PC Online、瀧口範子さんの「シリコンバレー通信」という連載コラムで今年の米国における年末商戦の動向がレポートされてます。くだんの金融危機後ということでこうした「冴えない時期に一体何が売れるのか、売れないのかが」話題になっているとか。まとめるとこんな感じ
売れないもの
ブルーレイ・プレーヤー(最たるものとして紹介されてます)、デスクトップパソコン、GPS、オーディオ・スピーカー
売れるもの
フラットスクリーン・テレビ、携帯電話、ビデオ・ゲーム、デジタルカメラ、MP3プレーヤー、ノートパソコン、Bluetooth接続の携帯電話用ワイヤレス・イヤフォン
過去に取り上げた「今年の年末商戦期に最も人気のなさそうなデジタル機器は?」というエントリーではこんな感じ。
・無くてもすむ家電が、オーディオスピーカー、デスクトップPC、GPSナビゲーションシステム
・ギフトとして最も支持の低い商品カテゴリーがBluetoothヘッドセット
・Blu-rayディスクプレーヤーを欲しがっているのは5%
ネタ元はロイターですが概ね共通していますね。ただ、意外や意外、Bluetoothヘッドセットに関しては真逆の結果に。
ちなみに、日本国内については「不景気でも薄型テレビとPCは欲しい~一眼レフとオーディオとBDレコーダーは我慢」というエントリーから抜粋。
景気が悪くなった場合に購入を我慢する製品
一眼レフデジタルカメラ(63.1%)、オーディオ(62.0%)、BD/DVDレコーダ(61.5%)、デジタルオーディオプレーヤー(59.5%)
景気が悪くなっても買いたい家電
薄型テレビ(38.4%)、パソコン(33.6%)、冷蔵庫(32.1%)
米国ではプレイヤー、日本ではレコーダーが主流ですが、いずれにしても(今はまだ)Blu-rayイラネーという人が多いようです>Blu-rayプレーヤー、販売目標未達の見通し