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ソニ☆モバ 1stシーズン(2005/1-2008/8)まで執筆したエントリーを区別するため、SPA 1stのニックネームを設定しています。

AV機器のワイヤレス化がもたらすもの

新しいライフスタイルを生み出す、AV機器のワイヤレス化

デジタルメディア評論家の麻倉怜士氏がAV機器のワイヤレス化と、それがもたらす新しいライフスタイル、クリエーション、ニーズについて、とりわけハイビジョン映像の世界に及ぼす影響を中心に解説。ハイビジョン向けワイヤレス伝送の仕組みとして、1つの部屋の中で使われるワイヤレスユニットのほかに、部屋の壁を越えるソニーのロケフリHome HD(LF-W1HDicon)も取り上げられています。

iconiconこの2つは利用される技術こそ異なるものの、DLNAを含めどこかで融合していくのではないかと思うとのこと。レイアウトフリーと高画質の両立により、テレビは家庭へ入っくる多種多彩な映像を室内のどこでも楽しめるディスプレイとなり、私たちのライフスタイルを変えることになるとしています。今後は電力のワイヤレス化が課題になるそうです。

ロケフリは有料放送サービスとの組み合わせで1チューナーで2つのテレビの視聴が可能になることで、アンテナ端子のない部屋でもテレビ視聴を可能にしてくれるとしてその利便性を解説。「アンテナ端子のない部屋でも見られるテレビ」は家電業界の夢なんだそうです。

テレビはマルチディスプレイ化し、チューナーユニットはストレージを取り込んでサーバー化していく。サーバーは必ずしも一台ではなく、家の中でそれら全てがワイヤレスでシームレスに繋がっていて、出先からもアクセスできるようになる。昔から語られてきたような気もしますが、それらがやっと現実味を帯びてきたということなんですかね。

そういえば、昨日発表されたバイオブランドのエクステンションライン新シリーズもそういう流れの中で出てきたものなんでしょうね。また、一方でこんな調査結果もあるということも知っておきたいところ…>デジタル機器の複合利用はごく少数、ネットワーク利用に関する調査

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ウォークマン専用ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10」は5/24発売

“ウォークマン”専用アクセサリー ビデオレコーディングクレードル『VRC-NW10』 発売日決定のお知らせ

iconicon3/20に発売を予定していたウォークマン専用アクセサリー、ビデオレコーディングクレードル「VRC-NW10icon」の発売日がついに確定。5/24(土)だそうです。ちなみに、ソニスタの販売ページはComing Soon表示のまま。受注前になんらかのアナウンスをしてくれると良いのですが…。

当初の予定よりも2ヶ月遅くなったんですね。結果的にA70の発表・発売の後になりましたが、社内で意図的な調整があったんでしょうかね…。なんにしても発売が決まったのは嬉しいですね。

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バイオエクステンションラインに新シリーズ~大容量ホームサーバー「HS1」&ネットワーク対応デジタルフォトフレーム「CP1」

簡単な操作でコンテンツを取り込める大容量ホームサーバーとネットワーク対応デジタルフォトフレームを発売~ VAIOの楽しみを広げる“エクステンションライン”の製品群を拡充 ~(ソニードライブ)
個人向けVAIOパーソナルコンピューター新製品発売のご案内(バイオオフィシャル)

iconiconソニーは、バイオのエクステンションラインとして、1TB(オーナーメードモデルで1.5TBも選択可能)のハードディスク内蔵で保存した各種のデジタルコンテンツをネットワーク経由で楽しむ大容量ホームサーバー“Liblog Station「HS1icon」”と、無線ネットワーク接続機能搭載でPCやネット上に貯めた写真やネット媒体のニュース情報などを表示できるネットワーク対応デジタルフォトフレーム“Canvas Online「CP1icon」”を5/17に発売すると発表しました。

iconicon前者はユーザーが保有するコンテンツを一箇所に集約、家中のDLNA対応機器で楽しめるだけでなく、家の外からでもコンテンツ共有を可能とする大容量ホームサーバー。後者はネットワークを活用することで、写真を再生するだけのデジタルフォトフレームと異なり、一画面の中でニュースなどのテキスト情報や音楽の同時再生ができ、写真の共有サービスも再生できるというもの。ソニスタでの販売価格は、HS1が59,800円(1.5TBモデルは79,800円)、CP1が29,800円(ブラックが限定モデル)で、いずれも5/12(月)の13時より先行予約販売開始予定とか。

今回のエクステンションライン新シリーズはバイオチームの考えるロケフリなんでしょうか。HDDもテラバイトということで、相当な量のコンテンツをストックできそうですね。WA1の前例もあって、説明通りに本当に簡単・お手軽に扱えるのかという疑問もありますが、あえてPCレスを打ち出している点を含め、ソニーらしいチャレンジ精神あふれる製品には違い無さそうです。今日の夜に開催されるバイオ開発者ミーティングってこの商品のことなんですね、きっと…。

あと、モバイルではtype Tやtype Gも新製品があるようですがマイナーバージョンアップっぽいです。ということで残念ながら新type Uの発表は無し。秋に期待?

【追記】急用が出来て、バイオの開発者ミーティングに参加できませんでした。残念…。

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サン電子がWM-PORT搭載ウォークマン専用周辺機器2種を発売

サン電子、WM-PORT搭載ウォークマン用FMトランスミッタ-充電/データ転送用USBケーブルも用意
WM-PORT対応ウォークマン専用 【巻取式】USBケーブル新発売!!(サン電子)
ウォークマン専用FMトランスミッターFMWM-001新発売!!(同上)

サン電子が、WM-PORT搭載ウォークマン専用の自動車のシガーソケットに接続して利用するFMトランスミッター「FMWM-001」を5/15に、WM-PORT接続対応の巻き取り式USBケーブル「WS-11U」を6/5に発売するそうです。いずれもオープンプライスで直販価格は前者が5,980円で後者が1,480円。

久々のウォークマン向け3rdパーティー製品。先日、WM-PORT専用USBポータブルケーブルのインプレをお届けしましたが、持ち運びは便利なんだけど取り回しがちょっとやっかいなんですよね。ある意味、サン電子の巻き取り式USBケーブルの方がフレキシブルに使えそうな気がします。

(連休前のニュースでしたが、気がつかずにスルーしてしまったので…)

五月五日の達郎ミニライブ

五月五日。今日は待ちに待った達郎さんのアコースティックライブの日。まるで子供のように、朝からそわそわ落ち着きませんでした。16時開場なのにもかかわらず、15時半前には朝日ホール着。自分よりも上手はいるもので、多くの人が開場を今か今かと待ちかまえておりました。整理入場の手際もナイス。16:30の開演に先立つこと15分ほど前に無事着席。席はなんと1階の4列目。こんな良い席、舞台ですらここ数年、いやここ十数年なかったです。ミニライブと名が付くだけあって会場もコンパクト。音にこだわる達郎さんが選ぶわけだ。

tatsu_aclive.jpgてなことでほぼ定時に開幕。懐かしのライブ映像(椎名さんとか竹善さんがいた!)を楽しんだ後に本番スタート。メンバーは達郎さんオンリーじゃなくて、ピアノに難波さん、ベースに伊藤さんという勝手知ったる面々。しかも、オープニングチューンはなんとあの・・・・・

という感じで、実際のコンサートの進行状況をお伝えしたかったんですが、アンコールのMCで達郎さんから今回のセットリストは大阪の最終日までオフレコでとのお達しが…。それもこれも、このコンサートに足を運ぶ人のための配慮とのこと。達郎さんのお願いとあらば、聞かないわけにはいきません。ということで内緒です。すいません!

でも内容は本当に素晴らしかったです。アンコールこそ一回でしたが、正味二時間の、到底ミニとは言えない濃い内容のライブでございました。初日の初回と言うことで、達郎さんも客席も緊張気味でしたが、時が過ぎるといつしかどちらもリラックス。アーティストとオーディエンスが互いを思い合い、そして一体化した素晴らしいライブでした。(本番ラストの曲とアンコールの2曲目、いわゆる本当の最後の最後の曲は本当に鳥肌ものでした!)

ちなみに、セットリストの公開はNGだけどこれはOKですよね。なんと、今年の暮れからライブ活動再開だそうです。これは達郎ファンには願ってもないプレゼント。チケットの奪い合いは必至かもしれませんが、それはともかく、今後は毎年本数は少なくても良いからライブ活動を続けたいとのこと。それもこれも、歌いたい歌をいつまで歌えるかわからない、=歌いたくてもいつ声が出なくなるかわからないのが怖い、からだそうです。もう、涙が出そうになりました(<出てないのかよ)。もうとにかくすごいです、達郎さんは。一生ついていきますってば。とにかく、感動をありがとう!

ツアーに向けのリハビリは初回のライブでもう十分なんじゃないですかね。達郎さんの声も出ていたし、3人の息も絶妙。そのプロ根性に感服いたしました…。(ほろ酔いで書いているので支離滅裂です。何とぞご勘弁を!)

SPA家アナ>デジ変換計画第二弾発動~アナログレコードからシリコンへ

今年のGW最大の連休二日目はいかがお過ごしですか。東京はあいにくの曇り空で。だからという訳でもないのですが、今日はまったりと音楽とすごそうかなあと。実はこんなものが届いたんです・・・って昨日とほとんど同じ書き出しだ。

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Vestaxの「handytrax」。いわゆるアナログレコードプレイヤーなんですが、モノラルスピーカー内蔵で、乾電池でも動くんですコレ。しかも、2.5kgと軽量で持ち運びもOK。LINE IN、LINE OUT (RCA JACK) も装備していて、手持ちのポータブルオーディオ等を内蔵スピーカーで出力したり外部機器接続して使うこともできる優れもの。

いやー、本当はソニーの「PS-LX300USBicon」にしたかったんです。実家からレコードを持ち帰ってきたそもそもが「PS-LX300USB」が発表されたからだし…。ただ、USB経由の取り込みのクオリティがイマイチみないなレビューが多かったし、その後の保管のことを考えると二の足を踏んでしまっていたと。

でもって、色々と調べてみたところ、handytraxの情報に行き着いたという…。一応モバイル系のサイトを標榜していますから、ポータビリティ性能も重要と考えた結果でございます(<ホントか)。持ち運べて、さらにその場でレコードが再生できるってすごいですよね。DJ御用達なのもわかる気がします。

ちなみに、購入金額は15,500円。アマゾンですが、販売元はChuya-Onlineというところ。先日購入したカセットウォークマンと録音ケーブルの購入費用とあわせてもまだPS-LX300USBより安いですね。というか、これが一番重要だったり。なにせボンビーなもんで。

てなことで、速攻で開梱。箱の中身はシンプル。本体とACアダプターと取説のみ。カバーをはずして、レコード針のアームを定位置に置き、アダプター繋いで電源入れればスタンバイ完了。レコードを袋から取り出し(懐かしい!)、丁寧にセット。アームを持ち上げると自動的にベルトドライブが回転。そっとハリを置くと・・・・・キターというか、音出たー!ほほを伝う涙(うそ)。

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モノラルスピーカーなんでクオリティは良くないですが、それでもなんか感動。ずっとずっと聞きたかったアルバム達。よーく我慢して待っていてくれたね。大半が1980年代のアルバムだから20数年ぶりになるのかあ…。でもスピーカーから流れてくる音楽は全く色あせていないです。音楽ってスゴイ。

LINE OUTでAVアンプに繋いで再生してみるとこれまた違います。安もんなのでクオリティはイマイチな感じですが、個人的には聞けるだけでもう十分。くるくる回るレコード盤を眺めながら妙な感慨にふけってしまいました。振動に弱いということもあって、昔は再生中も録音中もじーっと動かずにじっくりとスピーカーから出てくる音楽と向き合っていたような気がします。なんであんなに真剣だったんだろう。真剣だったからこそ音楽に愛着を感じたのかな…。

てなことで、レコード単体で再生を楽しんだ後はアナ>デジ変換計画第二弾発動。ヘッドホン端子にウォークマン用録ーケーブルを繋いでA829に取り込み開始。ちなみに、取り込み中はhandytraxのスピーカーからは音が出ないので、A829にヘッドホンを繋いでモニターできます。A829に取り込んだ音源はPCのSonicStageで分割したりできるのでこれまた便利。実際、これが一番手軽なアナ>デジ変換方法かもしれません。

ただ、アルバムによってレコード特有のプチノイズが気になるものもありました。保存状態はどれも悪くはなかったのですが、見えない埃やカビなどが付着しているのかも。ということで、本番のCD化に向け、レコード盤のクリーニングが必須。中性洗剤で水洗いでもいけるそうなので、トライしてみようと思いまーす。

Paradigm Shift、やっぱすごいわ。特に2ndのレインチャイルドが素晴らしい。リマスターでCD再発しないかなあ…。お願いしますよ、日本コロムビアさん…)