世代が変わったといっていいほど使いやすくなっているウォークマンA800

#連日のようにウォークマンA800シリーズネタが続いていますが、個人的な嗜好ゆえ何とぞお許しを…。

新型ウォークマン徹底解剖レビュー 高域補完機能「DSEE」の検証実験で驚きの結果が!

デジタルARENAの特集“新型ウォークマン「NW-A800」徹底解剖”の第2弾として、ウォークマンA800シリーズicon本体のレビューが掲載されました。注目は高域補完機能を「DSEE」の検証。効果の程を視覚化してくれているのでわかりやすいです。「音源の解析と合成を小さなウォークマンでリアルタイム処理しているのだとすれば、ちょっとすごいこと」とのコメントも。また、

・音楽再生中に他のモードへ移行すると、一時停止がワンアクションではできない。サブメニューを呼び出して画面を切り替えなければならないのは、全体の洗練された印象を削いでしまうようで惜しい
・アップルは「iTunes Store」「iPod」「Apple TV」という一連の戦略の中で動画コンテンツを利用しているが、ウォークマンにそうした戦略は見えない。より広範なユーザーに向けた製品とすれば、テレビの録画番組が簡単に持ち出せるといった、単純で分かりやすいウリも必要だったのではないか

iconiconといった指摘もあります。また、アナログ出力の部分にまだ物足りないところがあるとして、残留ノイズや、ヘッドホンアンプの出力の低さをあげていました。「ウォークマンが本気で音質を訴求するのであれば、この辺の問題はぜひとも解決して欲しい」とのコメントもあります。

さらに、データ転送の遅さも気になったそうですが、これは自分も全く同感。一概に比較できないかもしれませんが、手持ちのiPod&Macの組み合わせの転送(同期)スピードの速さに慣れていることもあり、特に遅く感じます。本体の快適さを実現できたのだから、今度は他の機器やサービスとの連携にも力を入れて欲しいです。

音質といえば、東芝のgigabeat新製品も高音質が売りらしいですね。サイズも小さく、ディスプレイに有機ELを採用。レスポンスも良好でA800に対しても競争力ある製品との評価。ただ、「付属のイヤフォンの質感など、その音質を製品のトータルパッケージの中で活かせていないようにも思える」とのコメントもあります>【新製品レビュー】新1ビットDAC搭載で音質勝負。「gigabeat U」


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