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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

本当に出るのか、ソニエリのPSP対応タッチスクリーンケータイ

iPhoneを超えろ!? PSP対応タッチスクリーンケータイ、ソニエリが特許出願中

本家ソニエリが、振動対応&タッチスクリーン搭載の次世代携帯電話デザインに関連した特許を米特許商標庁に申請。タッチパネルのソフトキーなどの押下時に、振動機能などを活用して確実にキータッチが行われたことがフィードバック可能になるのが特徴。操作性の向上だけでなく臨場感あふれるゲームプレイなどへの応用も期待されるとのこと。特許資料にはPSPライクなゲーム機能にも対応するランドスケープモードのインタフェースが記載されており、高性能なゲームを携帯電話で実現する目標が掲げられているそうです。なお、特許の出願自体は2006年8月。一定の開発期間を経た後に製品化される見込みもあるので今後に期待したいとか。

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以前話題になったネタ画像と一緒にしてみました。ケータイの振動機能は今ではすっかり当たり前ですが、それをゲームプレイ時にも活かそうということなんですね。となると、一番心配になるのはバッテリーの保ち?と、それはともかく、ゲームプレイ中に電話がかかってきたらどういう処理が行われるんですかね。自動的にポーズがかかるのかな。色々考えると、なんだかややこしいケータイになりそうな気もします。コアなゲームファンは、いつも通り(?)携帯電話と携帯ゲーム機を両方持ち歩く方が幸せなのかも。

上のニュースとは関係ありませんが、日テレがワンセグのEPG情報を1週間分送信可能にする技術とワンセグのデータ放送を使ったVODコンテンツの視聴権利情報送信技術を発表したそうです。前者は録画予約に重宝しそうですね>日テレ、ワンセグの独自放送に向け新EPGシステムを開発-携帯電話を鍵とする携帯/PC向けVODサービスも

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ソニエリ製au「W54S」に3度目の不具合~原因はソフトウェアの不具合

KDDI au: 機種別更新情報 > 「ケータイアップデート」のお知らせ
auのW54SA/W54S/W56T、フリーズなどの不具合

ソニエリ製au「W54S」にまたも不具合があり、KDDIがソフトウェア更新サービス「ケータイアップデート」の提供を開始しています。不具合の原因は「いずれもソフトウェアの不具合」とか。9日時点の対象台数は109,200台。アップデートで改善される内容は以下の通り。

  • EZweb中に電源のリセットやキー操作を受付けない状態になる場合がある
  • EZwebでサイトからコンテンツのダウンロードができず、ダウンロードエラーが表示される場合がある
  • 特定の文字をEメールアドレスの先頭に設定すると、Eメールの送信ができなくなる
  • EZwebの「auお客様サポート」内の「通話料・通信料照会」「ご請求金額照会」のページが正しく表示されない場合がある
  • グループ編集で設定した着信音やバイブレータが設定画面で正しく鳴動しない場合がある

3度目の正直になると良いのですが。にしても、本当に大丈夫なんでしょうか、KCP+。W54Sは東芝のOEMだから仕方がないとして、W61Sの発売への影響が懸念されます。というか、こんな調子じゃソニエリがauへNo!をたたきつけるのも時間の問題なのでは?

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ウォークマンA820シリーズ開発者インタビュー~08年はBluetoothがブレイク

ウォークマンA820シリーズ開発者インタビュー(ソニスタ)icon

iconiconウォークマンA820シリーズの開発者インタビューがソニスタに掲載されました。オーディオ事業本部の木野内敬さんと寺井孝夫さん、クリエイティブセンターの志水曜介さんが、A820シリーズの企画開発背景やBluetooth採用の理由などを熱く語ってます。以下、個人的に注目した内容の箇条書きです。

  • A800シリーズの良さを継承しながら、ビデオ対応機としての強化を考え、画面の大型化、再生の長時間化、ビデオの削除機能、机上でビデオを楽しめる「スタンドチップ」の同梱などを盛り込むと同時に、市場の急拡大が予想されるBluetoothにも対応した。2008年はBluetoothが一気に普及すると考えている。
  • Bluetooth接続の検証部分でたくさんのエネルギーと時間が必要になった。バイオtype Uのアクセサリー「Bluetoothオーディオコントローラー(VGP-BRM1Dicon)」を開発した志水氏の経験と同氏がBRM1でもっとこうしたいと思っていた部分がA820シリーズには活かされた。

  • icon
    icon専用のBluetoothボタンは必要かについてはかなり議論し検討した。デザインとしてもボタンがついているほうがユーザーに対して親切だと判断。一番使うBluetooth機器にはボタンを押したらすぐに繋がる。他の機器に繋げたいときは、メニュー操作で繋ぐというハイブリットスタイルを採用した。
  • 相手側の機種が対応していれば、ウォークマンからリモコン感覚でボリューム調整が可能なほか、の曲名を送信して表示することもできる。
  • Bluetoothボタンを押すとそこから入力をイメージしたグラフィックがあらわれ、接続が完了すると右上のLEDを通してそのグラフィックが放たれていく感じを表現。ボタンと連動した意味のあるインターフェースがこのモデルには必要と考えた。
  • Bluetooth内蔵内蔵の場合はデジタルのまま転送する、アナログ変換が一度も無いため音質の劣化やノイズが少なく、電池寿命という点でも有利。
  • なによりも、ワイヤレスでいろいろな機器から“ウォークマン”の音が出る。その楽しさを体験して欲しい。

ソニー初のBluetooth内蔵ウォークマンとなるA820シリーズ。いよいよ来週発売ですね。A820シリーズは外観こそA910に近い印象ですが、細部で随所にソニーらしいこだわりが感じられますね。インタビューが掲載されたということは、そろそろ先行予約販売もスタートでしょうか…。

2台目は低スペック低価格PC~立ち上がるネットトップ・ネットブック市場

立ち上がるネットトップ/ネットブック市場(笠原一輝のユビキタス情報局)

ASUSTeKのEee PC発表以来、低スペックながらもインターネットを楽しむには充分な低価格ノートPCが注目を集めているとして、PC業界がネットブック、ネットトップと呼ばれる、インターネットに接続することに特化した低価格な新しいPC市場を創造しようとしており、その胎動がいま確実に起きようとしているとか。

ライバルは工人舎:「2008年、UMPCは最も重要な事業に」――台湾GIGABYTE「M704」担当者インタビュー

こちらは、九十九電機が明日(3/12)から79,800円で発売するUMPC「M704」の製造元、台湾GIGABYTE社担当者へのインタビュー。キーボードはバイオ「type Uを意識したとのコメントが。

iconicon2006年、MS社がPCとケータイ/PDAの間に位置するというUMPC(Origamiなんて言われてましたね)発表があり、ソニーのtype Uは高すぎたと発言。その後、色々なUMPCが実際に発売されるも、type Uニューモデルの衝撃発表。初代UMPCの影が一挙に薄まるどころか、失望の声も多かったように思います。

あれから2年。液晶の解像度は上がり、キーボードも標準搭載され、ストレージにSSDを採用していながら、恐ろしいまでの低価格なPCが続々登場。UMPCというカテゴリー分けはもはや意味をなさず、Windows OSを搭載した低価格なネットトップ・ネットブック市場が新たに立ち上がりつつある2008年。国内では工人舎やソーテックが奮闘中のこの市場にソニーはなんらかのアクションを起こすつもりなのでしょうか。ちなみに、そのカテゴリーはmyloにおまかせ、ってのは無しでお願いします。

【追記】寿方さんからtype U経由でこんなお便りをいただきました。(感謝です!)

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携帯電話向けソニー製品情報配信サイトがオープン~撤退報道なんか関係ない?

ソニー、ケータイ向けに製品情報配信サイトをオープン
・ソニー製品情報(ケータイ):http://www.sony.co.jp/mobile/

sonymobile.jpgソニーマーケティングが、ソニーの製品情報や新着情報、使い方のヒントなどを配信する携帯電話向けサイト「ソニー製品情報(ケータイ)」をオープンしました。雑誌のQRコードからアクセスすると動画を閲覧できるなど、他メディアと連動したキャンペーンも実施予定とか。また、同サイトが発行するメルマガへの登録や、キャンペーンへ参加などで「ソニーポイント モバイル」をためることも可能とか。

ソニエリのドコモ向け携帯電話製造からの撤退と国内事業を縮小について報道があった当日に携帯電話向けサイトが正式オープンとは…。

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セガの「インターネットアドベンチャー〔iA〕」体験会に参加してきました

PS3ソフト「龍が如く 見参!」が好調のセガですが、先週発表された3Dインターネットブラウザ『インターネットアドベンチャー〔iA〕』のブロガー向け体験会が先週の土曜日に催されまして、「みんぽす」さんのモノフェローズ招待枠で参加してきました(みんぽすさんに感謝!)。開場は六本木の泉ガーデンタワーの貸し会議室で、5~6名のグループが5~6つあったので30~40名ほどが参加していたのではないかと思います。

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iAとはなんぞやと言うことについては、セガの「セガ、3Dインターネットブラウザ『インターネットアドベンチャー〔iA〕』を開発」というリリースに詳しいので詳細は割愛しますが、当サイトを例にすると、ソニ☆モバというサイト(2Dコンテンツ)に対してアイランドという名の3D仮想空間が提供され、個々人が設定したアバター(自分の分身)を通じて不特定多数の皆さんとコミュニケーションできるというサービスらしいのです。WindowsのIEにツールバーという形式で組み込んで使用。iAを起動してWebブラウジングを行うと、【https://so-mo.net/】というサイトアドレスに連動した3D空間がPCのデスクトップ画面上に展開されるとか。

アイランドはサイトオーナーが独自のスタンスで運営でき、ネットユーザー(訪問者)はアイランド上の空き地にハウス(家)を立ててそこを活動拠点にもできるのだそうです。また、3D空間には画像やテキストといった2DデータをD&Dで配置できたり、オリジナルアイテムを作ったりもできるとか。なお、アイランドはデスクトップの壁紙を利用して表示されるため、ながらプレイ(コミュニケーション)ができるのも大きな特徴です。

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体験会ではあらかじめiAがインストールされたPCが複数台用意されており、アバターの作成を含めた一部の機能を実際に体験することができました。アバター作成はWiiのMii作成に似ていますが、衣類やアクセサリーのパーツが豊富なのが印象的でした。おそらく、この辺のアイテムを有償化することでビジネスとして成立させようとしているんでしょうね。自分のアバターは何故かモヒカン頭のパンクなメガネキャラに…(深い意味はありません)。

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作成したアバターはデスクトップに表示されたアイランドのなかを自由に動き回れるだけでなく、第三者のアバターとチャットしたり、特定の人に伝言を残したり、一緒に違うWebサイトのアイランドへ移動したりもできます。例えば、当サイトに集まった皆さんと、ソニーウォークマンのサイト(アイランド)に飛んで、その場で商品について議論したり、伝言を残したり、みたいなことが自由にできるらしいのです。ブログでいうコメントやトラックバックという仕組みを3D視覚化したとでも言いましょうか。セカンドライフやPS3のHomeとも違う、大変ユニークな疑似空間だと思いました。

いかんせん、プログラムがまだまだ不安定で、プレイ中にアバターが消えたりフリーズしたりと、まだまだ未完成という印象でした。また、インターフェースを含め、直感操作がしにくい感じがしました。体験会でのセガサイドの説明にも専門用語が多く、全体的に取っつきにくそうなイメージを与えていたような気もします。今週から始まるベータ版で様々な検証が行われ、随時ビルドアップされていくのでしょう。

新しいコミュニケーションの形としては大変面白く大変興味深かったのですが、いかんせんサイト(ブログ)オーナーが手持ちのサイト(ブログ)とは別の仮想空間を同時に運営していけるかという話もあったり…。また、手持ちの非力なCPU搭載ノートPCでも快適に動作するかどうかも大きなポイントになりそう。幸い、体験会の参加者にベータ版の参加IDが配布されたので、色々と試してみてから導入するかどうかを検討してみようかなあと思ってます。

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