ソニエリ Xperiaワールドタッチ＆トライブロガーミーティングレポート(2)

1/17に都内で開催された「ソニー・エリクソン　Xperiaワールドタッチ＆トライ」ブロガーミーティングのレポートの続きです。プレゼン終了後の実機の体験会について。

会場中央はペリフェラル関連のショーケースを挟み、実機は2カ所の島展示で。壁沿いは主にソリューション展示で、会場にはとにかくかなりの数の実機が用意されていました。なので、触れないという人はおそらくは一人もいなかったのではないでしょうか。

今回発表された2機種の中でも、ハード的なギミックで注目はNXのフローティングプリズムでしょうか。アップの画像を用意しましたが、うっすらと格子状の線らしきモノが確認できると思います。この線が最下部の基盤と繋がっているそうです。

こういうところへのこだわりはソニーっぽいっすね。ちなみに、電源オン時と着信時の最初ぐらいしか光らないらしいです。この実用度が低く、どうでも良いところにこだわるのがこれまたソニーらしい…。

どうせなら、2009年発表の透明携帯「Xperia Pureness」ぐらいやってくれよとも思ったんですが、スマホではさすがに無理というか、意味ないっすよね。

他の機能はNXもacro HDも基本的な仕様はほぼ共通なのであまり区別せずに思ったことを書きます。

まずは液晶について。素直に美しいと思ったし、解像度1280×720は高解像度の動画鑑賞やWebブラウズなどで威力を発揮してくれます。ただ、相対的に文字が小さくなるので老眼進行中のオジサンにはきついものが…。

動作スピードは申し分ないですね。ま、1.5GHzデュアルコアCPU採用なわけだし、初代とmini proしか使ったこと無いので、何をするにも速いと感じるのも当たり前。

DLNAベースの機器連携に関しては某tablet同様DTCP-IP非対応なのでBDレコなどの再生クライアントとしては使えません。説明員の人に聴いてみましたが、常に検討はしているが対応するかどうかは全くの未定らしいです。富士通や東芝はできて、なんでソニーが出来ないのでしょう。防水対応のacro HDならお風呂で録画番組見られて便利なのに…。

音楽を再生してみましたが、音もかなり良いと思いました。付属のヘッドホンでも十分な品質だったのには驚き。

個人的に面白いなと思ったのがUSBホスト機能のデモ。PC用の各種ペリフェラルがHUBを介してXPERIAでも使えちゃうんです。展示HDMIでBRAVIAにXPERIAの画面を出力。Bluetoothキーボードやマウス、さらにリングマウスを使い、PCのようにWebブラウズできてました。これは確かに便利。Webとメールぐらいなら十分使い物になりそう。

Video UnlimitedコーナーではMusic Unlimited日本国内での展開について質問しましたが、展開予定であること以外の新情報は一切得られず。

PlayStation Certifiedというかゲームのソリューション展示は人気無かったなあ。それもそのはず、みんGOL2をHDMI出力してるだけだもの。ちょっとだけ操作してみたけど、動きがぎこちない。というかゲームそのものが古すぎるんだろうなあ。そういう意味ではPSS専用のオリジナルゲームが揃ってきた段階で評価すべき機能なんでしょね。

とにもかくにも、今回の2機種は実機を触ってみて素直に良くできてると思いました。逆に言えば、コンサバというか、そつなくキレイにまとまりすぎて個性が感じられないというのが正直なところ。まあ、iPhone 4Sがauから出ずに、いまだにURBANO BARONE使ってたらacro HDに機種変する可能性は高かったと思うけど、WiMAX非対応なのがなあ。ま、年内にソニーブランドで対応機種出してくる可能性は無いとも言えないので今後に期待するとします。

ちなみに、アクセでは「SmartWatch MN2」のデモコーナーは大人気で常に人だかりでした。タッチパネル液晶の解像度は128×128って言ってたかな。バッテリーの保ちも通常に使い方であれば2～3日は保つようですがそれも使い方次第とか。一応最低でも1日は保つ仕様にしたそうです。

対応機種はAndroid2.3以上のXPERIA。てことで手持ちのmini proなら使えるかな。値段はリストバンド付きなのでMN800よりは高くなるようですが、1万円は切りたいとのことでした。これはちょっと使ってみたいかも。