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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

PSPシステムソフトウェア v.3.93 公開中~新型PSPがついにSkypeに対応

PSP®システムソフトウェア バージョン 3.93 アップデートについて(PS.com)

専用「マイクロホン」の発売日に先立ち、本日(3/18)、PSPのシステムソフトウェア v.3.93が公開されました。PLAYSTATION Network タイトルを遊ぶための機能強化と新型PSP(PSP-2000)へのSkype機能実装がアップデート内容です。3/18の14時現在、PS.comではアップデート情報についてアナウンスはありませんが、PSP本体経由のネットワークアップデートはすでに有効になっています。

(追記:14:30頃、PS.comで情報が更新されました。インターネットラジオで使えるプレイヤーもたっくさん追加されています。個人的にSKypeよりインパクト高いかも…)

psp_skype.jpg

早速手持ちのPSP-2000に導入してみました。ボイスチャットのみの対応で、完全なシングルタスクで動きます。現段階ではWebブラウズしながらチャットみたいなことはできないようです。ちなみに、「ちょっとショット」のマイクも使えましたが、マイクの性能が良くないのか、myloと比べて音声がノイジーでした。明日発売の専用マイクはその辺のことも配慮されているのでしょうね。あと、内蔵スピーカーからも相手側の音声は出力されていました。また、Skypeのアカウント情報などはメモステの¥PSP¥SYSTEM¥SKYPEに記録されるようです。

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ソニーがデジタルフォトフレームとデジタルフォトプリンターの新製品を発表

リビングなどで手軽に写真を楽しめるデジタルフォトフレーム“S-Frame”(ソニードライブ)
フォトフレーム・フォトストレージ(ソニスタ)icon

iconiconソニーは、9型と7型のWVGA液晶パネルを採用し、画像処理エンジン「BIONZ」で逆光やピンボケなどの補正もおこなうデジタルフォトフレーム“S-Frame”『DPF-V900』『DPF-V700』(内蔵メモリー512MB)と、7型のWVGA液晶パネルを採用し、充実した基本性能の『DPF-D70』(内蔵メモリー256MB)の3機種を5/7に発売すると発表。撮影した写真を家庭のリビングやオフィスで手軽に楽しめる写真鑑賞スタイルや、あらかじめ本体メモリーに写真を入れた状態でプレゼントするといったギフト用途としても提案していくそうです。価格はオープンで、市場推定価格はV900が35,000円前後、V700が25,000円前後、D70が20,000円前後。

iconiconアスペクト比15:9で総ドット115万の高解像度「クリアフォト液晶」搭載。一枚表示、時計表示、インデックス表示。10パターンから選べるスライドショー。マルチカードスロット搭載。リモコン同梱。縦横位置感知センサー搭載で縦横に連動した表示写真の自動回転も可能。などが3機種に共通の主な特長。1210万画素の画像表示はV900/V700で約1.7秒でD70で約1.9秒とか。また、別売りのBluetooth USBアダプター『DPPA-BT1icon』(希望小売価格:3,980円)を使用すると、 Bluetooth対応パソコンや携帯電話などからワイヤレスで画像を転送することも可能とか。

HDMI出力端子搭載のデジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”
デジタルフォトプリンター(ソニスタ)icon

iconicon簡単操作で約39秒の高速プリントが可能な昇華型デジタルフォトプリンター“ピクチャーステーション”の新商品、『DPP-FP95』『DPP-FP75』の2機種は4/18発売。上位モデルの『DPP-FP95』は、同シリーズとして初めてHDMI出力端子を搭載。大画面テレビとつないでハイビジョン画質の写真を再生したり、画像補正やプリントができるなど、新たな写真の楽しみ方がひろがるとか。また、“逆光補正”“ピンボケ補正”“赤目補正”を行なう「くっきり補正」機能に、肌をきれいに補正する“美肌補正”も追加し、さらなる高画質化を実現しているそうです。

また、別売のBluetooth USBアダプター『DPPA-BT1icon』を使うとデジカメやBluetooth対応カメラ付携帯電話で撮影した写真をワイヤレスで飛ばし、デジタルフォトプリンターでプリントしたり、先述のデジタルフォトフレームに映し出せるとしています。(上記新製品2機種以外に『DPP-FP90』『DPP-FP70』にも対応)

なお、上記新製品の他、αのフラッグシップモデルシステムやサイバーショットの新機種の展示を明日(3/19)から有明の東京ビッグサイトで開催される「PIE2008」で予定しているそうです>「PIE2008」にて最新のデジタルカメラを一挙展示

デジタルフォトフレームはすでに米国で先行して発表されていたものですよね。また、ワイヤレス転送は今回はBluetoothですが、今後は「Transfer Jet」採用機器も出てくるのでしょうね。

MDR-NC500D vs. QuietComfort 2 ~総合評価で引き分け

最新ノイズキャンセリングヘッドホン(1)――ソニーが高性能製品を発売、王者ボーズに挑む

日経トレンディネットの特集「ノイズキャンセリングヘッドホン 最新製品・徹底レビュー」に先日発表されたばかりの、世界で初めてノイキャン機能をデジタル化した「MDR-NC500Dicon」が取り上げられています。比較対象はBOSE「QuietComfort 2」。耳への圧迫感・違和感はテストした製品の中で最も弱かったものの、ホワイトノイズとバッテリーの持ちが悪いことやや気になったとか。ややドンシャリ傾向ながら、全体的には硬めで立体感やクリア感のある音質だそうです。5段階評価は音質で満点の5、ノイキャン効果は4.5で「QuietComfort 2」と全く同じでした。なお、電池ボックス付きコードの画像もあります。結構かさばりそう…。

iconicon上司の「お金がかかってもいいから、いいものを作りなさい」という英断と厳しい指導の下、開発されたNC500D。実力の程はまだ確かめておりませんが、音質についても相当の自信作であることは確かのようです。近いうちにショールームで視聴してこようと思います。

ちなみに、特集はまだまだ続くようで、1万円台後半~2万円台前半クラスでNC60、カナル型タイプではNC22などが取り上げられる予定みたいです。番外編でノイキャン機能内蔵ウォークマンについても評価してくれると良いのに…。

12年7カ月ぶりの円高~1円の変動がソニーの業績に与える影響は年間60億円

ソニーは1円で年60億円の影響:円急騰、影響を日本のIT各社に聞く

3/17に1ドル95円台に突入、12年7カ月ぶりの円高水準を受け、ソニーがコメント。「円相場の1円の変動がソニーの業績に与える影響は年間で60億円」とか。

株価も3/17に年初来安値の3,920円になってしまいました。ちなみに、年初来高値は1/10の6,300円>6758 ソニー(株) ソニー NIKKEI NET 株価サーチ

こちらはおよそ2ヶ月前の記事ですが、ストリンガー氏の懸念が的中してしまいましたね…>「売り上げは好調だが円高を懸念」–ソニーのストリンガーCEO

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変わりゆくモバイルコンピューティングの概念

モバイルコンピューティング10年の変化

本田雅一さんの「週刊モバイル通信」。デバイス、ネットワークインフラ、ユーザー自身の意識が同時並行的に変化。IntelのATOM戦略などがモバイルコンピューティングの多層化を生み、これから数年でモバイルコンピューティング自体の概念が最も大きく変化すると予測なさってます。

  • 求めるアプリケーションの内容に応じて、コンテンツのリッチさ、画面サイズ、ユーザーインターフェイスの充実度などは異なる
  • モバイルPC、UMPC、MID(Mobile Internet Device)など、ユーザーの利用スタイルに合わせた多層化された市場が成功し、ユーザーの獲得に成功すれば、今よりもモバイルコンピューティングという使い方にスポットライトを当てることができるだろう

モバイルPC市場の閉塞感を憂う本田さんのメッセージは、「小型軽量化を得意とする日本のPCベンダーに、今後も元気に新しい製品提案を行って欲しい」とのこと。

バイオはカラバリ展開に閉塞感。ソニエリも国内市場へのコミット縮小。クリエはとうの昔に撤退。ソニーのMID、「mylo」は新しいユーザー層を獲得できるのか。はたまたATOMベースの新製品がでるのか。これからのソニーのモバイルコンピューティング戦略はどうなるのでしょうね…。

ついでといってはなんですが、匿名設定さんから読売新聞によるソニエリのドコモ撤退報道についてお知らせいただきました(感謝です)。「やっぱり本当だったんでしょうか」とのこと。906を最後に開発を取りやめ、700番台シリーズも705が最後の機種にあるとあります>ソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯・定番機から撤退

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ソニーが国内初のパソコン向けIPテレビサービスを3/31にスタート

フレッツ光を使ったIPテレビサービス“branco:ブランコ”開始(ソニードライブ)

ソニーマーケティングが、フレッツ光回線を利用した動画コンテンツをパソコンで楽しめる無料のIPテレビサービス“branco:ブランコ”を、2008年3月31日正午から開始すると発表。『デスクトップに貼るテレビ』をコンセプトに、パソコンユーザーに向け、高画質動画コンテンツを24時間、365日、無料で番組配信する国内初のIPテレビサービスとのこと。 配信番組は、国内/海外ドラマ、アニメ、音楽、バラエティなどで構成され、サービス開始時は6つのチャンネルの番組配信が行われるそうです。

ユーザーは、パソコンにインストールされたブランコのアイコンをクリックするだけで、DVD並みのビデオコンテンツを手軽に楽しむことができるほか、番組を見ながら他の視聴者とチャットを楽しむことも可能。番組を見た際の感動や思いを、チャットを通じて他の視聴者と共有するなど、パソコンを中心とした新しい番組視聴スタイルを提案。新開発の視聴者別CM提供システム“PPoS(ピーポス)”使い、視聴者の年代、性別、ならびに生活や好みに即したCMの提供が可能となり、ユーザーの嗜好に合わせたマーケティングコミュニケーションを推進するとしています。

視聴環境は、NTT東日本のBフレッツ、NTT西日本のフレッツ・光プレミアム、またはBフレッツ+フレッツ・v6アプリでIPv6対応ルーターを使用。推奨構成OSはWindows XPとWindows Vista。

視聴者別CM提供システム「PPoS」があるから無償化が実現できているのかあ…。一般的なテレビ放送同様の番組編成。オンデマンドじゃないからチャットもリアルタイムになるわけですね。地上波番組の再放送などに使うと、現行の視聴率調査とはまた違った面白いデータが集まるかもしれませんね。タイムシフトが加速している中で、同サービスがどこまで健闘を見せてくれるかに注目したいものの、我が家はいまだにADSLなので当分利用できそうにありません…。

【追記】その後、YouTubeが高画質動画をサポートしたり、TSUTAYAが3/19から主要都市10店でBlu-rayビデオのレンタルを開始することなどもニュースになってます。ネットもリアルもテレビだビデオだと騒がしいですねー。

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