ボックス」も新発売~(ソニードライブ)
ソニーは、リビングの映像コンテンツを自宅の別の場所や外出先、海外でも楽しめる「ロケフリ」の新商品を発売すると発表しました。MPEG-4 AVC採用により従来よりもさらに高画質で、便利な新機能を搭載したロケフリベースステーション『LF-PK20』(10/20発売)と、ベースステーションと組み合わせて、リビングの映像を別の部屋のテレビで視聴するロケフリ TVボックス『LF-BOX1』(10/27発売)の2種類。
『LF-PK20』は、外部接続機器のリモコンデータを認識する「学習リモコン」機能の他、ルーターとワイヤレスで接続することが可能となり、ベースステーションを任意の場所に設置できるようになってます。また、PC用プレイヤーソフト『LFA-PC20』もMPEG-4 AVCと16 : 9のワイド画面にしっかり対応してきました。
価格は全てオープンですが、市場推定価格は、『LF-PK20』 33,000円前後、『LF-BOX1』 23,000円前後、『LFA-PC20』 2,000円前後。なお、ソニスタでは製品画像は公開されましたけど、受注開始日時は不明です。
個人的には同一ネットワーク上(家庭内)でのMPEG-2対応&ワイド対応&S端子出力はキターって感じですが、標準で地デジチューナーが載ってこなかったのはチト残念。ハイビジョンが見たかったら対応レコーダーを繋いでねってことですね。価格もPK1と同等で据え置きなのがうれしいっす。デジタルチューナーを載せたらその分価格に跳ね返ってくるでしょうから、これはこれで良かったのかも。また、著作権保護絡みでもまだまだうるさいというか課題が多いですからね。筐体は、ピアノブラック塗装がまさに光ってます。にしてもデザインが昔のPS2に似てますね…。
TVボックスは試作機が去年のディーラーコンペンションで展示されていましたが、一年かけてやっと発売されるようです。最近、ロケフリ周辺がおとなしかったので新製品が出てひとまずほっとしました。
【追記】米国でも発表があったようですが、こちらはベースステーション「LF-B10」を含め3機種なんですね。B20との違いはベースステーション自体のワイヤレスLAN接続機能の有無のようです>“ロケフリ”の新製品が米国で先行発表、10月にも出荷:日経パソコンオンライン
【再追記】記者発表会ではタッチパネル付きの12インチ液晶搭載した専用端末(モニター)や防水ジャケットも参考展示されていたとか。専用と言うことはMPEG-2でしょうね。専用機は無くなるのではないかと思っていたので個人的にはとてもうれしいです>家庭のTVも“どこでもTV”に――ソニーが“ロケフリ”新製品を発表
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