「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

ソニーがプレステケータイ開発にまもなく着手と日経が報じた内容をロイターが報道

「ソニーがプレステ携帯開発を検討」の報道

ソニーがiPhone対抗のプレステケータイの開発を検討していると日本経済新聞が報じたと、ロイターが報じています。早ければ7月に製品開発のプロジェクトチームを発足させる計画とか。って、そんな報道あったんですか。全然気がつかなかった。というか、日経探してもそんな記事ないぞ…。

2年前ぐらいからPSPフォンだのPSPケータイだの、色んな話は出てますし、驚くようなことでも無いっすよねー。つーか、これからチーム発足って…。

PSP-3000までが第1世代、PSP goが1.5世代、第2世代のPSP2がiPod touch的位置づけで、PSケータイがiPhone的位置づけとなるのか。まあ、11月にPSP go発売もあるので、その前に何か大きな発表があるとは思えません。何かあるにしても来年のCES以降でしょうかね…。

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80年代のソニーレコード全盛期を支えたマイケル・ジャクソンさんが死亡

オフ・ザ・ウォール」、「スリラー」、「バッド」など、世界的大ヒットアルバムを連発したマイケル・ジャクソンさんが呼吸停止で搬送先の病院で死亡したそうです。

先の大ヒットアルバムはいずれもエピックソニーからリリースされており、いずれも音楽史に残るポピュラーミュージックの傑作ですが、ソニーレコード(当時CBSソニー)の全盛期を支え、ソニーのコンテンツビジネスを大いに飛躍させた重要なアルバムでもありますね。

90年代後半からはソニーとの仲も険悪になったそうですが、彼と(クインシー・ジョーンズと)ソニーがポピュラーミュージックに残した偉大な功績は消えることはありません。

ご冥福をお祈りします。

(偶然でしょうが、上記代表作を含むヒットアルバムが、予定されていた夏のロンドン復活公演にあわせ7/8に世界初紙ジャケットCD化。日本初発売時のアナログLP盤の帯や内袋を可能な限り再現しているそうです>マイケル・ジャクソン紙ジャケCD(Amazon)。追悼の意も込め、「スリラー」注文しました。当時はレコードレンタルしてテープにダビングして聞いていたものでCD持ってないんです。そんな人が山ほどいた中で、1億枚以上売り上げたってんだからすごい…)

【追記】その後、Amazonに追悼特集が登場。意外にジャクソンズのライブラリも見逃せないっすよね…>KING OF POPS FOREVER! 追悼マイケル・ジャクソン(Amazon)

ソニーは、ハード、ソフト、コンテンツをソニーならではの形で融合できる、世界で唯一の会社

ソニーCEO:ハードとソフトの融合で再び勝利-株主総会
ソニー、第92回定時株主総会を開催 -「ネット時代に再び打ち負かされない」

昨日開催されたソニーの定時株主総会のレポート。以下、注目発言。

(ストリンガー氏)
ユーザーに夢を与えるのはソニーの役割。ソニーは、ハード、ソフト、コンテンツをソニーならではの形で融合できる、世界で唯一の会社。新しい世界に踏み出すことで驚異的な強みを発揮できる。プレイステーション事業を、エレクトロニクスグループのなかに初めて統合したことで、すべての資産を生かし、目標達成に向けた事業を推進できるユナイテッドな体制ができた。数年前には足を踏み入れていなかった、ネットワークの市場に、しっかりとポジションを確立している。
ソニーは、ネットワーク時代に再び打ち負かされるということはしない。当社には、極めて優れたハード技術者がいる。これがソニーの基礎であり、中核である。ここに強力なソフトを組み合わせて勝利する。ハード、ソフト、コンテンツを融合させることで、ネットワークにつながる製品を作り、必要とされるパートナーとの関係づくりを行う。

(吉岡氏)
ネットワーク時代に相応しい製品の開発を進めること、製品と連携したデバイスの開発、新たな技術へのチャレンジ、新興国市場での開拓および成長に取り組む。ハードの製品価値は重要であり、製品へのこだわりには一層磨きをかける。ネットワーク時代のなかで、思いついたものをいち早く出せる体制づくりが必要であり、ネットワークの専門組織、ソフトの力を強くするための専門組織を設置した。

(平井氏)
ソニーはグループ内に数多くのコンテンツを持ちながらそれを十分に生かし切れていない反省がある。豊富な資産や知識を、統一したマネジメントに統合していく。ハードウェア技術の差異化に加えて、ネットワークを通じたサービス、コンテンツを提供し、複数の製品をつなぎ、各製品の付加価値を高めていく。いまこそ、プレイステーションで培った資産、ノウハウを有効活用できる。明日のソニーを作るべく努力していく。

エレキにプレステ事業を取り込みユナイテッドな体制を確立。ネットワーク時代にふさわしい、ハード、ソフト、コンテンツの三位一体戦略をグループで推し進めるといったところでしょうか。にしても、「世界で唯一の会社」というのは言いすぎでしょう。今までが全然できてないのに…。そもそも、「ソニーならではの形」がよくわからない。まずは謙虚になろう謙虚に。

三位一体戦略を体現するソリューションとしてはPSP goがわかりやすいですが、ハードスペックが旧世代なのは各所で指摘されているところ。PSP2やAndroid搭載ウォークマンなど、なにもかもが新しい製品が世に出てきて初めて新体制がかかげる戦略を評価できることになるのでしょうかね…。

どうでもいいけど、今のストリンガー体制だったら、もしかしてCLIEビジネスを継続してくれてたかなあ…。

ソニーの対ロシアビジネス戦略とは~短命で豪快で宵越しの金を持たない国民性を理解し刺激する

「国家への強力なコミットメントなくしてロシア攻略は不可能」――ソニーの現地法人社長【前編】
「ロシアという名の道場で修行に打ち込め」――ソニーの現地法人社長【後編】

ソニーのロシア現地法人(ソニーCIS)の日比社長へのインタビュー。ロシアで勝ち抜くために同社がどんな取り組みをしているのか。ブームをつくると皆同じものを持ち、リッチになるとVAIOを買うロシアの人々。そんな国民にしっかりと伝わる国家の強い意思。そしてそんな国家とソニー間のギブアンドテイク。プレミアムなブランドイメージを維持し続けるための地道な販促戦略など、興味深い内容が色々と紹介されてます。BRICsという大枠に対する同社の大きな取り組みのひとつとしても大変興味深いです。個人的に反応してしまったのは次のセンテンス。

ロシア人は共産体制の後に危機を経験しているので、将来に対して悲観的です。銀行もお金も信用していません。そのためか、ロシア人は宵越しのお金は持たず、すべて使い果たします。貯蓄志向の強い日本人との大きな違いです。ユニークなのは、ロシア人の平均寿命が女性の72歳に対し男性は59歳であることです。男性は短命で豪快に生きています。市場戦略としては、彼らの性格をうまく刺激して、憧れを持つような商品を出すことが重要です。

ロシア人は江戸っ子だったんだ。「短命で豪快」ってなんかかっこいいなあ…。

ソニー、“再び”調達先絞り 「2500社から半減」も、下請けは様子見

かたや日本ではソニーが下請け企業の整理に乗り出すというニュースが。グループ全体で調達先を現在の2500社から200社に絞り込む計画を発表。事業部や製品分野ごととなっている購買体制を集調達本部に一括。出井さん時代には4700社から1000社に絞る予定だったそうですが、長年のつきあいのようなしがらみがあったのか現実には半数にも絞り込めなかったようですが、今回は背水の陣で望むそうです。

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TransferJetについて深く知りたいアナタへ

tenntennさんから以下のお便りいただきました。感謝です!

ソニーのTransferJet Couplerというコア技術をもとに開発された新しい近接無線転送技術「TransferJet」について@IT MONOistで記事が掲載されています。>タッチするだけで高速データ転送――TransferJetとは

TransferJetの仕組みの解説記事ですね。サイトがサイトだけに専門用語がビシバシ出てきますが、兄弟サイトのITmedia Newsに平易な解説記事も同時に公開されています。

これを見れば分かる! デジタル技術の仕組みと傾向: 音楽も写真も“タッチ”するだけでゲット 「TransferJet」

いずれも、機械音痴な乙女ちゃんの疑問に、理系男子ムサシくんが答える体裁。パンピーな自分にはこっちの方がわかりやすいというか、これ以上の情報は特にいらないかも。

タッチによる刹那的な情報のやりとりかあ。なんか違うこと想像しちゃうなあ…。んなことはともかく、Wi-FiやBluetoothとも一緒に搭載できるということで、商品化一号は「PSP go」なんてのはどうですか?

ソニーの実験くん、始まるよー

フォトレポート:手持ちの機器をもっと楽しく便利に–「ソニーのアクセサリー実験室」を開催
ソニーの製品体験イベント「ソニーのアクセサリー実験室」が開幕

iconiconこちらでお伝えしたソニーのアクセサリー実験室イベントが昨日から開催。メディアレポートが各所にあがってます。スポーツ用アクセサリーやワイヤレス、ノイキャン、サラウンドなどの各種ヘッドホンなど、実体験しないと効果がわからないオーディオ関連製品の展示が多いですね。なお、評価シートと来場者アンケートに回答するとノベルティグッズがもらえるそうです。

最新のデジタルノイキャン「MDR-NC300Dicon」を発売前に体験できるのも魅力でしょうか。なお、ご来場の際はスタッフの白衣萌えにご注意を。肝心の実験に集中できなくなりますので…。

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