「業界動向」カテゴリーアーカイブ

意外に少ない公衆無線LANサービス利用

ホットスポット・サービス、利用経験のあるネット・ユーザーは1割未満

無線LANの利用状況に関する調査でホットスポットのサービスを利用したことがあるネット・ユーザーは1割に満たないという結果が出たそうです。なお、利用経験者の9割弱は同サービスを便利だと感じているとか。また、今後サービスを利用したいかという問に対しては、無料ならという回答がが7割半ばに達したものの、有料なら利用したくないという回答が9割弱に達したとか。

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デジタル家電が光無線でネットに繋がる?

各種デジタル機器に内蔵可能な新世代光無線アクセス・システム
日本ビクターが、新世代光無線アクセス・システムの基盤技術を開発したそうです。システムは新開発の超小型光無線モジュールとシームレス・アクセス通信技術で構成。前者を薄型ディスプレイ本体に組み込めば、無線ハイビジョン伝送システムを外付け機器なしで構築でき、後者は光無線通信と他の通信媒体(有線通信、電波無線通信など)を、利用環境に合わせて自動的に切り替えられるそうです。

松下電器産業、ネット家電同士をインターネットで接続できるシステム“VIANA”を開発
こちらは、IPテレビ電話やAVサーバーのデータ転送、ネットワークゲーム、遠隔地からのパソコンのメンテナンスなどに応用可能なネット家電向けの宅外制御システムだそうです。ネットに繋がってこそのネット家電ですもんね…。

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Xbox360の価格と発売日が決定~SCEと任天堂の今後の出方に注目です

Xbox 360は39,795円で12月10日発売-20GB HDDやD端子ケーブルが付属。HDMI非対応
マイクロソフト、「Xbox 360」発売日と価格を発表。質疑応答では今後の方針の断片も公開

Xbox360の価格と発売日が発表されましたね。発売日は12/10(北米は11/22、欧州は12/2)で、価格は20GB HDD同梱パッケージで税込39,795円。「Xbox 360 発売記念パック」にはヘッド セットもおまけで付くとか。発売予定のタイトルも2006年1月の分までが発表されたそうです。

デジタルオーディオプレーヤーやデジカメとUSB接続で連携するという「Media Center Extender」機能のプレゼン画像にiPodらしきオーディオプレイヤーのイラストがありますね。接続はできてもiPodとは連携しないはずなので、プレゼンとはいえちょっと反則技では?ただ、噂にもなっているPSPとの連携はAV関連の機能面では可能性はあるのかも。でも、Windows Media Center PCとの連携は日本ではPC自体がほとんど存在しないので恩恵無しって感じでしょうか。また、発表会の質疑応答では、携帯ゲーム機市場への参入についての質問もあったようですが、「携帯ゲーム機を出すということは当面はないと理解していただきたい」との回答があったそうです。さておき、今回のXbox360の価格発表で、SCEと任天堂の値付けに俄然注目が集まりそうですね。個人的な根拠のない予測では、PS3が49,800円(HDDはオプション)、レボリューションが29,800円。果たして…。

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ビクター、音楽配信楽曲をCD並みの高音質で再生する新技術

ネット配信楽曲、CD並み音質で再生・ビクターが新技術

日本ビクターが音楽配信向けの楽曲をCD並みの高音質で再生できる新しいデータ処理技術を開発。業界標準技術と位置づけ、他のメーカーやレコード会社にも採用を呼びかけるそうです。10月に同社グループのレコード会社が採用するほか、11月に対応携帯音楽プレーヤーも発売予定とか。

【インタビュー】音楽配信への楽曲提供は自然な流れ、2008年には市場の3割が音楽配信に

関連してですが、こちらは巷で話題のエイベックスの音楽配信事業を担当するエイベックス・ネットワークス荒木社長のインタビュー。

「iPodが数百万台普及しているなかで、その層を狙ったサービスを提供するというのは実に自然なこと」「エイベックスは、個別のレーベルやアーティストをブランドとして認識している。ブランドのバリューを下げるようなサイトには出せない」

なかなか興味深いコメントが多いのですが、なんか鼻につくんですよね…。個人的にはあまり縁のないレーベルなのでどうでもいいっちゃいいのですが…。

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企業のブログ・マーケティング事例にSMOJ

事例2:ソニーマーケティング – nikkeibp.jp – 入門「ブログマーケティング」

ちょっと昔の記事ですが、nikkeibp.jpに企業のブログ・マーケティングの利点を日本国内の事例を使って紹介するとして、ソニーマーケティングのブログサイト「ハイビジョンハンディカム わくわく体験プロジェクト」が取り上げられていました。

自分も関わらせていただいている「ロケフリTV体験ブログ」も同様の効果を狙ってということなのかもしれません。ただ、ロケフリTVに関してはもう少しソニー側から独自のというか詳細な製品に関する情報発信があっても良いような気がしてます。

また、三つ目の最新事例としてシャープの「ザウルス 七人七色ブログ」が取り上げられています。市場が縮小する中、新たな販促手法として取り組んだみたいです>事例3:シャープ〜予算を抑えて効果的なプロモーション

音楽配信サービス、4人に1人が利用中~シングルをネットでアルバムはCDで

音楽ネット配信本格化、利用する? − 4人に1人が音楽配信サービスをすでに利用

nikkeibp.jpの「即問速答!」15回目。「音楽ネット配信本格化、利用する?」と題して、音楽のネット配信への関心度、利用経験、今後の利用意向などの調査結果を発表しています。有料音楽配信サービスに「関心がある」は86%、「利用したことがある」は26%で、利用する理由は「いつでも好きな時間に買うことができるから」「好きな曲だけを買うことができるから」が7割を占めたそうです。未経験者の利用しない理由は「デジタルオーディオプレーヤーを持っていないから」が4割強で最多とか。また、自分の欲しい楽曲がネットで購入できる場合CDとネット配信のどちらを選ぶかという問いでは、シングルはネット配信利用が65%と高い数値ながら、アルバムは23%と低くなり60%の人はCDを購入するという結果になったそうです。提供楽曲について、「レコード会社が自社のアーティストを囲い込んでいる」、「著作権者である供給側の都合が優先されているため、使い勝手のよいサービスが少ない」というコメントも寄せられたとか。

月定額で百万曲聴き放題の音楽配信サービスを実現する—タワーレコード 伏谷博之社長

近い将来、音楽配信はCDなどのパッケージ販売を駆逐するという極端な見方もあるが、それは違う。両者は必ず共存していく

米ナップスターと合弁会社を設立し、2006年4月に音楽配信事業を開始するタワーレコードの伏谷博之社長へのインタビュー。合弁会社設立の経緯や具体的なサービス内容についてコメントしています。料金は決定していないながらも、基本的には「Napster To Go」を踏襲したサービスになる模様。同サービスは米国で14.95ドルですが、日本円で1800円程度と考えればCD1枚買う金額で100万曲が聴き放題というのは音楽ファンにとってかなり魅力ですね。

また、iTMS上陸で群雄割拠の音楽配信サービスについて、「生き残れるのは上位数社しかないだろう」、「彼ら(アップル)には音楽市場を育てていこうという姿勢はあまり見られない」など挑発的なコメントもあります。

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