災害時に役立つ携帯ゲーム機~ワンセグ・GPSが使えるPSPなど

非常用のバッグに携帯ゲーム機を入れておこう

野安ゆきおさんの「デジタルエンタメ天気予報」。オプションとしてワンセグチューナーやGPSレシーバーが用意されている携帯ゲーム機が災害時に役立つということを紹介。他にも、電源をONにするだけで、長時間、最低限の明かりが確保可能なことから、ゲームを遊ぶだけではなく色々な活用法があるとしています。

今回の震災後、懐中電灯とラジオが売れまくったようですが、ほどなく、ラジオやワンセグ機能内蔵のポータブルAVプレイヤーやポータブルテレビ、上で紹介している携帯ゲーム機などにも白羽の矢が立ったようです。


ウチにもワンセグが視聴可能な機器がこんなに…。PSP+ワンセグチューナー、ワンセグ内蔵携帯、ワンセグ&FMチューナー内蔵ウォークマン(X1060)、iPhone+ワンセグチューナー(TV&バッテリー)の4つ。ちなみに、感度は、携帯>ウォークマン>PSP>iPhoneという感じ。

携帯は見ながら通話ができないので通話優先にしたい。PSPはバッテリーの保ちが良く、液晶も大きく見やすいけどかさばる。iPhoneは起動が遅いだけじゃなく、Wi-Fi経由なので遅延が激しく、バッテリーの保ちも悪い。当然ながら通話は不可。

てことで、起動も速く、受信感度も良いウォークマン(+専用ミニスピーカー)の使用頻度が一番高くなってます。有機ELで表示も美しく視認性も良いです。ただ、バッテリーの保ちが少々心許ないかな…。

ともあれ、いずれも一般的なテレビよりは圧倒的に消費電力が圧倒的に少なく、節電にも寄与できるので、今後の生活の中でもうまく活用していきたいと思います。

【追記1】パナからこんな製品が。あくまで宅内ユースだけど、防災用に色々応用できそう…>パナソニック、radiko対応の防水VIERAワンセグ-DIGAで受信したTV放送を無線LANで視聴

【追記2】その後、AV Watchにこんな特別企画コンテンツがアップされました。色々参考になります>計画停電へのAV機器の対応を考える-ポータブル機器などを活用。録画には細心の注意を

東北地方太平洋沖地震 災害に対する支援のご案内 | プレイステーション® オフィシャルサイト

ゲーム絡みですが、SCEが今回の地震被災者や被災地の復興支援のため、PS Storeを通じてPS3用カスタムテーマを販売。売上は全額を社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根共同募金)に寄付するとか。募金額は100円、500円、1,000円、3,000円、5,000円(全て税込)。

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