「携帯電話・PHS」カテゴリーアーカイブ

ソニエリ製au「W54S」の発売日が全て決定~9日には全国発売

未発売地域での「W56T」「W54S」発売日確定

KDDIが、ソニエリ製「W54S」の関東・沖縄以外の地域での発売日を公開。2月6日に北海道、7日に北陸、8日に東北・中国・四国・九州、9日には関西・中部で発売されるそうです。

そういえば、月曜日に地元のauショップでW54Sのモックを触りました。見た目は上品で、ぱっと見も大変シンプルですね。ソニエリ最後のCDMA端末からそろそろ機種変したいと考えている同居人に「これどう?」と聞いてみましたが、「重いしワンセグいらねー」と、速攻却下されました。なんか、京セラの新しいのがコンパクトで良いみたいです。ちなみに、W53Sは機種変でも0円になってました。

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ワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15P」を試す(3)

二回にわたってお送りしてきたワイヤレスオーディオレシーバー「DRC-BT15Picon」のレビューですが、今回は音質についての感想、バッテリーの保ちの検証結果などをザクッとお伝えしてレビュー自体も終わろうと思います。

■BT15Pの音質は

この手の商品は、ソニーBRM1が初体験で、ソフトバンクZTBAC1に引き続き、BP15Pを使ってきたわけですが、ぶっちゃけ音質については大差無いというのが正直な感想です。Nona Reevesの「DAYDREAM PARK」のような高音から低音までがまんべんなく鳴っている音の洪水的楽曲で聞き分けてもほとんど違いがわからんのです。自分自身の耳のエージング(まさに老い)が進んで聞き分けられる周波数帯域が狭くなっているのかもしれません。強いて言うなら、ZTBAC1がモニター的な音作りなのに対して、BT15PやBRM1は中低音を持ち上げているようには感じました。ドン・シャリではないですが、ドンの力強さはありますね。もちろん、使用するヘッドホンの特性にも左右されますのではっきりとしたことは言えないのですが、個人的にはキライじゃない音です。

bt15p_11.jpgちなみに、BT15Pの取説には推奨アクセサリーに「MDR-EX90SLicon」と記載されています。また、ソニービルで入手したカタログにもEX90SLが一緒に写ってます。BT15Pの音作りはEX90SLに最もマッチする形でチューニングされたのかもしれません。実際に色々と聞き比べてみたのですが、確かにEX90SLとの組合せが聞きやすさという点ではベストかもしれません。また、「MDR-EX700SLicon」だとこれまた表情が一変。通信方式がBluetoothということもあり、EX700の性能の良さが災いしてホワイトノイズがさらに強調されるのが気になるほか、中低域が前に出てきてちょっとうるさく感じました。いずれにしても、音質については人それぞれ好みがあるのでなんとも言えません。どんな種類の音楽を聴くかによっても変わりますしね。BP15Pのような製品を買う場合は自分の耳に合うヘッドホン探しもひとつの楽しみと言えそうです。

それから、BRM1を使っていて気になっていた通信状態悪化に伴う音楽再生ピッチのズレは、BT15PではBluetooth 2.0にEDRが付加されたことよる高速化通信の恩恵からかBRM1ほどのズレは感じません。通信も比較的安定しているようです。これは素直にうれしい。

■バッテリーの保ちを検証してみた

6時間という連続再生時間に不安を感じる人も多そうなので、珍しく今回はバッテリーの保ちを検証してみました。2回目のレビューから間が空いてしまったのはこの検証に時間がかかったためです。

bt15p_10.jpg検証にはBT15Pに外部スピーカーを接続、ウォークマンS705F+NWB1でA2DP接続、さらにBluetoothケータイ(W54T)でHFP接続(待ち受け)した状態で延々と音楽再生を行いました。午前9時前ぐらいから検証を始め、定期的に電源ボタンを押してLEDにてバッテリー残量を確認。以後使えなくなるまでの経過はこんな感じ。

  • 約3時間:LED 2回点滅
  • 約4時間:同上
  • 約5時間:同上
  • 約5時間半:LED 1回点滅
  • 6時間ちょっと:自動的に電源オフ

ということで、6時間ちょっとは動きましたのでカタログ数値は正しかったです。LEDの点滅が1回になったら数十分後には使えなくなると思ってよろしいかと。まあ、ケータイの待ち受け状態での検証でここまで保つわけなので、A2DP接続オンリーの音楽再生だけならもう少し伸びるのかもしれません。6時間が多いか少ないかは使う人のライフスタイルに左右されるのでなんとも言えません。通勤・通学で往復4時間かかるような方でもお昼休みの1時間をたっぷり音楽と一緒に過ごせますから。ただ、旅行のお伴に持っていくような場合は充電器必須でしょうね。

ちなみに、5時間半過ぎた頃はS705Fのバッテリー自体も危なかったです。酷使してきたのでバッテリーもへたってるのでしょう。BT15Pも当然長く使い続けるとバッテリーのへたりで連続使用時間が減ると思われますのでその点お含み置きを。

■雑感&その他

BT15Pに対する個人的な雑感や要望を最後に。基本の操作系をひとまとめにしたジョグスイッチは素直に使いやすいと思いました。BRM1含めこの手の製品の中では個人的にNo.1の操作性です。BRM1で体験済みでしたが、ソニーのBluetooth機器はどれも音が良い(自分好みな)ので安心して使えます。あと、細かい話で繰り返しになりますが、クリップの取り付けはともかく、取り外しの説明が無いのが気になりました。クリップホールの破損はクレームに繋がることですから。それと、この手の製品のACアダプターのプラグはできれば共通化して欲しいです。

iconiconというようなことで、色々と文句も言いましたがBT15Pはバッテリーの保ちに若干の不安はあるものの個人的には大満足な製品です。今日から関東エリアでも発売が始まったau「W54S」や今後発売予定のサイバーショットケータイ「W61S」と組合せるとさらに楽しい音楽ライフが送れると思います。Bluetoothケータイの普及と認知度アップで、ソニーから今後も続々と新提案のワイヤレスオーディオ商品が投入されると良いですね。

最後の最後に参考までにということで手持ちの主なBluetoothヘッドホンとの比較表をば。

bt_headset_hikaku.jpg
【表の補足】BT50のウォークマン+NWB1でA2DP&ケータイでHFP接続ですが、人によっては自分が書いたようなコツいらずで接続できているそうです。自分のBT50とNWB1はあまりに複数の機器とペアリングしすぎてうまく通信できていないのかもしれません。今度リセットして試してみます。ということで、お知らせ感謝です>かつぽんさん

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au「W54S」の関東エリア発売が2/3に決定~LISMO Portの提供とmora for LISMOサービスは先行スタート

「W56T」「W54S」の発売日、関東は2月3日に

沖縄以外の地域の発売日が未定だったソニエリ製のauケータイ「W54S」ですが、関東エリアでの発売日が2/3(日)に決定したそうです。発売日が確定していないその他の地域については、近日中にあらためて案内される見込みとか。

KDDI au: ソフトダウンロード > au LISMO Port

ちなみに、auは2/1から上記「W54S」などのKCP+端末対応の新ソフト「LISMO Port」の提供を開始しております。同ソフトを利用することで、au携帯電話に保存している「着うたフル」や「ビデオクリップ」をPCにバックアップできるほか、同ソフト経由でダウンロードした転送回数が1回以上、または無制限の着うたフルであればウォークマンに転送できます。

LISMO Portの対応携帯電話は、W56T、W54S、W54SA、W61SA、W61T、W61S。ウォークマンは、A910シリーズ、S710F/S610Fシリーズ、A800シリーズ、E010シリーズ、S700F/S600シリーズ、S200Fシリーズ、E000シリーズ、A600シリーズ、A3000、A1200、A1000。

au携帯と連携可能なPC向け音楽配信「mora for LISMO」-2月1日スタート。専用ソフト「LISMO Port公開」

でもって、レーベルゲートが「LISMO Port」上で音楽配信サービス「mora for LISMO」を開始。上記「LISMO Port」からアクセス可能で80万曲のATRAC形式楽曲がラインナップされています。

ちなみに、LISMO PortとLISMO Music Portは共存可能で、SonicStageCPとSonicStage for LISMOを使い分けも可能だそうです。むー、なんだかややこしいっすね…。W61SやW54Sを購入予定でウォークマンもバリバリ使うという方は色々と確認しておいた方がよいかもです>LISMO! > よくあるご質問

あと、mora絡みなんですが、2007年12月12日から、ソニー・ミュージックエンタテインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオンの音源利用ルール(外部機器への転送およびCD-Rへの書き込みの回数)が変更されたそうです。これにより、ほとんどの楽曲でCD-Rへの書き込みによるバックアップが可能になったとか。以前購入した楽曲の音源利用ルールは・・・変更できないんだろうなあ>メンテナンスのお知らせ

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ソニエリ製au「W54S」が沖縄以外で発売日未定に

auの「W56T」「W54S」、沖縄以外の発売日が未定に

auの2008年春モデル発表時に2/1全国発売とアナウンスされたKCP+採用の「W56T」と「W54S」が、沖縄以外の地域で発売日が全て未定になったそうです。KDDIはバグなどの問題はないが在庫や流通などの面で調整することになったとコメントしているとか。なお、都内量販店の店頭で発表されたW54Sの予価はフルサポートの新規契約、機種変更ともに15,750円だったそうです>「W54S」「W56T」「W54SA」はフルサポで1万円台半ば――au春モデルの予価が店頭に

W61Sの正式発表で影が薄くなった感のあるW54S。スルーするから影響ないよという人が多そう。W56Tとほとんど違いがないし(OEMだから当然か)、いっそ発売中止にしてしまった方がソニエリのイメージ的にも良さそうな気がします。バグじゃないと言い張っているようですがKCP+端末の船出は厳しいものになりそうですね>ケータイ用語の基礎知識第357回:KCP+ とは

【インタビュー】So-netのMVNOはキャラクター立ててハードを生かして

こちらは、2008年2月下旬にイー・モバイルの7.2Mbpsサービスの提供を開始するSo-net取締役執行役員へのインタビュー。同社の「bitWarp」利用者は現在2万強とか。MVNOについて、グループにハード会社を持っている強みとしてソニーと協力することも大いにあり得る、So-netにとってモバイル事業は力を入れていきたい分野の1つ、などとコメントしています。

「bitWarp」でクリエをスルーしておいてよく言うよ。ブツブツ・・・。あ、ただの独り言ですから。

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ネットジューク、最新機種のみau携帯連携アップデート

「NAS-D55HD」「NAS-M75HD」「NAS-M95HD」本体ソフトウェア Ver.2.00.00 アップグレードのご案内(ネットジューク カスタマーサポート)

iconiconソニーが、HDDコンポ“ネットジュークicon”「NAS-D55HD」「NAS-M75HD」「NAS-M95HD」本体ソフトウェアバージョン[2.00.00]の提供を開始しました。auのKCP+対応機との連携に伴うアップデートで追加される機能は以下の通り。なお、KDDIの「LISMO Port」は2/1からauのホームページ経由で提供されるそうです。

  • au「LISMO」対応携帯電話のEZ「着うたフル」を本機に取込めるようになります
  • 音楽データをau「LISMO」対応携帯電話に転送できるようになります
  • au「LISMO」対応携帯電話から本機に取込んだEZ「着うたフル」をウォークマンに転送できるようになります

ネットワークアップデートが売りのネットジュークですらこれです。レコーダーの「ダビング10」もそうですが、最新機種向けにしかアップデートが提供されないのがなんとも歯がゆいというか、切り捨て方が相変わらずというか。これがソニーだと言えばそれまでですがもう少し何とかならんもんでしょうか。

話は変わりますが、Takeさんから音楽ファイルについてこんなお便りをいただきました。(感謝です)

SPAさん、こんばんは。毎日楽しく拝見させて頂いております。今日お伺いしたいのは、音楽ファイルについてです。既にSonicStageには、一万弱のATRAC(DRMあり)ファイルがあります。しかし、昨年は何か大きく動きましたよね。今後どのフォーマットを使用するのが良いものなんでしょうか。自分も昔はMP3でせっせと貯めこんでおりましたが、NW-MS9を使い出した辺りから、ATRACに変更し現在に至ります。自分の主な使い方としては、1、ルームリンク VGP-MR200での再生。ですがこのルームリンクは、ファイルの読み込み速度が非常に遅く、精神上宜しくないので、最近はもっぱらPS3にその役目を奪われました。2、携帯電話 W52Sでの再生。3、車 専用で使用しているウォークマン NW-HD5。そんなところなんですが、携帯も、ウォークマンも最新機種は既にMP3対応ですし、確かVAIO MusicBoxなんかはDRMのかかったATRACは対応していないんですよね?もう今後のライブラリーは、MP3に変更して良いのでしょうか?今買ってきたばかりのCDを目の前にしながら、悩んでおりました(笑)。MP3で良いですよね?SPAさんはどうなさってますか?アドバイスよろしくお願いいたします。

自分の場合ですが、ウォークマンはその時に集中して聞きたい音楽しか入れないので、できるだけ良い音で楽しむためにATRACのロスレス(DRM無し)中心で運用しています。なのでSonicStageで管理する楽曲はきわめて少ないです。CPUへの負荷もさることながら、千万単位の楽曲を管理するだけのHDD容量が今使っているバイオに無いものですから。仮にあったとしても全部をマルっと持ち歩けるウォークマンが無い…。ぶっちゃけますと、昔からSonicStageが肌に合わないんです。なのでただの転送ソフトと割り切って使ってます。って、全然質問の答えになってませんね。

今後選択すべき音楽ファイルについては、すでに結論を導かれていらっしゃいますが、MP3(192kbpsぐらい)がベストなんじゃないでしょうか。プレイヤーを選ばないは言うに及ばず、今時のプレイヤーはギャップレス再生もできるようだし、NASだのDLNAといったネットワークを介したやりとりでも問題ないですし、将来的なことを考えてもつぶしがきくというか、一番不自由がないのではないでしょうか。

ちなみに、自分のiPod用の音楽データは、洋楽がAAC(128)で邦楽がMP3(192)になってます。これは母艦(Mac)をわけて運用していたなごりで、iPodも洋楽用と邦楽用を使い分けてました。本当は全部MP3にして全てをNASで管理して、ウォークマンもiPodも関係なく使えるようにしたいのですが、何百枚もある洋楽CDを一からリッピングするだけの気力が無いというか…。ネットジュークが真の意味での音楽ファイルの母艦になってくれて、コンポとしてはPCMのリッピング&再生が基本で、ウォークマンやiPodで持ち出す場合にそれぞれの機器に最適なビットレートを選択できるなんて使い方が理想なんですが、今のソニーにそれを期待するのは難しいのでしょうね…。

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スタパ齋藤さんがポータブル充電器を比較レビュー~ソニーEnergyLINKの評価は

iPod、ゲーム機、ケータイ――ポータブルUSB機器を緊急充電

スタパ齋藤さんの「週刊スタパトロニクスmobile」。給電可能なUSBポートを持つ予備電源としても使えるポータブル充電器の比較レビューということで、ソニーEnergyLINK(CP-3H2Kicon)、パナソニック「ポケパワー」、三洋「eneloop mobile booster」が取り上げられています。

iconiconEnergyLINKは、シンプルながら実用的で多機能。常用するには大きすぎるが、本体のみでコンセントに挿せるので、旅行や出張時にはナイスな選択になる可能性もあるとしていました。また、電池は本体サイズ的に4本使える仕様にして欲しかったとのコメントも。

ポケパワー、eneloop mobile booster3機種についての個別の感想もありますが、最終的に動作面での細かい事を考えると、eneloop「KBC-E1S」がいいのかもしれないそうです。ただ、用途や目的、使用感によってそのような結論に至らないケースも多いと思われるので、それぞれがジックリ吟味して欲しいとのこと。

自分もEnergyLINK使ってますが、電池2本ならもっとコンパクトにして欲しいと思いますです。「KBC-E1S」は、アマゾンでの評価は今ひとつですが、やじうまミニレビューでも結構高評価なんですよね。今度買ってみるかなあ…>コラム:やじうまミニレビュー三洋電機「eneloop mobile booster」

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