「ソニー全体」カテゴリーアーカイブ

2007年のソニー製品トレンドはパーソナライゼーション

ソニー、2007年の製品トレンドは個人のカスタマイズ性重視へ

ソニーの2007年のトレンドはカスタマイズ性重視の製品ラインアップなのだとか。ソニーが毎年開催している「2007 Line Show」という発表会で同社の製品担当幹部が語ったそうです。「ライフスタイル」「エモーショナル」「エクスペリエンス」などのキーワードが飛び交ったようですが、BRAVIAやバイオでカラバリや刻印オプションが好調だったことから、それに注力していくみたいなことのようです。技術面の話題で登場する「BRAVIA Internet Video Link」もある意味「パーソナライゼーション」指向なツールということなんでしょうね。日本では出るのかわかりませんが、個人的にはちょっと気になる存在です。

ソニー、安価なBlu-rayプレーヤー投入へ

安価といっても599ドル。ただクリスマスには500ドルを切ると米ソニー社長が語ったそうです。また、コモディティ化について、米ソニー社長は「同じ道をたどる」との予測を示したとか。カスタマイズ性重視の話はどこへいったのか…。BRAVIAから対応プレーヤーやシアターシステムを制御できる「BRAVIA Theater Sync」は搭載しているようですが、ちょっと意味合いが違いますよね>米Sony、実売600ドルの新Blu-rayプレーヤー

ソニー時代と日本企業の将来を語る!『迷いと決断 ソニーと格闘した10年の記録』 著者、出井伸之・ソニー最高顧問、クオンタムリープ代表取締役に聞く

ソニーといえば、最高顧問の出井氏が「迷いと決断」で書ききれなかったことについて語るインタビュー記事がありました。

人と技術を変えれば、企業は生きながらえます。しかし、人は簡単には変革できない。それなら、古いシステムの合理化を命じる一方で、変われない人たちはそのままにして新しい事業を始めた方がよい。これは僕がマネジメントとして学んだ最大のポイント

というコメントが個人的には印象的でした。ということは、「変われない人たち」がまだソニーにはたくさんいるということなんでしょうかね…。

ソニーのAV機器を自宅で故障診断~SMOJがWeb故障診断サービスをスタート

自宅からWebを使いAV機器の修理相談が可能に~顧客満足度向上によるソニーブランドの強化を目指して~(ソニードライブ)

ソニーマーケティングは、デジタル家電時代に対応したサポート体制が求められているとして、薄型テレビやDVDレコーダーなどのAV機器が故障しているかどうかをホームページ上で消費者自らが診断できる『Web故障診断』を開始。実際に修理が必要な場合は、修理料金や修理期間の目安をWeb画面で確認でき、Web画面から修理の申し込みも可能とのこと。

なお、サービス開始時点での対象機種は、カラーテレビ約750機種とハードディスク搭載DVDレコーダー約40機種。IT系メディアのニュースによると、ウォークマンやハンディカム、ロケーションフリーなどは春より順次追加されますが「全製品をサポートする予定ではない」とか。また、同ページにはSonyDriveのトップページから3ステップ、各製品トップから4ステップでアクセスできるそうです。

多機能なデジタル家電の急速な普及、自宅でのAV機器の使用環境が従来よりも複雑になる中、消費者からの製品に関する問い合わせは多様かつ増加。ソニーは、購入前相談、購入後の使い方相談、そして修理・買い替えまでをひとつのサイクルと位置付ける「ライフサイクルマーケティング」をテーマに、消費者との緊密なコミュニケーションを強化し、利便性に富んだ質の高いサポート体制を構築することにより、満足度の向上に努めるとしています。

サポートの幅を拡げるということなんでしょう。手抜きと取ってはいけませんよね。液晶テレビも好調のようですから、手厚いサポートでしっかり足固めしたいところですね~>2006年液晶テレビの世界出荷額はソニーが首位-40~44型で液晶がPDP越え。ディスプレイサーチ調査

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ソニー、Cellなど半導体投資を大幅削減

ソニー、半導体投資を縮小・PS3用次世代の量産見送り
ソニー、PS3のCellなど半導体事業の投資を大幅削減へ

ソニーが06年度までの3年で約5000億円だった設備投資額を3000億円前後に大幅に縮小。PS3用の半導体「Cell」向けの大型投資を見送るほか、次世代型Cellについても外部への生産委託などを検討すると日経が報道。これに対しソニーは、量産を始めている65nmプロセスのCellは、今後もコストダウンを図る一方で、45nm以降のプロセスの自社投資・開発については「今後慎重に検討する」とコメント。今後の半導体事業の方向性としては「集中領域」にイメージセンサー、ゲーム、テレビ・ビデオ用システムLSIの3分野を挙げているとのこと。

日本に限った話かもしれませんが、PS3のローンチから今までを見ている限り、半導体への投資よりもソフトや人への投資を増やした方がこれからのソニーにはメリットが大きいようにも感じます。

欧州版PS3購入者にBDビデオ「007/カジノ・ロワイヤル」を提供

こちらは、SCEEがPS3購入者で「PLAYSTATION Network」に登録した先着50万人を対象にBlu-ray Discビデオソフト「007/カジノ・ロワイヤル」をプレゼントするキャンペーンを実施すると発表したというニュース。

半導体投資を減らそうが何しようが、まずは売らねば始まらない。おまけでも何でもつけて売りまくろう。あわよくばBRAVIAも買ってもらおう…。これもソフトを重要視するストリンガー氏の英断なんですかね。おまけ無しの日本のなんと寂しい事よ。今からでも遅くありません。日本ではPS3購入者全員に「ダ・ヴィンチ・コード」のBlu-ray Discをプレゼントってのはどうですか、SCEJさん。

あとは、PS3への膨大なリソース投入で手薄になっていたPSPへの投資も重要かと。PS3を一家に一台よりも、PSPを一人に一台の方が最終的には大きいビジネスになるような気もします。ということで、思い切ったテコ入れに期待してます。

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ソニーはまだ変化の途中

ソニーの勇敢な騎士、ストリンガーCEO(前編)
ソニーの勇敢な騎士、ストリンガーCEO(後編)

CNET News.comがソニーの偉い人に突撃インタビュー。CEOのHoward Stringer氏、CFOのRob Wiesenthal氏、米ソニープレジデントのStan Glasgow氏が、2007年の製品ラインアップ、未来の製品、PS3、同社の今後の計画について語っています。前編は主にPS3絡みの話題。後編はPSP、ソフト開発、IPTV、Blu-ray、有機ELTVと続き、最後には「Sony Reader」の話題も飛び出します。

ソフト開発は40代の人たちががんばっているみたいですね。同世代なので頑張って欲しいです。個人的には有機ELテレビとIPTVの今後に注目したいです。にしても、Sony Readerの「作る先から売れる」という状況には驚きです。

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2006年、米国で最も評判の良かった日本企業はソニー

2006年、最も評判の良かった企業はMicrosoft

米Harris Interactiveによる2006年の企業評判ランキング調査結果に関するニュース。IT関連ではMS社がトップ、Googleが4位と評価が高いですが、ソニーも8位と大健闘。日本企業では、9位のトヨタ、14位のホンダを押さえてトップということになります。なんだかんだとソニーってすごいっすね。

ソニーが2006年度第3四半期の連結業績を発表~今年はPSPに新たな動きか…

2006年度第3四半期 連結業績のお知らせ(Sony Japan)

ソニーが2006年度第3四半期の連結業績を発表しました。エレキはBRAVIAやサイバーショットが増収に貢献。その一方で、PS3の戦略的な価格な見直しで営業損失。というのが大きなトピックのようです。また、ソニエリと映画ビジネスが好調で売上利益共にグループに大きな貢献をしているようです。詳細はサイトのプレゼン資料やPDFなどをお読みくださいませ。

エレキは頑張ったんじゃないでしょうか。説明会をインターネット中継で聞いていたのですが、オーディオも意外に健闘したような話も出てきました。それと、PSPがハード・ソフト共にテコ入れ対象になっているみたいですね。具体的な発表はSCEがするようですが、今年は様々な面で強化していく的なことを示唆されていました。その辺の話を含め、IT系メディアの説明会レポートに期待です!(他力本願とも言う)

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