ソニーの2010年度第2四半期決算はテレビ苦戦もカメラとゲームが好調

2010年度 第3四半期 業績説明会(Sony Japan)
ソニー、2010年度第2四半期決算は営業利益1,375億円-液晶テレビ苦戦も、PS3などゲーム事業が収益貢献(AV Watch)

ソニーが2010年度第3四半期決算を発表。売上高は2兆2,062億円(前年同期比1.4%減)。営業利益は1,375億円(前年同期比5.9%減)、税引前利益は1,315億円、純利益は723億円。NPS分野ではゲーム事業が貢献するも、液晶テレビの影響によりCPD分野は減益。


NEX-5やα55などのカメラや、BDレコ、PS3が好調だったそうな。にしても、利益率が桁外れに高い(営業利益327億円)の金融分野の存在感は相変わらず大きい。 テレビをして「ソニーとしては基幹カテゴリであり、家庭の真ん中に居座り、様々なサービスもつながる外せない製品」てなことを言ってる会社に進化するテレビなんて作れるのかなあ…。

ソニー、10年度3QはPS3が利益に大きく貢献、テレビ事業は130億円の赤字

こちらのニュースでは、「ソニー・エリクソンのスマートフォン、VAIOブランドのPC、SCEのゲーム機“NGP”、電子書籍リーダー。さらにタブレットも年内に発売を計画していると既に申し上げている。こういった全体像で多面的にネットワーク分野を攻めていきたい」とするNPS分野での今後の展開についてのコメントに注目。

ソニー加藤CFO「PC事業はネット戦略の一角として差異化可能」

PCというかVAIOの今後は色々な意味で厳しそうだけどネットワーク戦略で差異化するとかなんとか~。

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