ソニー、海外の電子書籍から完全撤退 楽天系が継承
英国など4カ国でReader Storeがクローズ――Koboが受け皿に
ソニーが英国、ドイツ、オーストリア、計4カ国で展開する電子書籍配信事業から撤退。4月中旬に各国のReader Storeが閉鎖され、北米同様Koboが利用者や購入済みの書籍を受け継ぐことに。これにより、ソニーは海外の電子書籍ビジネスから完全に撤退することになるそう。日本の利用者への不安を払拭する意味もあるのか、いきなりのモニタープレゼントキャンペーン実施。Xperia Z Ultra Wi-Fi版「SGP412JP/B・W」と電子書籍リーダー「PRS-T3S」が各10名だそう。にしても予告している機能がなかなか実現しないねえ…。
家電業界の2014年度を読み解く・その1 – VAIO売却、テレビ事業分社化でソニーはどこへ向かうのか? (1) ゴールデンウィークに飛び交ったソニーのドタバタニュース劇
GW中に経営関連で3つのニュースリリースを発表したソニーに大河原克行さんがツッコミ。「ソニーのドタバタ感を物語っていると言わざるを得ない。連結業績の下方修正はもとより、PC事業売却についても、当初はもう少し前倒しで進捗しているはずだったものが、この時期の正式締結となっている。そして、不正ログインによるポイントの不正交換使用は、まさに脇の甘さを突かれた格好」「スパイダーマンに助けてもらうのは、2014年度をそろそろ最後にしなければ、もはやソニーはエレクトロニクス企業とはいえなくなるのではないか」との厳しいコメント。