「業界動向」カテゴリーアーカイブ

ソニーとオリンパスが資本業務提携し内視鏡開発の新会社設立との報道【追記あり】


ソニー主導でオリンパスと内視鏡の新会社 資本業務提携、28日に発表(日経・会員限定)
ソニー、オリンパス:資本提携きょう議決-内視鏡の新会社も(ブルームバーグ)

ソニーとオリンパスが本日の取締役会で、資本業務提携を決めると日経やブルームバーグが報道してます。ソニーは約500億円の第三者割当増資で出資比率約11%の筆頭株主に。また、ソニーの画像技術とオリンパスの内視鏡ノウハウを組み合わせ、新型内視鏡を開発する会社を設立。ソニーは新会社に過半出資し社長も派遣。医療機器事業に本格参入し、収益の柱に育てるとか。

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エアボードが日本発のiPadになれなかったのは盛田さんがいなかったから?


本日、朝オンエアされたNHK「週間ニュース深読み」のコーナーテーマ「崖っぷちのメイド・イン・ジャパン」に、ロケフリの生みの親、元ソニーの前田悟氏が生出演。

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ソニー、新規事業創出に向けエンジニア100人で研究開発チーム発足


ソニー、ヒット商品開発へ100人チーム結成 テーマ絞って年内始動

ソニーが7/1付けで新規事業の創出に向け100人規模の研究開発チームを発足。同チームから生まれる自由な発想を育て、平井氏の言う「世界中のユーザーをアッと言わせる革新的で魅力ある商品」に結びつけ再生を目指すそう。チームは電機、機械、化学、材料、医学など、各分野の技術者を中心に構成。すでに100以上の提案が上がっており、年内に5つ程度のテーマに絞りプロジェクトをスタート。2~5年後の事業化を目指すとか。

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アップル対サムスン特許裁判で浮き彫りになるソニーデザイン


「iPhoneはソニーにヒント」 サムスン主張
アップルとサムスン 米で審理
アップルはソニーから着想、サムスンは安易に模倣-特許訴訟
アップル対サムスン裁判でわかった意外な事実5点

アップルとサムスンの特許訴訟について、日経やNHKの国内大手メディアも取り上げてますが、iPhoneのデザインがソニー製品の影響を受けているとのサムスン側の主張が大きなトピックになってます。日経などは、

アップルがソニーのロゴまで入れた試作品を作っていたことは事実。日本企業や日本人が最先端を走っていた証拠でもある。

とまで言っちゃってます。ソニー自身が何をしたわけでも無いのに、ソニーのデザインについてこんなカタチで評価されることになるとは…。

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店頭シェア98%のSony Reader~ライバル参入でどこまでシェア落ちる?


<電子書籍リーダー>コンテンツ充実で本格普及へ 専用端末に新規参入が相次ぐ

BCNランキング、店頭における電子書籍市場の現状レポ。専用機の店頭販売では、今年6月の販売台数メーカーシェアが98.0%のソニーが圧倒的な強さを発揮したが、汎用機のスマホやタブレットに押され、市場全体でみると販売台数は昨年から半減したそう。一方で、電子書籍ストアサービスはコンテンツ保有企業の参入で充実。今夏以降は、楽天とアマゾン、BookLive!が専用機を投入予定。いずれも8,000円から15,000円前後の価格設定で普及が期待できるとか。家電量販では「端末が増えれば増えるほど選択肢が広がるので、それまで意識していなかったお客様が購入する可能性がある」と期待。今後、専用機市場では激しい競争が繰り広げられるとの予想。

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ハリポタ日本語版をソニーが独占販売との噂~翻訳やDRMに注目


ハリー・ポッター日本語版電子書籍、ソニーから独占販売で静山社は蚊帳の外

ソニーが「ハリー・ポッター」の電子書籍日本語版を「Sony Reader」の目玉コンテンツとして独占販売するとの噂があるようです。海外版は「Pottermore」で独占販売されており、ソニーは同サイトと戦略的に提携中ですが、今回のことについては「ノーコメント」だそう。

紙の日本語版を翻訳・販売している静山社は「現在Pottermoreで販売されている各言語版は紙で出版されたものが使われている」そうですが、「静山社は一切絡んでいない。ソニー側が新たに翻訳を行った」と関係者。静山社の翻訳版は「表現が古い」「誤用がある」といった指摘もあるそうで、ソニーが新訳版を提供することでフレッシュ感を大々的にアピールするのではとの予測。

また、ハリポタ日本語電子版がEPUBで発売されると日本における電子書籍フォーマットの勢力図にも強いインパクトを与えるかもしれないとのこと。さらに、著作権保護の有無(海外版はフリー)が出版関係者の意識に影響をおよぼす可能性もあるとか。

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