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サン電子がWM-PORT搭載ウォークマン専用周辺機器2種を発売

サン電子、WM-PORT搭載ウォークマン用FMトランスミッタ-充電/データ転送用USBケーブルも用意
WM-PORT対応ウォークマン専用 【巻取式】USBケーブル新発売!!(サン電子)
ウォークマン専用FMトランスミッターFMWM-001新発売!!(同上)

サン電子が、WM-PORT搭載ウォークマン専用の自動車のシガーソケットに接続して利用するFMトランスミッター「FMWM-001」を5/15に、WM-PORT接続対応の巻き取り式USBケーブル「WS-11U」を6/5に発売するそうです。いずれもオープンプライスで直販価格は前者が5,980円で後者が1,480円。

久々のウォークマン向け3rdパーティー製品。先日、WM-PORT専用USBポータブルケーブルのインプレをお届けしましたが、持ち運びは便利なんだけど取り回しがちょっとやっかいなんですよね。ある意味、サン電子の巻き取り式USBケーブルの方がフレキシブルに使えそうな気がします。

(連休前のニュースでしたが、気がつかずにスルーしてしまったので…)

SPA家アナ>デジ変換計画第二弾発動~アナログレコードからシリコンへ

今年のGW最大の連休二日目はいかがお過ごしですか。東京はあいにくの曇り空で。だからという訳でもないのですが、今日はまったりと音楽とすごそうかなあと。実はこんなものが届いたんです・・・って昨日とほとんど同じ書き出しだ。

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Vestaxの「handytrax」。いわゆるアナログレコードプレイヤーなんですが、モノラルスピーカー内蔵で、乾電池でも動くんですコレ。しかも、2.5kgと軽量で持ち運びもOK。LINE IN、LINE OUT (RCA JACK) も装備していて、手持ちのポータブルオーディオ等を内蔵スピーカーで出力したり外部機器接続して使うこともできる優れもの。

いやー、本当はソニーの「PS-LX300USBicon」にしたかったんです。実家からレコードを持ち帰ってきたそもそもが「PS-LX300USB」が発表されたからだし…。ただ、USB経由の取り込みのクオリティがイマイチみないなレビューが多かったし、その後の保管のことを考えると二の足を踏んでしまっていたと。

でもって、色々と調べてみたところ、handytraxの情報に行き着いたという…。一応モバイル系のサイトを標榜していますから、ポータビリティ性能も重要と考えた結果でございます(<ホントか)。持ち運べて、さらにその場でレコードが再生できるってすごいですよね。DJ御用達なのもわかる気がします。

ちなみに、購入金額は15,500円。アマゾンですが、販売元はChuya-Onlineというところ。先日購入したカセットウォークマンと録音ケーブルの購入費用とあわせてもまだPS-LX300USBより安いですね。というか、これが一番重要だったり。なにせボンビーなもんで。

てなことで、速攻で開梱。箱の中身はシンプル。本体とACアダプターと取説のみ。カバーをはずして、レコード針のアームを定位置に置き、アダプター繋いで電源入れればスタンバイ完了。レコードを袋から取り出し(懐かしい!)、丁寧にセット。アームを持ち上げると自動的にベルトドライブが回転。そっとハリを置くと・・・・・キターというか、音出たー!ほほを伝う涙(うそ)。

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モノラルスピーカーなんでクオリティは良くないですが、それでもなんか感動。ずっとずっと聞きたかったアルバム達。よーく我慢して待っていてくれたね。大半が1980年代のアルバムだから20数年ぶりになるのかあ…。でもスピーカーから流れてくる音楽は全く色あせていないです。音楽ってスゴイ。

LINE OUTでAVアンプに繋いで再生してみるとこれまた違います。安もんなのでクオリティはイマイチな感じですが、個人的には聞けるだけでもう十分。くるくる回るレコード盤を眺めながら妙な感慨にふけってしまいました。振動に弱いということもあって、昔は再生中も録音中もじーっと動かずにじっくりとスピーカーから出てくる音楽と向き合っていたような気がします。なんであんなに真剣だったんだろう。真剣だったからこそ音楽に愛着を感じたのかな…。

てなことで、レコード単体で再生を楽しんだ後はアナ>デジ変換計画第二弾発動。ヘッドホン端子にウォークマン用録ーケーブルを繋いでA829に取り込み開始。ちなみに、取り込み中はhandytraxのスピーカーからは音が出ないので、A829にヘッドホンを繋いでモニターできます。A829に取り込んだ音源はPCのSonicStageで分割したりできるのでこれまた便利。実際、これが一番手軽なアナ>デジ変換方法かもしれません。

ただ、アルバムによってレコード特有のプチノイズが気になるものもありました。保存状態はどれも悪くはなかったのですが、見えない埃やカビなどが付着しているのかも。ということで、本番のCD化に向け、レコード盤のクリーニングが必須。中性洗剤で水洗いでもいけるそうなので、トライしてみようと思いまーす。

Paradigm Shift、やっぱすごいわ。特に2ndのレインチャイルドが素晴らしい。リマスターでCD再発しないかなあ…。お願いしますよ、日本コロムビアさん…)

SPA家アナ>デジ変換計画第一弾発動~カセットからシリコンへ

今年のGW最大の連休初日、いかがお過ごしですか。東京はあいにくの雨模様でちょっと寒いです。だからという訳でもないのですが、今日はまったりと音楽とすごそうかなあと。実は昨日こんなものが届いたんです。

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はいそうです。カセットタイプのウォークマンです。MDすら数年前にGood-byeしてしまったというのに、40なかばになってカセットテープ再生機を買うことになるとは…。それもこれも、実家から持ち帰ってきた音楽テープのせい。自分の家にあると思っていたラジカセが廃品回収行きになっていた事実が発覚してから、どうやってこいつを再生する手段を確保するか色々と悩んでいたんです。でもって出来ればデジタル化して手持ちの音楽ライブラリとして残しておきたいなと。

iconiconそんなこんなでアナログ音源のデジタル化計画がにわかに発動。ぶっちゃけ再生機は何でも良かったんです。持ち帰ったテープは4本あるのですが、そのうち2本は持ち帰ってきたアナログレコードとだぶっているので実質2本だけ。腐ってもソニー(<腐らすな!)。安い商品でもそこそこ良い音出してくれるだろうと言うことで、今現在販売継続中のカセットウォークマンの中で最も安い「WM-FX202icon」を選択。

これ、本体外装の約9割に植物原料プラスチックが使われているんですよね。廃棄後はコンポスト施設等で微生物や酵素により徐々に分解され、最終的には二酸化炭素と水と無機質になるそうです。パッケージも再生プラ。徹底してエコなウォークマンです。価格はなんと4,000円弱。安っ!ちなみに、付属品はヘッドホンとお試し用の単三電池二本。ヘッドホンは見た目はいかにも安そうですが、この値段にしてはなかなかの音でした。電池は速攻でサイバーエナジーぶち込みました。

にしてもデカい。なんですか、このずんぐりむっくりボディは。でも、見慣れてくると悪くないぞ。ボタンも大きくて使いやすい。しかもこいつ、生意気にもFM/AM/TVチューナーを内蔵してます。しかもデジタルです。22個もプリセットできてTVなんてアナログですけど1-12chまで対応してます。お手軽なラジオプレイヤーとしても十分使えます。さらに「MEGA BASS」搭載!いらないけど…。ちなみにオンにするとすげーです。ブリブリです。何聞いてもパフュームです、中田ヤスタカです。

でもってカセット再生機能なんですが、こっちはもうシンプルの極み。再生操作に必要なボタンは再生・ストップ・早送り・巻き戻しの4つとボリュームだけ。イジェクトは手動だし早送りや巻き戻しは終わっても電源が切れません。オートリバースなどありゃしません。逆にシンプルだからこそ操作がわかりやすいということもあります。これならキカイが苦手な人でもこれなら使い倒せるでしょう。レガシー製品だけど、実は需要はまだまだあるのかなあと、そんなことを感じました。

それはともかく、なんなんでしょう、この懐かしさは。レコード特有のプチノイズにテープ特有のヒスノイズ(でしたっけ?)が被さっていているんですが、昔はこれがすんごく嫌でCDやMDが出てすぐに乗り換えた訳なんですが、十数年ぶりに聞いてみると、そんなに悪いもんじゃないなあって感じます。やっぱ、歳とったのかなオレ…。とかなんとか郷愁に浸りつつ、本題のアナ>デジ変換計画発動ということで、まずはダイレクトエンコーディング機能搭載ウォークマン用の録音用ケーブル「WMC-NWR1icon」を使ってみることに。このケーブルが発売されたのはもう随分前なんですが、今回やっとゲットしました。

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iconicon関係者に聞いたところ、こいつは隠れたヒット商品らしいんですよね。自分と同じようなことを考えている人がたくさんいるということなんでしょう。実際にA829と組み合わせてやってみたんですが、ダビングは恐ろしいまでに簡単です。接続も一対一の関係でわかりやすい。これは売れるわけだ。ということで、ダイレクトエンコーディング機能についてはA820シリーズレビューとして後日別エントリーでお届けすることにします。

そんなこんなで、5千円強の出費でひとまずは手持ちのカセットライブラリをデジタル化することに成功。録音ケーブルはこれ以外の音楽ソースでも使えるので良い買い物になりました。第二弾でも使ってみようっと…(ってまだ現物が届かなーい)。

BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(8)~アクセサリー・WM-PORT専用USBポータブルケーブル

ウォークマンA820シリーズを試すといいつつもまたまたアクセサリーのインプレっす。今回はWM-PORT専用USBポータブルケーブル「WMC-NWP10icon」。もう随分前から発売されている商品ですが、A829がいたく気に入ったこともあって、周辺機器を立て続けにゲットしております。あ、もちろんA820以外のWM-PORT対応機種でも使えますので、念のため…。

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WMC-NWP10の主な特長は、約110mm×約21mm×約11mmのスティックタイプ採用によるポータビリティ性能につきます。ケーブルがごちゃごちゃしないので、ノートPCなどとの組合せればスマートにデータの同期や充電が行えるというしろもの。ゴム素材がかさになっているのか、重さは35gと意外に重かったりします。見た目はどことなく最新のEシリーズに似ているような…。

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プラグをカバーするキャップ(ゴム製)は取り外し可能。ケーブル本体もゴム素材がベースのため柔軟性があります。なお、形状記憶タイプではありません。使い方はウォークマンに標準で付属するケーブルと同じ。ウォークマン本体をWM-PORTに、USB(Aプラグ)をPCに繋ぐだけ。説明書にもそれ以上のことは記載されてません。

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てなことで、手持ちのバイオ「type T」で使ってみます。大容量バッテリーで使っているため、USBポートが浮いているのですがケーブルがゴム製で柔軟性があるので特に問題なく使えます。段差が気になる場合はA820に専用クリップを付けてもOK。どちらにしても見た目は今ひとつな感じですが、一時的な用途ですので気にしないことにします。

iconiconちなみに、ウォークマン専用クレードル(旧型です)ではキャップを外せば使えます。液晶部が横を向いてしまいますが、まあ、使えたよってことで。あと、クレードルに付属するACアダプターを使えば充電しながらの音楽再生も可能です。ヘッドホン端子も塞がれないのが良いですね。当然、BluetoothもOK。充電しながらRollyで音声出力も可能。

かさばらないので旅行や出張のオトモとしては使えるんでしょうが、見た目のこともあって普段使いはしないかも。コンパクトな割に、ノートPC周りにある程度のスペース(ウォークマン入れて20cmぐらい)が必要になるのがちょっと難点かな。WM-PORT側の端子が交換可能で、USB Aやmini Bといった端子も使えるようになったら便利かなあって思いました。あと、もう少しケーブルは短くできるんじゃないでしょうかね…。

【追記】WMC-NWP10も曲げた状態を維持してくれるようになると真の意味でのフレキシブルになって使い勝手が良くなるような…>本日の一品形状を記憶するUSBケーブル「フレキシブルUSBケーブル」

BluetoothウォークマンA820シリーズを試す(7)~アクセサリー・ポータブルミニスピーカー編

今回はウォークマンA820と同時に発表されたウォークマン専用のポータブルミニスピーカー「SRS-NWT10Micon」のレビューをサクッとお届け。同機はWM-PORT搭載ウォークマンからの電源供給で動作するパッシブタイプのポータブルスピーカー。お馴染みのブリスターパックで中身はスピーカー本体(キャップ付き)と取説・保証書のみ。本体のスピーカー部はフルレンジ防磁型で最大許容入力が2W。アンプ部は実効出力が400mW。重さは約18gと軽量です。

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普段は真ん丸。使わない時はWM-PORTプラグに付属のキャップを取り付けます。また、キャップは本体のキャップ差し込み用の穴に差し込むことで紛失を防止するようになってます。なお、ストラップホールの類は儲けられていません。

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ウォークマンへの取り付けは標準で付属のデータ転送・充電用のUSBケーブルと全く同じ。WM-PORTにガシャっとはめるだけ。あとはウォークマン側で再生を開始すれば音が出ます。音量はウォークマン側のボリュームボタンで調整します。なお、このスピーカーは使い始めとパワーオフからの復帰時に、音量が徐々に大きくなるフェードイン仕様を採用しています。

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A820との相性はばっちり。標準で付属のスタンドチップを使う場合はキャップをスピーカーに差し込んだ状態でも使えます。また、前回レビューをお届けしたクリップとの相性もグー。スタンド機能を使えば、横置きだけでなく縦置きも可能です。WM-PORT対応のA800やS700でも普通に使えますがS700との組合せはデザイン的にイマイチな感じ。A800はブラック同士の組合せで幅もほぼ同じなので見た目は良いのですが、スピーカー自体の厚みがあるのでこれまたひとつしっくり来ません。ちなみに、クリップや皮ケースと組合せるとバランス良くなります。

iconiconさてさて肝心の音質ですが、このサイズにしてはなかなかのもの。ボリュームを目一杯あげるとさすがに音が割れますが、20~25ぐらいでもちゃんと鳴ってます。それでも卓上で聞く分には十分な音量。全体的には高域が強調された固い音でさすがに低音は出ませんね。でも卓上だとRollyのようなバッフル効果が働いて中域の音が増幅されるようです。ジャズやクラシック、アコースティック系などの音楽は比較的聞きやすい感じ。また、小音量でもそこそこの明瞭感がありますね。

ポータビリティーを含め、値段以外は全体的には概ね満足。1,980円ぐらいだったらバカ売れするのでは。てなことで、自分はA820&クリップにさらにこのスピーカーを組み合わせて、サイト更新などのBGMによく使ってます。ちなみに、A820でBluetoothを有効にした場合はポータブルミニスピーカーから音声は出ません。いちいち取り外さなくても良いので便利です。

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蛇足ですが、この組合せを持ち歩く場合に、ナイスなケースを見つけました。STUSSYというヤング向けブランド(?)のムックにおまけで付いていたマルチケースがドンぴしゃ。クリップ付きのA820とスタンドチップやポータブルスピーカー、ちょっと無理すればノイキャンヘッドホンも一緒に収納可能。スピーカーを装着した状態でも収納OKなんで、ケースに入れたまま音楽再生もできちゃいます。デザインが派手なのが難点ですが保護性能はグー。ムック自体の内容はともかく、980円でこのケースがゲットできたので良しとします。

ソニスタ、ウォークマンやPSPで録画番組を持ち出せるBDZ-A70の受注開始

iconiconソニスタで、ウォークマン/PSPへのお出かけ機能に対応したデジタルハイビジョンチューナー内蔵HDD搭載ブルーレイディスクレコーダー「BDZ-A70icon」の受注がスタート。価格は168,000円で、「ハイビジョン応援キャンペーン」として、デジタルWOWOWの6ヶ月視聴無料権、もしくはソニーポイント15,000beatの特典付き。ワイド保証は8,000円。

スタメン向け15%オフクーポンを使えば142,800円でソニーポイントの15,000beatを引くと127,800円かあ。うーん、うーん…。

【追記1】AV WatchにA70のレビューが掲載されました。総じて高評価ながら、PSPとウォークマンの共用については難しいとのこと。ちなみに、おまかせチャプターはウォークマンにしか効かないようです。我が家のスゴ録くん(D900A)は大丈夫なんですけど、なんでなんでしょうね…>BDレコーダからPSP/ウォークマンに「おでかけ転送」ポータブルビデオを身近に。ソニー「BDZ-A70」

【追記2】AV Watchの記事に訂正。PSPでも「高速転送した番組については、チャプタ送り/戻しが可能でした」とのこと。ほっ…。