「ゲーム機」カテゴリーアーカイブ

PS3の60GBモデルが米国で100ドル値下げで499ドルに~ソフト付きの80GBモデルも599ドルで発売

[WSJ] PS3、米国で100ドル値下げ

米国で7/9からPS3のHDD60GBモデルが100ドル値下げされ499ドルになるそうです。また、HDD80GBモデルとレーシングゲーム「MotorStorm」をセットにしたパッケージも599ドルで提供されるとか。ソニーの米国ゲーム部門社長兼CEOは「100ドルの値下げで、もっと多くの消費者がPS3を入手しやすくなると期待している」とコメントしています。

ついに山が動いたって感じですね。499ドルを本日の為替レートで計算すると約61,700円になり、日本の60GBモデルの方がまだ安いんですよね。みんGOL5付きのビギナーズパックが61,980円と米国の値下げ後の本体価格と互角。ということで、日本での値下げは当分は期待できないのかもしれません…。

仮に、59,800円が49,800円になったとして、飛ぶように売れるかというと少々微妙かも。日本人的な感覚からして、39,800円ぐらいまで下がってくれば…どっかーん!?>PS3、アナタはいくらなら買いますか?

【追記】AV Watchのニュースで日本での値下げは予定無しと報道していました~>SCEA、米国でPS3 80GBモデルを8月発売。599ドル-60GBは499ドルに値下げ。「日本では予定無し」

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PS3は値下げするのかしないのか~PSPはいたちごっこか共存か

PS3「間もなく値下げ」の噂が広がる
「PS3の値下げなし」とソニー社長

米国の電子機器量販大手がPS3(60GBモデル)を100ドル値下げするとの告知したことが発端でPS3が正式に値下げされるとの噂が米国内で広がっており、E3で何らかの発表があるのではという憶測が広がっているそうです。これに対し、ソニーの中鉢社長は値下げの計画は「現時点ではない」と語ったとか。

米国の事情はさておき、日本ではこれからビギナーズパックの導入もありますし、「みんGOL5」という国民的ソフトもリリースされますので、ボーナス商戦期が終わるまでは現状維持がベストなのかもしれません。ちなみに、ビギナーズパック(60GBモデル)の61,980円からみんGOL5の5,800円をマイナスすると本体価格が56,180円となり、実質3,620円の値下げになります。まあ、仮に本体がどれだけ安くなっても、遊びたいソフトがなければ買わないでしょうし…。

ユニバーサルAVプレイヤーとしてのPS3のコストパフォーマンスを理解しているAVマニアの大半はすでに本体を購入していると考えられるので、一般消費者に対してはPS3が持つゲーム機としてのパフォーマンスや革新性をしっかりと訴求していかないといけないのでしょうね。例えばこんなソフトで。

SCEJ、PS3「THE EYE OF JUDGMENT」発売日決定。拡張版もPLAYSTATION Networkで順次発売

ソニーCSLが開発したフラクタルコードを応用して作られたゲームで、カードに印刷された二次元コードをカメラで読み込み、テレビ画面上に3Dのキャラを表示させて対戦するゲーム「THE EYE OF JUDGMENT BIOLITH REBELLION ~機神の叛乱~ SET.1」が10/25に正式発売決定。USBカメラやプレイマット、スターターデッキなどがセットになったパッケージで、拡張版の「SET.2」が2008年2月以降にPLAYSTATION Networkで順次配信販売される予定となっています。

ソニーCSLのオープンハウスプチレポでもちらっと触れておりますが、リアルとバーチャルの融合という意味でなかなかの新体験でした。THE EYE OF JUDGMENTそのものは大人が真剣になって遊ぶゲームではないかもしれませんが、Homeの名刺として使うとか、アイデア次第では同様の手法を用いたエンタメコンテンツがブレイクする可能性もあるのではないかとも思えたり…。

ソフトダウンロード販売「WiiWare」に乗り出す任天堂の冒険

こちらはすっかりお馴染み、ゲームジャーナリストである新清士氏の最新コラム。米任天堂(NOA)の「WiiWare」絡みのコラムですが、iPodとPSPのハッキング問題についても取り上げています。レゴの例を挙げていますが、単にいたちごっこを続けるのではなく、互いに歩み寄って共存共栄の道を選択する方法もあるのではないかということみたいです。

ビジネスモデルを根底から覆す可能性もあるので、おいそれとはいかないのでしょうが、先日のエントリーで取り上げたCFWによるMS上からのゲームソフト起動など、PSP自体の使い勝手を飛躍的に向上させるような優れたプログラムは、SCEが音頭をとってどんどん推進して欲しいですよね。もちろん、ソニーのDRM技術が活かされるという前提での話ですが…。

【追記】現行のPS2がデザインはそのままに2/3に軽量化されるそうです。本体が600g、ACアダプターが250gで合計850g。これならモニター積んでも1kgぐらいになりそうですね。いっそのことモニター搭載してPS2Pを出すってのはどうですか?>SCE、PS2に新機種――重さ3分の2に

MS、Xbox 360の「赤ランプ故障」の保証期間を3年に延長-電源ランプが赤く3つ点灯する機体が対象

Xbox360陣営もエリートモデルの国内販売を正式に発表したと思ったら、現行モデルの不具合発覚で大変なことに…。不具合対応で全世界で10億ドル以上の費用がかかるとか。日本円で1,000億以上ですよ。MS社にとってははした金かもしれないけど、にしてもすごい…。

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今年の夏はプレステが熱い?

SCEJ、PS3用ダウンロードコンテンツ「まいにちいっしょ」バージョンアップを実施。「みャイル」ポイント等を導入、というニュースを見て久しぶりにPS3の電源を入れ、「まいにちいっしょ」をバージョンアップ。「みャイル」ポイントもさることながら、デイリーヤマザキとのタイアップコンテンツを見て、日本のPS3ビジネスにおけるゲーム内広告の今をかいま見ることが出来ました。

PS3といえば、「ぼくのなつやすみ3」が発売されましたね。季節モノで人を選ぶソフトに思えるんですが、意外に評判良いんですよね~。「完成された非常に良作なので、こういったソフトはショップがプッシュして売っていかなくてはいけない」と語るゲームショップの店員さんもいるぐらいです。舞台も昭和50年代の北海道ということで、自分的にもまさにツボ。買ってみようかなあ…(といいつつDSの「どきどき魔女神判!」にも興味津々だったり)>神判の時はきた! 今週はPS3それともDSどっちが優勢?

PS3の「みんGOL5同梱のビギナーズパック」も7/26発売と、この夏が勝負とばかりの一大プロモーションが繰り広げられようとしていますが、そんな中、ライバルのマイクロソフトが「Xbox 360エリート」の国内発売を正式発表。任天堂ひとり勝ちの日本市場を、SCEとMSが切り崩すことが出来るのかにも注目ですね~>MS、HDMI搭載の「Xbox 360エリート」を10月国内発売

話は変わりますが、「PSP“モンスターハンターポータブル 2nd” サマーボーナスパック」なるものが7/26に発売されるんですね~。人気のMHP2とPSP本体のセットで22,000円と、かなりリーズナブルな価格設定が行われています。パッケージはPSP本体カラーがシャンパン・ゴールドとメタリック・ブルーの2種類が用意されるようです。これからモンハンの世界に飛び込もうという方にはかなーりお得だと思いますですよ。個人的にはMHFがPCのスペックがNGだったので、再びMHP2モードに突入。クセはあるのですが、はまると長く遊べますよ~。(アマゾンではすでに予約受付中>シャンパン・ゴールド、メタリック・ブルー

あと、PS.com限定かもしれないのですが、20世紀フォックスのUMDが期間限定で1枚979円で買えるキャンペーンも実施されてます。映画好きな人は要チェックかも。

【追記】takkkさんからUMDの特売について以下のようなお便りをいただきました。(お知らせ感謝です!)

20世紀FOXのUMDですが、ビックカメラ有楽町店でも980円になってました。たぶん一斉値下げだと思います。自分はDVDも持ってるのにファンタスティック4を買ってしまいました。ワーナーのUMDも1500円になっていて、ディパーデットなどもDVDよりも安いです。この調子で買いやすくなるといいですね。

とのこと。安くなるのは良いのですが、このままUMD Videoがフェードアウトってことは…無いかあ。米国では結構売れてる見たいですしね。

ゲームとは関係ないけど、なんだか気になるのが「黒ひげUSBハブ」。Google社員なら絶対買いそう…(根拠無し)>USBを刺して飛び出す「黒ひげUSBハブ」

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SCEAがゲーム内広告向け測定システムの開発で米Nielsen提携

ソニーとNielsen、ゲーム内広告向け測定システムの開発で提携

SCEAと米Nielsenが、ゲーム内広告業界向け測定システムの開発で提携したと発表。ソニーは、PS3やPLAYSTATION Network(PlayStation Homeも含む)などから集めたゲームネットワークデータをNielsenに提供。Nielsenはこのデータと米国内の12000以上の世帯から集めたゲームの使用に関するデータを統合し視聴者統計とユーザー行動の追跡調査を開始するとか。目的は、あいまいな部分の多いゲーム内広告事業に関するデータを複数提供することにより、ゲーム内広告をより競争力のある分野にすることとか。

こちらの調査では、ゲーム広告に対する支出は2012年には20億ドルに、ゲーム内広告は8億ドルに急拡大すると予想しています>2012年にはゲーム広告市場が20億ドル規模に

ゲーム内広告で思い出しましたけど、現在オープンβで盛り上がっているモンスターハンターフロンティア(MHF)では、様々な企業とタイアップして大がかりなキャンペーンを実施してますよね。推奨スペックPC絡みでインテルというのはわかりやすいのですが、ユニークなのがピザハットグリコとのタイアップ。ピザを注文、または対象のアイスの購入でゲーム内で使用できるオリジナルアイテムがもらえるというもの。これもひとつの広告なんですよね。ネタ的なアイテムではありますが、同様の手法でレアアイテムの配布も考えられるわけですし、展開の仕方によってはかなり面白いことが出来るんじゃないでしょうか。

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PSPがCFWでUMD-ROMの内容をMSDuoから起動…ってなんのこっちゃ

6/29に取り上げたPSPのシステムソフトウェアのバージョンアップデートについて匿名設定さんから以下のようなお便りをいただきました。

PSPのファームウェア更新ですが、知っていて触れなかったのかも知れませんが、3.50にカスタムファームウェア(CFW)のインストール方法が見つかったからだと思います。個人的には、CFWは反対なのですが、UMDの内容をメモリスティック上に置き、メモリスティックから起動する事が可能になります。すると、かなり、高速にロードが終了するということなので、この機能に関しては、羨ましく思っています。ソニーもUMDが入っていないと起動できないようにして、メモリスティックから高速に読み込むオプションをつけるなど、防止する以外に、代替機能をつけるなどの対応策も考えてくれるとCFWの使用者も減るのかなと思っています。この辺の問題をSPAさんが扱ってくれると、ソニーも少しは考えてくれるのかな?などと思い連絡させていただきました。

お知らせ感謝です。カスタムファームウェア(CFW)についてはその存在は知っております。エミュレーターで昔の携帯ゲーム機用のゲームを遊んだり、スクリーンショットがとれるとか、その手の類ですよね。いまだにハッカーさん達とSCE社員のいたちごっこが続いているってことですね。とはいえ、個人的にはほとんど興味が無いこともあってスルーしておりました。

とはいえ、「UMDの内容をメモリスティック上に置き、メモリスティックから起動」できるというのは個人的にも素直に魅力に感じます。ローディングが短くなればMHP2もさぞや快適でしょうし、なにより、複数のゲームタイトルを持ち歩けるのは魅力ですね。これでマルチタスクが実現されれば、MHP2からみん地図2に瞬時に切り換えてPSPがゲーム機からナビマシンに速攻で変身なんてこともできるんですよね。って、それはさすがに難しそうですけど…。

と、話がそれましたが、PS3もオンラインによるコンテンツ配信が増えつつありますし、お隣の韓国ではむしろそれが中心になりそうな気配です。>SCEKに聞く、韓国でのPS3販売戦略

技術的なことはまったくわかりませんが、ゲームプログラムのコピーとアクティベートに関しては、まさにOpenMGなどのDRM技術で解決できるのではないかとも思います。もういっそ、ハッキングされる前に、セキュアなソリューションを自らがどーんと消費者に提供してしまえば良いんじゃないですかね。

次世代PSPはデザインやスペックの噂ばかりが先行していますが、UMDディスクドライブがオプションで、メモステへのプログラムをコピーして使うのが基本なんて感じのマシンになったりして…。

【追記】くねくねハニィさんはPSP2については疑問で都市伝説みたいだとおっしゃってます~>くねくねハニィの最近どうよ? 緊急! アメリカの市場とE3の今後

あ、PSPといえば、Engadget Japaneseにこんなネタがアップされとります。遊び心があって良いんじゃないですかね…>ソニー、授業中PSP用の「偽ブックカバー」を配布

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AV評論家麻倉氏オススメのソニーオーディオは大人のコンポとPS3

オーディオの楽しみを再び

麻倉怜士さんの「デジタル閻魔帳」。「趣味としてのオーディオ」の近況と変化、オススメのシステムについて語っています。前者については、

もう一度趣味としてのオーディオにチャレンジしたい人と、CD/デジタルミュージックの恩恵で音楽が身近になり、もっとよい音で聞きたいと考える人という2つの層が「趣味としてのオーディオ」をドライブさせている

と分析。後者の具体的なオススメ製品として、ソニーのオトナのコンポ「System 501」を筆頭にあげておられました。同機は、

バランスが良く、なおかつ音の芯がしっかりしているので、SACDの雰囲気や間接音も上手に表現。人工的な音ではなく、アコースティックな響きを大切にしたいひと向け

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とのこと。また、単品でシステムを組み場合のオススメとしてPS3をとっておきのアイテムとして紹介。

Cellを搭載した成長する家電であり、登場してから時間が経つほど価値が上がってくる稀有な例。最近のアップデートで行われたSACDの音質改善はまさにその真骨頂

とか。SACDの再生環境を低価格で構築できる点が大きいようですが、実際はHDMI対応アンプを揃えなければならないなど、それなりの出費は必要になりますよね。麻倉氏とパンピーでは金銭感覚も違うから仕方がないですね…。

オーディオは絶対に自分の耳しか参考にならない世界なのです。聴かずに買ってはだめ

とは同氏の最後のコメント。最終的には自分の耳を信じろってことですね。

同氏の最新著書「やっぱり楽しいオーディオ生活」(アスキー新書)についての詳細はASCII.jpでASCIIの遠藤COOと対談している「せっかくの人生、悪い音を聴いている暇なんてない」に詳しいです。

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