「業界動向」カテゴリーアーカイブ

ソニーがついに邦楽をアップル端末向けに配信~ただしレコチョクアプリ経由【追記あり】


ソニー、アップルに楽曲配信 販売増へ戦略転換(会員限定)

ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が、iPhone/iPod等、アップル端末へ楽曲配信を始めると日経が報じてます。SMEも出資するレコチョクが始める配信サービスへ楽曲を提供。iPhone/iPodなどのユーザーはレコチョクに接続して購入し、視聴もレコチョク提供のアプリ経由。価格は1曲当たり52~420円。「配信市場が低迷するなか戦略を転換し、楽曲の販売増を目指す」とか。

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Amazon.co.jpが「Kindle」の近日発売をアナウンス


米Amazonの日本法人「Amazon.co.jp」が世界で最も売れている電子書籍リーダーとして「Kindle」が近日発売とアナウンス。販売開始をメールでお知らせするとして、登録をすすめています。

いよいよ黒船上陸ですか。端末のバリエーションもさることながら、最も気になるのが書籍のラインナップ。一気に市場を取りに来ると思うので、東野圭吾、宮部みゆき、村上春樹ぐらいのベストセラー作家のタイトルを揃えるなど、それ相当なインパクトを期待したいところ。また、iOSやAndroid、PC向けKindleアプリの提供についても注目。第2世代Kindleの噂も出てきた。こちらに合わせてくるのだろうか…。>第2世代「Kindle Fire」、7月にも発表か

Kobo、日本で電子書籍を販売へ
楽天、Koboによる電子書籍事業に向けて動きを加速

また、カナダのKoboも楽天との提携関係を利用し、間もなく日本での電子書籍販売を開始するとの報道。全然気が付かなかったけど、6/21にティザーサイトも公開されていたようです。7/2に記者会見を開催予定とか。

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ロケフリの生みの親が日本のテレビに喝~3DもGoogleTVもダメ


盛田さんなら3Dテレビはやらない 新しい生活スタイルを提案せよ

ソニーロケフリの生みの親、前田悟氏が日本のテレビ業界に喝。以下、注目コメント。

・有機ELパネルとは別にテレビ市場で地位を築いていける製品を生み出す商品戦略、商品企画が必須。それができなければ、他の製品の事業もテレビと同様に衰退していく
・テレビから撤退すれば技術者は更に海外のメーカーに流れていき、海外メーカーが強くなるだけ
・新しい視聴スタイルを提案できる強い商品を出せるかどうかが重要。水平分業とか垂直統合というのは手法の話で、本質の問題とは全く関係ない
・他社にない特徴のある商品を出せば新市場が作れ、価格競争をする必要もなく台数もおのずと増えてくるし、多くのモデルを出す必要もない
・ソニーの創業者の井深さん、盛田さん、大賀さんは何時も商品企画の重要性を説いておられた
・もし、井深さん、盛田さんがおられたら、3Dテレビを発売することはなかっただろう。ジョブズ氏からも3Dテレビという言葉が出てきたことはなかったと思う
・ネットテレビも否定的。「グーグルテレビ」が代表だが、スマートフォンやパソコンの機能をそのままテレビに入れても売れるとは思わない
・機器の連携といった言葉も良く聞くがこれも商品企画を考えたものとは思えない。自宅で見ていた番組の続きを外出先で何時見るというのか
・今までにないライフスタイルを提供するとか、全く概念が異なる商品で勝つ最高のものを出していく必要がある。それをやってきているのがモバイルで全く新しいライフスタイルを提供し続けているアップルだ

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ソニーとパナ、次世代有機ELパネルおよびモジュールの共同開発で正式合意


テレビ/大型ディスプレイ向け次世代有機ELパネルの共同開発で合意(Sony Japan)

ソニーとパナソニックは、2012年6月25日付で、テレビ/大型ディスプレイ向けの次世代有機ELパネルおよびモジュールを共同で開発する契約を締結。両社が有する基本技術および印刷技術を活用し、次世代の有機ELパネルおよびモジュールを共同開発。両社が共同開発を進める技術は、大型かつ高精細の有機ELパネルおよびモジュールを低コストで量産するのに適しており、2013年内の量産技術の確立を目指すとか。並行して、量産フェーズでの協業の可能性についても検討。それぞれの強みを活かして、高性能かつ競争力のある次世代の有機ELテレビおよび大型ディスプレイの開発・商品化に取り組むとのこと。

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パナが降りたオリンパスに出資し、パナと有機ELテレビ開発で提携するソニー


オリンパス、ソニーと資本提携へ 500億円受け入れ 医療機器分野などで協業 7月中の合意目指す(会員向け)
オリンパス社長、出資受け入れの用意 500億円程度か
オリンパス・ソニー、医療分野の相乗効果狙う

オリンパスがソニーから約500億円の出資を受け入れる方針を固め、最終調整に入るとの報道。これにより、ソニーは筆頭株主となる見通しで、医療機器分野などでの事業協力を進めるとか。半月ほど前にパナが500億出資出資するとの報道がありましたが、昨日の段階で出資を見送る方針を固めたとか。オリンパスとソニーの提携も条件面で折り合わないことも考えられるため正式合意まで予断を許さない状況ではあることは確か。

ソニー・パナソニック提携、有機ELパネル生産も 週明けにも合意、韓国勢追撃へ(会員向け)

一方、ソニーとパナソニックが、有機ELテレビ開発について提携合意する見通しとの報道。来週発表。テレビ事業で両社が手を組むのは初めてで、分担して大型パネル量産に適した技術を早期に確立し、費用を抑えるとか。台湾友達光電の活用についても協議するとのこと。

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KindleとKoboの上陸間近~どうするソニー、どうなるSony Reader


「4強」対決間近の電子書籍リーダー、手に取るのは誰

日経の会員向けコンテンツ。Amazon Kindle、楽天 Kobo、ソニー Reader、アップル iPadのサービスを含めた実力比較。ハード的な評価自体はほとんど横並びですが、今後のアマゾンと楽天の動向について注目。

アマゾンは2012年中には日本向けサービスを開始する模様。第1弾はモノクロ電子ペーパー採用のTouchが有力とか。楽天はRabooが鳴かず飛ばずの状態。ハード・ソフト一体型モデルで再起を図るために、アマゾンに先行する形で、この夏にもKobo TouchをKindle Touchとほぼ同価格で販売する予定とか。また、年内にはAndroid 4.0搭載のカラー端末Kobo Voxを2万円を切る価格で投入すると見られるとのこと。

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