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ACCESSが最新版のALPとコンパクト版ALP miniを発表

最先端のモバイルLinuxプラットフォーム 「ACCESS Linux Platform v3.0」と「ACCESS Linux Platform mini」を発表(ACCESS)

ACCESSは、モバイルLinuxプラットフォームの最新版として「ACCESS Linux Platform v3.0」、今後携帯端末分野において高い成長の見込まれる新興市場のニーズに最適化した「ACCESS Linux Platform mini」を、都内で開催した「ACCESS DAY 2008」にて正式発表並びにデモンストレーションを披露。(以後、ACCESS Linux PlatformをALPと呼びます)

ALP v3.0は、次世代携帯端末向け統合ソフトウェア・プラットフォームの最新版で、Linux特有の柔軟性を最大限活かした高度なユーザインターフェースを実現。LiMo Foundationの仕様をサポートし、通信事業者独自のサービスを実現するオペレータパックに対応。さらに、共通プラットフォームとして端末の開発効率を高め、API公開やSDK提供により、サードパーティ製アプリを集めやすいという優位性がALPにはあるとか。

ALP miniは、限られたハードウェア環境の携帯端末および情報家電向けに設計されたコンパクトなLinuxプラットフォーム。拡張性も高くカスタマイズが柔軟で、ローエンドスマートフォンから、ポータブル・ナビやメディアプレイヤー、STBなど、様々な機器に幅広く対応。低価格帯ながら充実した機能を備える携帯端末やMIDなどのインターネット端末を求める新興市場のニーズに応えるとか。

昨日のACCESS DAY、自分もちょっと覗いてきました。「ACCESSの最新動向と今後の展開」という鎌田副社長の講演の中でALPについて詳しい説明がありました。ALPの最大の特徴は、キャリアの独自サービスに対応する「オペレータパック(OP)」と、ユーザーが独自にアプリを追加できる「共通プラットフォーム(共通PF)」を同時に実現できることにあるようです(iPhone、Android、BlackBerryなどはOPが無くて共通PFのみととらえていました)。PalmSource買収で得たGarnet OS(旧Palm OS)を共通PFの根っこに据えて、キャリア独自のサービスに対応しつつ、アプリ追加による機能追加にも柔軟に対応していくってことみたいです。さらに、先日発表されたWidgetのシームレスな統合、NetFront搭載家電などとの連携も戦略としてあるようです。

また、昨今のPCのダウンサイジング化(PC>UMPC>MID>スマートフォン)的な流れではなく、ALPやALP miniにより携帯電話自体を高機能していくというのがACCESSのスタンスのようでした。また、携帯電話以外のネット接続機器が増えていることも大きなビジネスチャンスであり、ALP採用MIDの例としてmyloやPSPなどの名前を挙げていました。

展示コーナーではALPとALP miniベースの実機を見ることが出来ました。てことで以下、デモ機の画像です。縦横合って無くてすいません。ちなみに最後の2点がALP mini搭載携帯です。デモは確かにすごかったんですけど、かつてのPalm OSのようなサクサク感は無かったかなあ…。

イベント自体も全体的にビジネス臭が強くて、かつてのPalmコミュニティにあった居心地の良さも感じられませんでした。とはいえ、ALPはもはや国産のプラットフォームなわけですんで、日本人として、そしてかつてのPalmファンとして、応援していきたいっす。ALPベースの大人PSP登場の可能性だって考えられるわけですもんね…。

(どうでもいい話ですがALPって日本語読みで「アルプ」って言うんですね…)

【追記】ALPの詳細についてITmediaにこんなレポがあがってます。自分の説明よりわかりやすいと思いまーす>ACCESS DAY 2008:“LiMo仕様でiPhone的なもの”も実現できる――「ACCESS Linux Platform v3.0」

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MPEG-4 AVCの入出力が可能な動画変換ソフト~PSP用サムネイルも自動出力

マグノリア、iPod/iPhoneやPSP対応の動画変換ソフト -サムネイル作成の「ダイジェストフォト機能」も

iPod/iPhoneやPSP向けの動画作成に対応する変換ソフト「動画ダビング PRO」が10/31発売。価格はパッケージ版が4,980円、ダウンロード版が2,980円。Windowsの他、MacOS Xにも対応。PSP用のサムネイルの自動出力も可能とか。

個人的にはMPEG-4 AVC(H.264)の入出力が可能な点に注目。こいつがあればウォークマン専用ビデオレコーディングクレードルで録画した番組を編集できますね。(編集機能は無かったです。すいません)オフィシャルサイトから無料のお試し版がダウンロードできるので試してみようっと…。

PSPといえば、「Life-X」がPSPとPS3に対応したそうですー>ソニー、ネットサービス「Life-X」でPS3/PSP対応 -PSP/PS3からLife-X内の写真閲覧などが可能に

10/20は10WEEKSスマイルキャンペーン最終日~おサイフケータイユーザーは応募お忘れ無く!

10WEEKSスマイルキャンペーン(Felica Networks)

10/3にお伝えしましたが、Felica Networksがおさいふケータイユーザー向けに実施しているキャンペーンが本日までとなっております。繰り返しになりますが、家電100万円分が1名とか、現金1万円が100名とか、結構太っ腹なのでおサイフケータイユーザーな方は是非とも応募しませう。ちなみに、応募には Felicaを活用したアプリのダウンロードが必要で(すでに使用中なら応募権利は自動的に発生)、そのアプリ数=応募可能な口数になるようです。あと、応募はPC経由の方が圧倒的に楽っす。

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USB接続の携帯電話と組み合わせて使うモバイル無線LANルーター「PHS-300」

携帯電話経由で通信できるモバイル無線LANルータ「PHS300」

USB接続可能な携帯電話と組み合わせて利用、複数のWi-Fi搭載機器からインターネットネットに接続可能なモバイル無線LANルーター「PHS-300」が10月下旬に発売されるようです。イー・モバイルの「D02HW」と「H11T」が動作確認済み。内蔵リチウムイオン電池による連続通信時間は1.5〜2時間程度だそうです。価格は19,800円で販売はコミューチュアの専用サイト経由。決済方法は当初代引きのみで今後はクレジットカードにも対応予定とか。

「どこでもWi-Fi」の紹介エントリーの最後でちらっと触れましたけど、ようやく発売になるようです。認定取得やローカライズで時間がかかっていたんですかね。日本通信の端末でも使えるのかなあ…。

ちなみに、PHS300はAmazonでも購入可能とFighter-KOUさんから聞きました出品者経由ですが確かに売られてますね。でもこれを日本で使うと電波法違反になっちゃうのかな…?

【追記】10/23発売だそうでーす>コミューチュア、モバイルルータ「PHS300」を10月23日発売

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ボードだけ販売するビジネスモデルもありなchumby

ソフト・ハードとも改造・改良可能 コンテンツ配信のあり方に魅力を感じた ジークスの「チャンビー」(2)

日本でchumbyを販売するジークス社木村社長へのインタビューの2回目。改造・改良自由なchumbyの可能性やビジネスモデル、先行予約販売の状況などについて語ってます。ボードだけ供給というスタイルもあるんですね。実際に法人からの問い合わせも多いらしいです。名だたる大企業って、ソニーかなあ…。

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位置情報サービスと地域情報活性化についてをPSPを使いながら考える

地域情報活性化と位置情報サービスについて(1/3)

PlaceEngineでお馴染み、クウジット末吉氏のブログ“ロケーションウェアの「空」と「実」”で、9/13-15に実施された「ロケーション・アンプ for ハマスタ」の実際のデモの様子が動画で確認できます。PSPの汎用WebブラウザからFlashアプリを実行させたそうですが、結構もっさりして動作も鈍かったようで、ネイティブアプリ開発含め改善の余地ありとか。

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