「Walkman」カテゴリーアーカイブ

ウォークマンA800シリーズのCM始まる~ケースイさんのレビューも必読

“W.Walkman” ADギャラリー

ウォークマンA800シリーズiconのテレビCMが始まるようです。オフィシャルサイトのADギャラリーで視聴可能で「Levitate編」と「刺繍編」の二つが用意されています。後者はA800用の動画もダウンロード可能。どちらもナレーションや説明が一切無く、映像表現で勝負。A800の出来の良さも手伝っているとは思いますが、個人的にはウォークマンのCMとしてはベストなんじゃないかと思いましたです。

今度はビデオもOK!–ソニー「ウォークマン NW-A808」はマルチメディアプレーヤーへと進化したか?

ZDNet JapanのEditor’sレビューにウォークマンA800シリーズiconが登場。レビューアーは最近めきめきと頭角を現している鈴木桂水さん。注目したいポイントは、

・PSP、PS3やレコーダー、テレビなどソニーのAV機器と統一感のあるメニュー画面(GUI)
・(上記GUIやメニューが日本語なので)すべての世代で直感的に操作できるだろう
・動画の再生中は十字キーの左右ボタンで早送りと早戻しが可能。1回で10倍速、2回で30倍速、3回で100倍速
・DSEEをオンにしていた方が高音などをより鮮明に再生する
・できれば「おでかけ・スゴ録」に対応して欲しかった。同機能を使えば、Image Converter3が対応していないデジタル放送の転送も可能だ。ぜひバージョンアップなどで対応していただきたい

iconiconあたりでしょうか。ご自身がAV&ホームシアターNewsの「速攻チェック」や「誕生秘話」などで語っていらっしゃることと内容がかぶっているところこそ多いですが、この手のレビューは多ければ多いほどたくさんの人の目に止まるので個人的には大歓迎っす。そのうち、先日発表されたE010シリーズもレビューしてくれることでしょう。

ちなみに、あのアイコンがXMBと同じアイコンなのだと言われて初めて気がつきました。また、「WALKMAN Launcher」に関する記述がありますが、「mylo Launcher」を導入していると、「WALKMAN Launcher」に乗っ取られちゃうんですよね。逆は試していないのですが、いずれにしてもなんだかなあな仕様なので、iPod並にちゃんと機種判定できるようにして欲しいところです。あと、お出かけスゴ録への対応は、ウォークマンチームだけでなくスゴ録チーム側の対応も必要ですよね。スゴ録がファームウェアのバージョンアップでBaseline録画にも対応してくれても良いような気もします。相乗効果ってそういうところから生まれるはずなんですけどね…。

クリアオーディオテクノロジー搭載のリップスティックライクなウォークマンEシリーズ

ダイレクトUSB接続で便利な“ウォークマンEシリーズ”がよりクリアな高音質音楽再生を実現“ウォークマンEシリーズ” 3機種 発売(ソニードライブ)

ソニーは、USB端子でPCやネットジュークとダイレクトに接続が可能な重さ約29gの小型・軽量ボディのウォークマンEシリーズicon3機種を4/21に発売します。内訳はブラック・バイオレット・ピンクのカラバリが用意された4GBメモリー内蔵の『NW-E016』(市場推定価格20,000円前後)、ブラック・バイオレット・ピンク・ブルー・ゴールドのカラバリが用意された2GBメモリー内蔵の『NW-E015』(同14,000円前後)と1GBメモリー内蔵の『NW-E013』(同11,000円前後)の3機種。なお、ソニスタではすでに先行予約発売がスタート。販売価格は4GBモデルが19,800円、2GBモデルが13,800円、1GBモデルが10,800円。

iconiconウォークマンEシリーズへの「クリアオーディオテクノロジー」搭載は初となりますね。また、「ジャケット写真も表示できる3行カラー液晶ディスプレイ搭載」、「3分充電3時間再生、最長約30時間のスタミナ連続再生」、「使いやすい操作性を実現」なども主な特長となっています。付属のヘッドホンはA800シリーズ同様のEX85の同等品。使いやすいという操作性は、側面に集中したボタンのレイアウトから来るもののようです。

また、別売オプションとして、本体色とのコーディネイトを楽しめるネックストラップ付きソフトキャリングケース『CKS-NWE010(全5色)』、スマートジョイント対応のクリップ『CLP-NWE010』、アームバンド&スポーツクリップキット『CKA-NWE010K』、本体を傷や汚れから守る専用シリコンケース『CKM-NWE010』も本体と同時発売になるそうです。

iconicon以前、海外でA800シリーズと並んでリークされたモデルですよね。3/7発表のA800から遅れることおよそ一ヶ月、日本でも正式発表&発売と相成りました。A800のインパクトが大きかったので、このタイミングはある意味うまいと思いましたです。ビデオ再生など全く必要ないという方にはうってつけかもしれないですね。それと、リニアPCMの再生にも対応しているんですね。高音質で聞きたい人にはこれもまた魅力かもしれません。ちなみに、AALには非対応っぽいですね。なんでだろう?

さて、買うか買うまいか…。まずは実物に触ってみるのが先ですかね。

続きを読む クリアオーディオテクノロジー搭載のリップスティックライクなウォークマンEシリーズ

世代が変わったといっていいほど使いやすくなっているウォークマンA800

#連日のようにウォークマンA800シリーズネタが続いていますが、個人的な嗜好ゆえ何とぞお許しを…。

新型ウォークマン徹底解剖レビュー 高域補完機能「DSEE」の検証実験で驚きの結果が!

デジタルARENAの特集“新型ウォークマン「NW-A800」徹底解剖”の第2弾として、ウォークマンA800シリーズicon本体のレビューが掲載されました。注目は高域補完機能を「DSEE」の検証。効果の程を視覚化してくれているのでわかりやすいです。「音源の解析と合成を小さなウォークマンでリアルタイム処理しているのだとすれば、ちょっとすごいこと」とのコメントも。また、

・音楽再生中に他のモードへ移行すると、一時停止がワンアクションではできない。サブメニューを呼び出して画面を切り替えなければならないのは、全体の洗練された印象を削いでしまうようで惜しい
・アップルは「iTunes Store」「iPod」「Apple TV」という一連の戦略の中で動画コンテンツを利用しているが、ウォークマンにそうした戦略は見えない。より広範なユーザーに向けた製品とすれば、テレビの録画番組が簡単に持ち出せるといった、単純で分かりやすいウリも必要だったのではないか

iconiconといった指摘もあります。また、アナログ出力の部分にまだ物足りないところがあるとして、残留ノイズや、ヘッドホンアンプの出力の低さをあげていました。「ウォークマンが本気で音質を訴求するのであれば、この辺の問題はぜひとも解決して欲しい」とのコメントもあります。

さらに、データ転送の遅さも気になったそうですが、これは自分も全く同感。一概に比較できないかもしれませんが、手持ちのiPod&Macの組み合わせの転送(同期)スピードの速さに慣れていることもあり、特に遅く感じます。本体の快適さを実現できたのだから、今度は他の機器やサービスとの連携にも力を入れて欲しいです。

音質といえば、東芝のgigabeat新製品も高音質が売りらしいですね。サイズも小さく、ディスプレイに有機ELを採用。レスポンスも良好でA800に対しても競争力ある製品との評価。ただ、「付属のイヤフォンの質感など、その音質を製品のトータルパッケージの中で活かせていないようにも思える」とのコメントもあります>【新製品レビュー】新1ビットDAC搭載で音質勝負。「gigabeat U」

続きを読む 世代が変わったといっていいほど使いやすくなっているウォークマンA800

吉岡氏のクールな判断力が、ウォークマンA800シリーズを完成度の高い製品へと導いた

新ウォークマンA誕生秘話・インタビュー<後編> - A800シリーズの成功がソニーのオーディオ戦略にもたらすもの

AV&ホームシアターNews、前編中編に続き、ウォークマンA800シリーズiconの誕生秘話の後編が公開されました。ウォークマンA800シリーズの動画再生対応が次のネットジュークにどんな影響を及ぼすのか、マイクロソフトのDRM10への対応などについて聞き出しています。

・ネットジュークへの動画再生機能の搭載は技術的に難しいことではない。ユーザーからの声が高まってきたら検討する価値はある
・ネットジュークの販売は着実に伸びており、現行モデルで終わることはなり。次期モデルも開発を進めている
・DRM10には独自のメタリングやリスト機能のルールがあり、それがSonic Stageと干渉するので今後の対応は難しいと考えている
・(ウォークマンがMacOSに対応する可能性について)市場の大きさを考えればWindowsが中心。現時点でMacintosh対応は考えていない

といったところがポイントでしょうか。また、「吉岡氏のクールな判断力が、ウォークマンA800シリーズを完成度の高い製品へと導いたのだろう」とケースイさんはまとめておられました。

ネットジュークで動画を鑑賞するかどうかは、置き場所の問題もあって、さほど必要性は感じませんが、単純に管理はできた方がうれしいかもですね。ネットジュークの可能性はまだまだ未知数。最強のAVサーバーになってくれるとうれしいです。

そういえば、松下がD-snap AudioとD-Dockの新製品を発表しましたね。D-dockとBluetooth対応機器を連携させるためのレシーバユニットも同時に発表されています。>松下、D-snapやBluetooth機器と連携する「D-dock」

ウォークマンは音楽を楽しむ専用機~今後はスタンドアロンデバイスとしての存在感を高める

新ウォークマンA誕生秘話・インタビュー<中編> - ウォークマンは“動画再生機能”を加速させるのか?

AV&ホームシアターNews、前編に続き、ウォークマンA800シリーズiconの誕生秘話の中編が公開されました。木野内氏がウォークマンA800シリーズの動画機能の魅力を、吉岡氏が今後のオーディオ機器の動画対応についてのビジョンを語っています。

【木野内氏】
iconicon・アップルのiPod用に作成されたビデオキャストもすべてでは無いがそのほとんどに対応している。ユーザーの利便性を優先するなら、すでに多くのコンテンツが存在するiPod用の動画にも対応する必要があると考えた
・使い勝手を考えると「おでかけ・スゴ録」機能は対応したかった。A800が対応しているのは「AVC Baseline Profile」。スゴ録の「AVC Main Profile」は画質が良いが再生には専用の回路が必要になり本体のサイズアップにつながるため今回は見送った
(これに対し、インタビュアーのケースイさんは、ソニーのレコーダーがBaseline Profileに対応すればA800シリーズでも「おでかけ・スゴ録」が使えるようになるはずとして、“今後同社が掲げる“ソニー・ユナイテッド”の商品戦略の実現に期待したい”とコメントしています)

【吉岡氏】
・A800の動画再生機能にユーザーがどう反応するか、どう使ってもらえるのか、その様子をうかがいたい
・今後コンテンツを充実させるには、コンテンツホルダーやサービスプロバイダーの協力が不可欠要素
・A800は、まず一番に音楽を楽しむためのオーディオ機器。“良い音が楽しめるプレーヤー”という本質がぶれないように開発(PDA機能やゲーム機能も盛り込んでしまうと何を楽しむための製品なのかがわからなくなる)
・A800シリーズは予想に反して8GBモデルの売れ行きが好調で驚いている。動画に限らず、音楽をより高音質で記録したいというユーザーにも共通していると思う。そのため、大容量モデルの開発に早急に取り組んでいる
・これからは大容量モデルにおいてもフラッシュメモリータイプが主流

「感覚的なよさ」を目指すソニーのオーディオ

また、ITmedia +D LifeStyleにも吉岡氏のインタビューが掲載されています。こちらはウォークマンを中心にソニーのオーディオビジネス全般に関わるお話し。

・着任から数カ月の間はコネクトの立て直しに注力した。コネクトは当初、ひとつのエコシステムを作り上げるという目標を掲げたが、「オーディオ」という本来の事業に回帰させることにした
・まずは「ウォークマン」というブランドを活かしていこうと決めた。名前が古いという意見もあったが、結果としては使うことでソニエリケータイのヒットに結びついた。その経験からもウォークマンという資産は継承していこうと思った
・「ソニーの強さとは何か」を原点に返って考えてた。オーディオのものづくりを進めていく上で、失ってはいけないのはなによりも「音質」。それを忘れてはいけない
・ソニーのオーディオがイコール高音質という言葉でつながるイメージを持ってもらうことが大切
・PCレスの提案は今後強化したい部分。ウォークマン用のダイレクトエンコーディングケーブルは予想を上回る売れ行き
・ウォークマンとしては音楽を楽しむ専用機、スタンドアロンのデバイスとしての存在感を高めていきたい
・音質の追求も大切だが、「どこでも聴ける」、「曲を探す手間がかからない」といった利便性の追求も今後は強く求められるのではないか
・絶対に忘れてはいけない部分である「高音質」をベースに「感覚的なよさ」を加味し、さまざまなユーザーへ最適な製品を展開していくことが目標

高音質と快適な操作性、利便性。それらがスタンドアロンで実現できれば、ウォークマンケータイや21世紀のウォークマンを標榜するPSPなどにも喰われることは無いということなんでしょうか。ノンPC製品ではネットジュークとの連携強化もさることながら、ウォークマン単体でネットワークサービスへ対応なども視野に入っているのかもしれませんね。とりあえずはA800が売れて、ユーザーからのたくさんの要望を吸い上げた上で、次にしっかりと繋げてくれることを期待したいです。

続きを読む ウォークマンは音楽を楽しむ専用機~今後はスタンドアロンデバイスとしての存在感を高める

ウォークマンA800シリーズ専用クリップ「CLP-NWA800」を試す

本革キャリングケースに続き、ウォークマンA800シリーズicon専用のクリップ「CLP-NWA800icon」をゲットしました。お台場の先行展示で見たときは少々仰々しく感じたのでスルーかなあと思っていたのですが、もしかしたら上下を逆にしたら「WLA-NWB1icon」も装着できるのではないかと気がつきまして、思い切って買ってみました。

clp_nwa800_1.jpg

ソニードライブやソニスタでは製品情報があっさりしすぎていましたが、パッケージには主な特長や仕様がしっかりと明記されていました。素材はキズ・汚れに強いポリカーボネート素材を採用しており、重さは約16gだそうです。また、装着したまま操作とWM-PORTの使用が可能とありますが、これは上下どちらの向きにも装着可能だからということのようです。

clp_nwa800_2.jpg

ということで、まさに読みどおり。早速、上下を逆にして本体を装着してみます。WM-PORTが露出する、というか隠れないので、付属のUSBケーブルやWLA-NWB1が装着可能になります。クリップも大きめでバネのパワーもそこそこ。サイズ的にジーンズ用の太めのベルトでも問題ない感じですが、WLA-NWB1を装着したまま使うのはためらわれました。変に体重がかかって根元からぽっきり折れたらと考えるとちょっぴり怖いかも…。

iconicon基本はベルトやポーチ、バックパックなどに装着ということですが、WLA-NWB1との組み合わせならではの使い方ということで、バイオ「type T」のディスプレイ上部に取り付けてみました。向きはおかしいですが、障害物もないので電波も安定。仕事をしながら音楽やビデオ再生を楽しめます。(Bluetooth搭載バイオならウォークマンを使わずとも、BRM1でSonicStageのコントロールまででできちゃうんですが、PCの負荷をあげたくないのでってことで…汗)

クリップの装着で本体のスリムさは失われてしまいますが、全てのボタンがダイレクトに操作できるのはやっぱりラクです。保護性能こそありませんが、さりげなくカバンに装着して見せびらかしたい、そんな気持ちにさせるアイテムですね。もう少し安くしてくれると言うこと無いのですが、ひとまずは満足してます。(欲を言えば、クリップ部が一定の角度に回転できる構造にしてくれると良いかなあ…。)

話は変わりますが、先日、「WLA-NWB1」の仕様について投稿くださったUSKさんから再度お便りをいただきました。

続きを読む ウォークマンA800シリーズ専用クリップ「CLP-NWA800」を試す