「テレビ・ビデオレコーダー」カテゴリーアーカイブ

モバイルテレビで見たいのは従来のテレビと同じコンテンツ

モバイルテレビ、一番使っているのは?

米携帯電話ユーザーを対象にしたモバイルテレビ利用者調査結果に関するニュース。65%が男性。46%が35歳未満。また、修正あるいは専用のコンテンツよりも、従来のテレビと同じコンテンツ(テレビ番組全体)を見たいと考えている人が多かったとか。サービスを選ぶ要素として最も多かったのが価格で約71%、無料で利用できるなら広告付きでもいいというのが67%。以後、画質を重視は50%、47%は画面サイズ、43%はチャンネル受信状態とか。

モバイル放送、ワンセグ対応“モバHO!”ポータブル衛星放送受信機『MBR0501A』を発売

日本では、ワンセグよりも先に世に出たにもかかわらず、日の目を見ないモバHO!がなんとワンセグチューナー内蔵端末をリリース。これまでの端末はでかくて高いという印象でしたが、随分とスリムになって価格も2万円とかなりリーズナブルになりました。また、SDメモリーカードへのEPGを利用した番組録画も行えるそうです。なお、モバHO!の視聴には別途費用がかかるのは変わりません。

米国の現状を見る限り、ワンセグがコモディティ化しつつある日本はかなり進んでいるんだなあという印象を受けました。ただ、iTSなどで完パケで売られている、または、自分で録画したテレビ番組を持ち歩くような仕組みは、デジタル放送のDRM絡みの問題を含め米国の方がはるかに利便性が高いようにも思えます。

ワンセグはプレイスシフトはお手の物ですがタイムシフトは苦手。録画機能付きも多々ありますが、受信感度に大きく左右されます。米国では修正・専用コンテンツよりもテレビ番組全体を見たいと考えている人が多かったとのことですが、これは日本でも同じなんじゃないかと思います。とりあえずソースは問わないとして、自分の見たい番組をいつでもどこでも手軽に楽しめる、そんな世の中になって欲しいものですね…。

iconicon先日発売されたソニーのワンセグラジオ「XDV-100icon」はターゲットもコンセプトも明確なシンプルな商品ですが、これにメモステスロットがつくだけで随分と製品のニュアンスも変わりますよね。スゴ録にもいい加減そろそろスロットをつけてもらって、他の機器との連携をバチっと打ち出して欲しいものです。そういえば、先日発表されたハードディスクオーディオレコーダー「NAC-HD1icon」にはMSスロット無いんですよね。ネットジュークにはあるのに…。最近のソニー製品ってメモステ連携にあまり力が入っていないように思えるのですが気のせいでしょうか…。

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PS3、HDD増量など中核部品・機能以外の変更の可能性 【追記あり】

ソニー、PS3のHDD増量を検討

PS3に活発にゲームやエンタメンコンテンツを保存するユーザーにとっては、20Gは少なすぎるし、60Gでも十分ではないとして、HDD容量を増やしたPS3の投入が検討されているようです。SCE広報の弁ですが、「中核の部品や機能は変更しないだろうが、それ以外の追加と削除はあり得る」としてHDD増量以外の仕様変更の可能性も示唆してます。

自分はスゴ録のお出かけ動画ファイルの保存にPS3を活用していますが、すでにかなりの数のファイルを保存しておりHDD容量が心許なくなってきました。著作権保護が施された動画ファイルのムーブにまともに対応している製品がPS3ぐらいしかないということも問題なのですが、それはともかく、こういう使い方をしているとHDDの容量は多ければ多いほどうれしいものです。ダウンロード提供されるゲームのファイルサイズもどんどん肥大化するでしょうし、パッケージビジネスからの脱皮を考える上でもストレージの大容量化は避けられないのかもしれませんね。

スゴ録といえば、「RDZ-D900A/D800/D700」とBlu-ray Discレコーダ「BDZ-V9/V7」のファームウェアが更新されたようです。自分もD900Aも勝手にアップデートされてました。「BDZ-V9」のホームサーバー機能強化も行われているとか>ソニー、BDレコーダ「BDZ-V9/V7」とスゴ録をアップデート

欧州でのPS3販売数、まもなく80万台に–ソニーCEOが発言

「スパイダーマン3」のプレミア試写でストリンガーCEOが欧州のPS3販売台数が80万台に近づいていると発言したそうです。ただ、3月末までに世界で600万台出荷するという目標の達成については言及を避けたとか。

80万台でも十分立派なもんですよね。出荷してすぐに何十万台も売れるソニー製品なんて無いですもの…と、軽くフォローしてみました。

【追記】SCEの欧州法人社員の1割弱にあたる最大160人を削減するリストラが発表されました。厳しい現実が横たわっているようです…>ソニー、ゲーム部門でリストラ

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ソニー、いよいよ有機ELテレビの量産へ~まずは11型から

ソニー、次世代薄型テレビ量産――初の有機EL、月1000台
大画面有機ELの実用化を進めるソニー、フルHD+倍速液晶を製品化するビクター
ソニー、2007年内に11型有機ELテレビを発売-井原副社長「液晶のもう一つ上を目指す」

ソニーが「国際フラットパネルディスプレイ展」で国内で初めて披露した大画面有機ELディスプレイが話題になってますが、11型ながら有機ELテレビの量産をついに開始するようです。有機ELテレビの量産は世界初。なお、月1000台前後の生産とか。最大の課題は歩留まりだそうですが、その改善についてはCESの時点より見通しが明るくなっているようで、「(歩留まりを改善できれば)液晶と同コストを狙うことができる」との説明を聞くこともできたとのこと。

有機ELといって真っ先に頭に浮かぶのがクリエVZ90。パネル解像度の480×320ドットは現行のソニー製品でいまだに過去最大ですが、量産が始まる11型テレビのパネルは1,024×600ドットと約4倍の大きさになりますね。今後は液晶同様に大型化が進んでいくものと思われますが、モバイル製品好きとしては小型のパネルをウォークマンやサイバーショット、mylo、PSP、ソニエリケータイ、といった持ち運びできる製品にもどんどん採用して欲しいところです。VZ90のパネルはとにかくキレイです。特に赤が驚くほど鮮やかです。

ソニー・SamsungのS-LCD、第8世代液晶パネル生産開始へ

一方で、S-LCDが、「第8世代」技術を使った大型液晶パネルの生産を、予定よりも早く、今夏に開始すると発表。「今年のクリスマスシーズンに販売される液晶テレビの一部には第8世代パネルが使われる」との井原副社長のコメントもあります。

【追記】アルパパさんが、Display2007のソニーブースで有機ELテレビの現物をご覧になったとかでご自身のサイトでレポートを掲載なさってます。「赤が鮮烈に表示されます」とのこと。やっぱ赤はキレイですか!&お知らせ感謝です!>アルパパさん。

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お父さんのための通勤ワンセグラジオ「XDV-100」

働く男の通勤ワンセグ、ソニー「XDV-100」

本日発売のソニーのiconiconワンセグラジオ「XDV-100icon」のレビュー。視聴中に「設定」ボタンを長押しすると、スピーカーとイヤフォンの音声出力が切り替わる点に少し戸惑うかもしれないとか。軽いボディ、片手操作可能なジョグレバー、見やすいフォント、簡易スタンドにもなるカバーなどがエコ出張のお供に最適とのことです。

ケータイへの搭載で急速に普及したワンセグですが、今後は収益確保が課題とか…>ワンセグ1年 新機種続々、急速に普及 収益確保はこれから

利用意向も高いですよね~>インフォプラント調査、ワンセグの利用意向は55%

イー・モバイルのEM・ONEはワンセグ視聴中は他の作業ができないそうです…>EM・ONEファーストインプレッション 最強スペックのPDA端末の実力をレポート

テレビと言えば、ソニーが開発していた次世代ディスプレイ「FED」事業を継承したエフ・イー・テクノロジーズが事業説明会を開催、19.2型のFEDディスプレイを公開したそうです。「カーブアウト」という形で設立された新会社ということで、ソニーもバックアップしているようです>ソニーから技術継承した新ディスプレイ「FED」を発表-19.2型FEDを公開。2009年の実用化を目指す

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CM抽出機能がクセになるTV Side PC「TP1」

アナログ放送とネットをテレビで楽しむ機能が満載の「テレビサイドPC TP1」

iconiconTV Side PC「TP1icon」のレビュー。「CM抽出機能はクセになるほど面白かった」そうですが、テロップ一覧表示やダイジェスト再生といった機能を含め、番組の解析にかなり時間がかかるため、Windowsの動作もかなり重たくなってしまうのが難点との記述も。また、「DT1icon」に関しては、地デジ対応HDDレコーダーが買える値段でもあるため、「どうしてもパソコンでデジタル放送を見たいという明確な目的のあるユーザー向けの製品」としていました。

DT1というかデジタル放送の話は置いておくとして、アナログ放送に関しては単体で楽しむだけでなく、PSPやウォークマンA800シリーズなどで持ち出せるなど、融通の利く仕様が魅力ですよね。

新「ブラビア」4つの疑問

テレビと言えばBRAVIAの新製品。ITmediaの渡邊宏氏がソニーにJシリーズに関する疑問をぶつけたそうです。なぜ「Xシリーズ」ではなく「Jシリーズ」なのかについては、「スタンダードタイプでも高画質化とネットワーク対応を進めたい」、「フルHDについて、モーションフローの実装がまだ現実的ではない」のふたつが理由。全機種パネルの解像度が1366×768ピクセル(ワイドXGA)なのは、「画面サイズがある程度大きくないと開口の低下による明るさの低下を招くなど、“フルHDのデメリット”も存在」するからとか。また、ニーズがどれだけあるかを見極めたいようです。

動画でも残像感の極めて少ない映像表現を可能にしたプロジェクター向けハイフレームレート対応0.61型 フルHDディスプレイデバイス 『SXRD』開発(Sony Japan)

また昨日ソニーがプロジェクター用ディスプレイデバイスとして、『0.61型ハイフレームレート フルHD(207万画素)SXRD (Silicon X-tal Reflective Display)』を開発したと発表しました。従来の0.61型フルHD SXRDに比べ、液晶駆動速度を2倍の240Hzに向上させ、120Hzフレームレート表示を実現。従来からの特長である非常に速い液晶応答性(2.5ミリ秒)と併せ、動画においても残像感の極めて少ない高精細な映像表現を可能にしたそうです。

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BDレコーダ「BDZ-V9」のホームサーバー機能を強化

ソニー、BDレコーダ「BDZ-V9」でHDV映像配信が可能に

HDD搭載ブルーレイディスクレコーダーicon「BDZ-V9」のホームサーバー機能を強化する放送波アップデートが4/9に実施されるそうです。これにより、DRモード以外のモードでHDD内に録画した番組や、HDVカメラから取り込んだ映像もネットワークで配信可能になるとか。なおDRモード以外で録画したタイトルは、先日発表されたBRAVIA Jシリーズのルームリンク機能のみで利用できるそうです。

次は新BRAVIAのHDMIコントロール機能を活かす新製品ですね。となると、スゴ録新製品もそろそろ発表ですかね。今度のお出かけはウォークマンA800シリーズへの対応(Baseline)があるといいなあ…。

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