iPod/iPhone対応ドックスピーカーシステム「Olasonic TW-D7IP」でiPadを充電しながら音楽を楽しむ技

Olasonicシリーズで現在最も高音質な「TW-D7IP」ですが、アンプ内蔵のDock部の仕様から、iPadには非対応ということになっています。ただ、初回のレビューでも触れたように、D7WM同様、アップル純正のカメラアダプター経由でiPad（初代）の音声出力が可能です。

D7IPもD7WMもDock経由の音声出力はアナログですが、USB経由の場合はデジタルになのがメリット。いかんせん、iPadをつないで使う場合は、D7IPに常に電源アダプターで給電している必要があるのと、iPadの電力消費がそこそこ大きいなど、若干のトレードオフがあります。

先日、東和電子さんにお邪魔した時も雑談でiPadを充電しながら「TW-D7IP」で音を出す一番シンプルな方法はiOSデバイス用の延長ケーブル使えば良いのでは、みたいな話をしたんですよね。その時点では自分自身ではまだトライはしていません。ネットで探せば前例なりレポートなりはあるのでしょうが、このレポを書いている時点では検索してません。てことで、まずはケーブル探しからスタート。

Amazonで探してみたらいくつか引っかかりました。充電だけじゃなくてちゃんと音声信号も中継してくれないと困るので、バッタものは除外。一番評価が高いエレコム製にしてみました。ちなみに、50cm（1,286円）と1m（1,981円）の2タイプがあります。（価格は12/6/2現在）

・ELECOM iPhone4/4S/3GS/3G/iPad/ｉPod 対応 DOCK延長ケーブル

自分は50cmタイプを購入。コネクタは結構大ぶりでケーブルもかなり太いので若干取り回ししにくい感じはしますが、実用的には全く問題なし。

メス側をD7IPに、オス側をiPadに繋いで電源オン。音楽再生はもちろん、リモコンでの曲送り戻しも可能でした。さらに充電もOK。完璧でしょ。わーい。ちなみに、iPadは初代です。
【6/8補足追記】充電が可能なのは「iPod」モードのみです。

有線というしばりはありますが、iPadでGarage Bandのような楽器・シーケンス系や、ソフトシンセ、DJなどの音楽アプリを長時間使いたいという人にはうれしいソリューションなのではないかと。音楽ライブラリやネットラジオの長時間再生も当然OK。当然、カメラアダプターも必要ありません。ケーブル1本でiPadのあらゆる音楽ソースをOlasonicスピーカーで楽しめますよ。

また、iPad以外でも、ケースを装着したiPhoneやiPodをDockに載せられない場合や、本体をできるだけ手元に近い場所に置いておきたい場合などにも役に立つと思います。後者の場合は1mぐらいあった方が便利でしょうね。

そういえば、ウォークマン用のD7WMにしても、Zシリーズは物理的にDock部に載らないですよね。ただ、ウォークマン用の延長ケーブルなんてあるのかと。それがあるようなんです。先日東和電子におしゃました時に見せてもらったのがこれ。

ソニーも色々ドックスピーカー出してますからね。ちなみに、このケーブルはちまたでは売られておらず、ソニーショップなどを通じてお取り寄せで入手可能らしいです。値段は2千数百円程度とお聞きしたような…。うろ覚えですいません。ネット上にも製品情報があるらしいのですが、探し方が悪いのか見つけられませんでした。ということで、興味がある人はソニーに直接問い合わせてみてくんなさいまし。

【追記】ウォークマン用の延長ケーブルの件ですが、型番は「WMC-NWZ1」でソニーの公式サポートの「“ウォークマン”ドックコンポと他機器の接続情報」のページに詳しい情報が掲載されています。購入についてはソニーの修理相談窓口までお問い合わせください。ご丁寧にお知らせ感謝です！＞東和電子、黒沢さん。ちなみに、WMC-NWZ1使用時には楽曲転送はできないそうです。

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