正午少し前でしょうか、到着しましたよ、VAIO Z2。ソニーストアの箱の中に箱。さらにその箱の中に本体とシートバッテリー2つの箱と、マトリョーシカ状態の梱包でしたが、せっせと開梱してまじまじと眺めること数分。VAIO初、というか、人生初のゴールドカラーのPC。
普段使いには派手すぎるかなあと思ってたけど、イベントで見た時よりは落ち着いて見えるぞ。ああいう場所は照明も明るいし、比較対象も多いからなんだろうなあ。VAIO Xのカーボンは指紋ベタベタでメンテに苦労したけどこれならだいじょぶそう…。
ソニーのエンジニアにインタビューした結果などを元に笠原一輝さんがVAIO Zの内部構造を解説。意外にPower Media Dockに関する記述が多いですが、個人的に注目したいトピックはこんな感じか…。
ソニーが長野に統合して初めて生まれた「VAIO Z」シリーズ~“究極のモバイルPC”はどうやって誕生したか
大河原克行さんの「パソコン業界、東奔西走」。安曇野の長野ビジネスセンターに組織統合したVAIO&Mobile事業本部の最初の成果がVAIO Z2とか。「長野に統合しなければ生まれなかった製品」「投入できたとしても、もっと時間がかかっていたかもしれない」と偉い人は異口同音に長野への統合による成果を強調。
「最高のモビリティの実現」と「最高のパフォーマンスの実現」。究極のオールインワンモバイルを追求するというこれまでの発想を捨て、全く別の角度からアプローチを開始したのがZ2。非連続の進化の意味もここにあるのですね。
発売が今週末に迫ったVAIO Z2。注文済みってことで今更感ビシバシですが、大手メディアのVAIO Z2レビュー・レポート、インタビュー記事を一覧にしてみました。迷っている方は参考にしてみてはいかがでしょう。ASCIIのがんばりが光ってます。
ちなみに、本日現在、VOMの納期は最速で2011年9月1日頃となっていました。なお、ノイズキャンセリングヘッドホン選択だと10月末、日本語配列(かな文字なし)選択だと入荷未定になるようです。ノイキャンそんなに人気なの…。【追記】ノイキャン復活した模様。オプションは刻々と納期が変わっているのでご注意を。
[ASCII]
・モムチャンもビックリな新VAIO Zの極限ダイエットとは?【インタビュー前編】
・赤キップもののVAIO史上最速起動13秒の秘密!【インタビュー後編】
・Power Media Dock装着時に新VAIO Zは獣に豹変するか?【徹底ベンチマーク】
・GPU&光学ドライブを別ユニットにして超軽量化したサンディーブリッジ搭載モバイル“新VAIO Z”
・新VAIO Zはこの構成で買うべき!【週アス編集者3人が断言】
・GPU内蔵ドックで新生! 新VAIO Zをフォトレビュー
新VAIO Zシリーズを購入するのはどんなユーザー?→「PCをすごくハードに使う人」「オフィスでも外でも移動中でもヘビーに使う方」。Z2店頭モデル、Z2直販モデル、旧VAIO Z、VAIO SAの4モデルでベンチマーク比較あり。Z2本体だけで「MHFオンライン」が快適に遊べるとの記述も…。
[ITmedia]
・完全分解×開発秘話:なぜ薄型軽量ノートPC+ドックなのか?――新生「VAIO Z」を丸裸にする
・このノートPCは事件だ:“光”がもたらすハイエンドモバイル革命――新型「VAIO Z」を徹底攻略する(前編)
・最先端“Z”を集中テスト:ハイエンドモバイルの破壊と創造、そして――新型「VAIO Z」を徹底攻略する(後編)
旧Zとの比較画像あり。最「13型クラスでフルHDの高解像度と広色域の液晶ディスプレイを提供できているモバイルノートPCは、ほかに見当たらない」とはソニー金森氏。速で約13秒というのは単体での起動時間。ただPower Media Dockを装着しても起動時間が4~5秒延びる程度。キーストロークについて対応できるかどうかは個人差があると思われるとの評価。タッチパッド/ボタン一体型のクリックパッドの詳細も網羅。
[Impress]
・ソニー「VAIO Z VPCZ21AJ」 ~ドッキングステーションを採用した新世代モバイルノートPC
・インサイド VAIO Z
PC Watch。他メディアと違って、ゴールドモデルの細部がこれでもかと拝めるのがうれしい。2種類のACアダプター詳細画像もうれしい。「新VAIO Zは、Ultrabook構想をいち早く体現した製品と言え、他社より1歩も2歩も先んじたといえる」とのまとめ。後者は笠原一輝さんのユビキタス情報局。
Zシリーズ対応アクセサリー(ソニーストア)
昨日からVAIO Zシリーズの先行予約販売がオープンになりましたが、これに合わせて各種周辺グッズの単品先行予約販売も行われたようです。ま、先行エントリーした皆さんはほとんど一緒に注文したモノばかりかもしれませんけど、あ、あれ買い忘れた!って方はどぞ~。(以下、表記の価格は全て税込)
キャリングカバー「VGP-CVZ3」:14,980円
本革製でカバーを装着したままですべての機能が使用できます。
キャリングケース「VGP-CKZ3」:14,980円
本革製でカバンに収まりやすいスリムでフラットなデザインを採用。
キャリングケース「VGP-CKZ4」:9,980円
内部には「Power Media Dock」とACアダプター専用ポケットを装備。
ドッキングステーション「VGP-PRZ20A/B」(Blu-ray):49,800円
ドッキングステーション「VGP-PRZ20C/B」(DVD):39,800円
Blu-ray・DVDディスクドライブに加え、高性能グラフィックアクセラレーターを搭載。
リチャージャブルバッテリー「VGP-BPS27」:14,800円
内蔵用リチャージャブルバッテリーパック。
リチャージャブルバッテリー「VGP-BPSC27」:19,800円
拡張用リチャージャブルバッテリーパック。バッテリー単体での充電が可能。
あとよく知らなかったんですが、「PORTERプレミアムPCケース(CC-PTR/M/B/B)」なんてのも新発売になってます。表面素材には国産高密度ナイロンツイルを採用。表面、底には、国産牛革を使用。対応はSBシリーズ、Sシリーズ、Zシリーズ、Yシリーズ。価格は13,980円。
Sony Tabletのティーザーコンテンツ「Two will」の4th episodeが3日に公開されていたことに今頃気がつきました。どんだけ忘れっぽいんだ、自分。にしても動画わかりにくなあ。インサイド・オブ・ストーリーが無いと何が何やら。
今回は、「お気に入りの音楽を、ワイヤレススピーカーに“Throw”(スロー)して楽しもう」「〈ブラビア〉へ、写真や動画を“Throw”(スロー)して大画面で楽しもう」「チャンネルを替えたり、ボリュームを調整したり、リモコンにしてさまざまなAV機器を操作しよう」だそうで、Bluetooth or Wi-Fi経由のワイヤレス音声再生、DLNA、リモコンと、<ブラビア>を核としたソニーのAV製品との連携を示唆する内容。