「ソニーモバイル」カテゴリーアーカイブ

ソニエリの売上高は世界3位~日本でも意外に健闘中

世界携帯電話市場、年間出荷台数が10億台超! ノキア好調も、ソニエリ健闘

英Strategy Analyticsの世界の携帯電話市場調査によると、2006年第4四半期の出荷台数は約2億9,960万台で、2005年同期から22%増の伸びを記録したとか。中でも、最も勢いよく伸びているのはソニエリだそうで、出荷台数ベースでは3位のSamsungに600万台の差をつけられてはいるものの、売上高ベースではノキア、モトローラに続く3位に入っているのだとか。

MNP特需第1幕は液晶効果でシャープに軍配、薄さとワンセグ勝負の春携帯は?

日本では今ひとつぱっとしないかに見えるソニエリですが、BCNランキングの携帯電話/PHSの販売データ集計を見ると、ソニエリも意外に頑張っていることがわかります。にしてもシャープの勢いはすごいですね。液晶効果が理由のようですが、「AQUOSケータイ」の愛称がキャリアの枠を超えたのがすごいですよ。ソニーも見習わなくちゃですね。

今年はそんな液晶全盛を有機ELが脅かせるのかにも注目ですね。CESで展示されたソニーの有機ELテレビの市場投入も楽しみっす~>「有機ELケータイ」に対する3大キャリアの見解が出そろう――薄型化進む液晶に奪われる優位性

ITmediaで安藤怜さんが連載中の「ソニーエリクソンの挑戦」のその後にも注目です。2003年の井原勝美社長(当時)へのインタビューは特大ボリュームで必読です!

それと、ひょんなことから見つけたのですが、ソニエリのau「W44S」とサマンサキングスのコラボグッズが出ているようです。興味のある方はどぞー>WWCITY – Sony Ericsson×SAMANTHA KINGZ

【追記】HEAD PORTERプロデュースのW44S用ケースも販売中のようです>“あのヒンジ”に対応──HEAD PORTERプロデュースの「W44S専用」ケース

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ソニーがiPhoneを作れないワケとは

ソニーにもノキアにも作れなかったワケ

日経ベンチャーの経営者倶楽部。「スマートフォンをリードするメーカー」というポジションはソニーなどを筆頭とした日本メーカーが占めてよいはずなのに、何でそれができなかったのかをアップルのiPhoneを引き合いに出して考察しています。「経営トップが作りたい製品や事業コンセプトを明確に打ち出し、形にするまで自ら関与していく姿勢」と、iTunesと同ストアを核にした囲い込み戦略、イコール「ハードとソフトを組み合わせたトータルなビジネス展開」でユーザーの囲い込みに成功したのがアップルとか。

囲い込み戦略はソニーの十八番だったような気もしますが、アップルはさじ加減がうまいのでしょうね。ソニエリのスマートフォンすら使えない日本ですが、iPhoneが上陸してくれれば現状打破のためのカンフル剤になるような気もしています。ソニエリジャパンを変えてくれることへの期待を込めて、アップルを応援したいそんな気分です。

ソニエリといえば、ITmedia オルタナティブ・ブログの「安藤怜のロンドン灯」で、「ソニーエリクソンの挑戦」と題した連載が掲載されています。こちらも要チェックですね。

【追記】国もついに動き出すようです>「携帯開発、メーカー主導で」――総務省が競争促進策

それと、以前のエントリーで出井さんが著書でアップル買収を真剣に考えていたというエピソードをご紹介したことがありましたが、CNETでコラムを連載中の中島氏が、数年前にソニーの経営陣にアップル買収を勧めていたことがわかりました(お知らせ感謝です!>キャビアさん)。中島氏の個人ブログの2004年暮れのエントリーに、“出井さんにも、久多良木さんにも、「ソニーは Windows パソコンを作るのをやめてアップルを買収すべきです」と薦めたのだが中々本気で考えてもらえない”とあります。また、“買収が無理だったらアップルOSをライセンスしてソニーPCのラインナップを一新すべき”とのご意見も。04年のタイミングでその戦略転換はちょっと厳しかったのではと思いますが、もしも実現していたらと思うとそれはそれで興味深いですよね。今なら、PS3のMac化なんてのも面白いのではないでしょうか。って、それじゃあアップルがSCEを買収するようなものか…。

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ソニエリの2006年度第4四半期連結業績は過去最高に

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 2006年度第4四半期業績概要(Sony Japan)

ソニエリが2006年度第4四半期(2006年10-12月期)連結業績概要を発表。販売台数は2,600万台で前年同期比61%増。売上は37億8,200万ユーロで前年同期比64%増。税引前利益は5億200万ユーロで前年同期比144%増。当期純利益は4億4,700万ユーロ。サイバーショットケータイやウォークマンケータイなどが引き続きヒット。端末の平均販売価格は市場環境が想定より良好であったこと、およびヒットモデルへの旺盛な需要が続いたことにより、想定をわずかに上回って推移。欧州での売り上げ拡大に加え、中南米、アジア太平洋の新興成長市場で大きく成長したそうです。

独自性の強い日本市場では好調なのか不調なのかよくわかりませんけど、仮に不調でも世界市場全体で軽く帳消しにできちゃうのかもしれませんね。ところで、一昨日発表されたドコモ「SO903iTV」のメモリーカードスロット絡みでつばめさん(@ぱむぽじ)から以下のようなお便りをいただきました。

So903iTVの話題が出ましたが、microSD対応ということでびっくりしたんですけど、メモステmicroにも両対応のようですね。SO903iでminiSD/MSPRODuo対応してるからしてればいいのにと思っていたので、さらにびっくりです。とはいえ、microサイズのメモリーについては、もうmicroSDの勝ちでしょうね。KINGMAXから、microSDをMSPRODuoに変換するアダプターつきのmicroSDカードが出ていましたが、最近ではアダプター単品での販売もあるようです。たとえば、こんなところとか。秋葉原でも浜田無線店頭で1980円で同様の品が売られていました。普通にデータカードとして使う分なら、この選択もありかと思います。アダプター単体もだいぶ安くなってきたので、複数枚持っても負担にはなりませんし。(MAGIC GATEを使用したい場合は無理なんでしょうけどね>あまりそういうケースはなさそうな…)microSDもアダプターもかなり手ごろになってきたので、僕もそろそろ手を出そうかな?と思っています。

確かに今からmicroSDの牙城を崩すのは並大抵の事じゃないですよね。M2はソニー製品好きの人だけが買うってことで。ところで、ケータイ以外にM2が採用される製品ってこれからどれぐらい出てくるのでしょうね…。考えられるとすれば、超小型のサイバーショット、ウォークマンのメモリ増設用、次世代PSPあたりでしょうか。とはいえ、現行のPSPでDuoがスタンダード化してしまったので、過去の資産が使えなくなるのはつらいっすね。むしろ、Duoに完全に一本化してしまった方が効率良いんじゃないでしょうかね。Duo HGも出ることだし…。ちなみに、アマゾンのエレクトロニクスストアではメモステDuoの2GBがついに7千円を切って絶好調のようです。

【追記】匿名設定さんからSO903iTVのメモカスロットについて以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

SO903iTVのメモリーカードの件ですが、現在ソニーエリクソンの公式サイトに出ている画像では「M2」の文字が消えています。製品の計画段階の最後のほうまでメモリースティックマイクロの話が出ていたことは確かなようですが、今のところデュアルスロットと断定するのは危険な気がします。

あ、ホントですね。ソニエリのFlashムービーの「スマートボディー」の項目で確認できました。ということは、microSDオンリーってことなのでしょうか。なんだかんだと、日本初のM2搭載製品登場かと思っていたので、ちょっぴり残念ですね。というか、メモステ捨てちゃうんですか、ソニエリジャパンは…。

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ソニエリ製ドコモ端末「SO903iTV」と「SO703i」が正式発表されました

ソニエリ製ドコモ端末2機種が発表されました。

FOMA SO903iTV(NTTドコモ)
SO903iTV(ソニエリ)
FOMA SO703i(NTTドコモ)
SO703i(ソニエリ)

903iTVは先日の噂どおりのスペックのBRAVIAケータイで、ワンセグ視聴では軸ずらし機構により視聴しやすい角度(約15度)で横置きすることが可能のようです。また、FOMAワンセグケータイでは最薄の19.5mm1を実現したとか。また、903iシリーズは全ての機種が「Napster」対応みたいです。【追記】全機種対応は「着うたフル」の間違いでした。ご指摘感謝です、takkkさん。

703iは、光沢感のある9種類の「Style-Upパネル」の下から、有機ELを用いたサブディスプレイ表示を、サイドのLEDの光で美しく表現する「オーガニックイルミネーション」が特徴。また、それぞれのパネルのテーマに合わせた「アロマシート」を貼り付けることで、香りも楽しめるとか。

703iは来月発売ですが、903iTVはおよそ半年先の6月発売なんですね…。個人的な感想は…う~ん、特にありません。

【追記】タケルさんから903iTVについて以下のようなお便りをいただきました。(感謝です!)

「SO903iTV」ですが、AV Watachの記事この写真のmicroSDスロット部分をご覧ください。なんと、メモリースティックのロゴマークとともに「M2」の文字が!!SO903iTVは国内初の「M2」=「メモリースティックマイクロ」対応機種なんですね。

とのこと。画像を横向きにしてじっくり眺めてみましたが、メモステのロゴマークの右に「M2」の文字がありますね~。microSDとのデュアルスロットなんだ…。でも、製品情報にも載っていませんし、話題にもなってませんね。来年の6月頃までにM2採用のソニー製品(サイバーショット?)が登場するとすれば、デュアルスロットにする意味もあるのかもしれませんが、M2がmicroSDよりも安価に提供されるとは思えませんので一般的にはmicroSDが使われそうですね。

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「イルミネーション」と「お知らせアイコン」が売りで2.7インチフルワイド液晶搭載の「W51S」

美しく光る「イルミネーション」と「お知らせアイコン」を採用し、約2.7インチのフルワイド液晶画面を搭載した携帯電話『W51S』の発売について(ソニエリのプレスリリース)

ソニエリは、フロント面にデザイン性と実用性を兼ね備えた「イルミネーション」と「お知らせアイコン」を採用し、約 2.7インチの 16:9フルワイド液晶画面を搭載した携帯電話『W51S』を正式発表しました。フロント面にある白色LEDが機能に連動してパターン点灯する「イルミネーション」と、3種類の動作を知らせる「お知らせアイコン」を採用。スリムなスクエアフォルムと、カラーごとにテクスチャーのような質感やパールコーティングを施したフロント面が特長。ソニーとの共同開発による高画質エンジン「RealityMAX」を備えた約2.7インチフルワイド液晶搭載。待受画面が表示されるたびに、豆知識や雑学などテーマに沿ったコンテンツが表示される楽しい「まちうけ文庫」のプリセットや、セキュリティ機能「遠隔ロック」、「遠隔データ消去」に対応するほか、LISMO「ビデオクリップ」の横画面再生にも対応。といったところが主な特徴のようです。

素直にW43Sの後継と考えればよいのでしょうかね。間もなく発表されるドコモのSO903iTVからワンセグ機能を取っ払ったかのような印象ですが…。また、W51Sの発表についてはFighter-KOUさんからもお知らせいただきました。感謝です。感想は「結局またBluetooth無しでしたので、しばらくはSBに残留が続きそうです。もう、ソニエリには期待できないかなぁ…」とのこと。ソニエリジャパンはもうBluetoothやる気無いのかもしれませんね…。自分もスペックを見て機種変候補からはずしました。変わって、3.0インチワイドVGA液晶、ワンセグ、デジラジ、Bluetooth搭載の「W52T」が一挙に機種変候補に浮上してきました~っ!

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これぞ真のBRAVIAケータイ~ドコモが「SO903iTV」を16日に発表か

匿名設定さんからソニエリ製のドコモ新製品に関する情報をいただきました。(感謝です!)

以前SO703iの記事がありましたが、いよいよ16日に発表されますね。ここからが本題なのですが、その日はもうひとつのソニエリ端末「SO903iTV」が発表されるそうです。他サイトの記事ですがこちらに詳細と小さい画像が載っています。画像を見る限り、シャープ端末のような2軸式の画面になるようです。だいぶ前のエントリーで「BRAVIAケータイ」という話がありましたが、どうやらそのままそのキャッチコピーが使われるようです。すでにご存知かもしれませんが、また楽しみが増えましたね。

DoCoMo情報サイト」さんのエントリーを拝見しました。703iだけじゃなくて、903iTVなんてのも同時発表されちゃうんですか!auのW44S的な隠し球なんですかね。

主な特徴は、メインの液晶が3インチのBRAVIA液晶(WQVGA)、サブに1.1インチ有機ELを採用、200万画素CMOSカメラ搭載、ワンセグ対応(内蔵メモリに30分録画可能、予約録画可能、再生機能の充実)ということらしいです。また、外部メモリーはmicroSDになるみたいです。

so903itv.jpg

デザイン的にもマーケ的にも、これが真のBRAVIAケータイってことになりそうですね。auのW43Sにワンセグを載せただけっぽくもとれないこともないのですが、サブに有機ELを採用している点が違いでしょうか。いずれにしても詳細は正式発表待ちですね。