ソニーは、ハード、ソフト、コンテンツをソニーならではの形で融合できる、世界で唯一の会社

ソニーCEO:ハードとソフトの融合で再び勝利-株主総会
ソニー、第92回定時株主総会を開催 -「ネット時代に再び打ち負かされない」

昨日開催されたソニーの定時株主総会のレポート。以下、注目発言。

(ストリンガー氏)
ユーザーに夢を与えるのはソニーの役割。ソニーは、ハード、ソフト、コンテンツをソニーならではの形で融合できる、世界で唯一の会社。新しい世界に踏み出すことで驚異的な強みを発揮できる。プレイステーション事業を、エレクトロニクスグループのなかに初めて統合したことで、すべての資産を生かし、目標達成に向けた事業を推進できるユナイテッドな体制ができた。数年前には足を踏み入れていなかった、ネットワークの市場に、しっかりとポジションを確立している。
ソニーは、ネットワーク時代に再び打ち負かされるということはしない。当社には、極めて優れたハード技術者がいる。これがソニーの基礎であり、中核である。ここに強力なソフトを組み合わせて勝利する。ハード、ソフト、コンテンツを融合させることで、ネットワークにつながる製品を作り、必要とされるパートナーとの関係づくりを行う。

(吉岡氏)
ネットワーク時代に相応しい製品の開発を進めること、製品と連携したデバイスの開発、新たな技術へのチャレンジ、新興国市場での開拓および成長に取り組む。ハードの製品価値は重要であり、製品へのこだわりには一層磨きをかける。ネットワーク時代のなかで、思いついたものをいち早く出せる体制づくりが必要であり、ネットワークの専門組織、ソフトの力を強くするための専門組織を設置した。

(平井氏)
ソニーはグループ内に数多くのコンテンツを持ちながらそれを十分に生かし切れていない反省がある。豊富な資産や知識を、統一したマネジメントに統合していく。ハードウェア技術の差異化に加えて、ネットワークを通じたサービス、コンテンツを提供し、複数の製品をつなぎ、各製品の付加価値を高めていく。いまこそ、プレイステーションで培った資産、ノウハウを有効活用できる。明日のソニーを作るべく努力していく。

エレキにプレステ事業を取り込みユナイテッドな体制を確立。ネットワーク時代にふさわしい、ハード、ソフト、コンテンツの三位一体戦略をグループで推し進めるといったところでしょうか。にしても、「世界で唯一の会社」というのは言いすぎでしょう。今までが全然できてないのに…。そもそも、「ソニーならではの形」がよくわからない。まずは謙虚になろう謙虚に。

三位一体戦略を体現するソリューションとしてはPSP goがわかりやすいですが、ハードスペックが旧世代なのは各所で指摘されているところ。PSP2やAndroid搭載ウォークマンなど、なにもかもが新しい製品が世に出てきて初めて新体制がかかげる戦略を評価できることになるのでしょうかね…。

どうでもいいけど、今のストリンガー体制だったら、もしかしてCLIEビジネスを継続してくれてたかなあ…。