先日実施されたアップデートでようやく実現したiPhone 4などのiOS4.1搭載デバイスの内蔵Bluetoothでのリモートコントロール機能ですが、手持ちの製品で接続検証した結果のレポート2回目。前回同様、iOSデバイスは4.1適応済みのiPhone 4と比較対象として4.0以下のデバイスに3.2.2搭載のiPad Wi-Fiを使ってます。
リテールコム社のモバイルスピーカーが「STB2819」と「STB2825」、据え置きスピーカーが「STB2820」、レシーバーが「BSH18」の計4機種。その他として、Jabraの片耳ヘッドセット「8040」、PANSのポータブルスピーカー「Solar Sound 2」、クリエイティブメディアの据え置きスピーカー「ZiiSound」、ソフトバンクのレシーバー「ZTBAC1」でも検証してみました。
リテールコムの全製品とSolar Sound 2はiOS4.1の場合、+-ボタンの長押しで問題なく曲送りと戻しが可能。Jabra8040はAVRCP非対応のようで直接のコントロールはOS問わず一切不可。ソフトバンクのレシーバーはOS問わず再生のみ不可という不思議。ZiiSoundはそもそも機器をコントロールするボタンやリモコンの類がないので非対応。
なお、ソニー製品同様、曲送りと戻しができる機器からはAccuRadioなどのラジオアプリでは曲送りやチャンネル変更が可能な場合もあります。また、特に再生中の曲がない場合に、レシーバーやヘッドホン側から再生ボタンを押すと、OS関係なく全曲シャッフルモードでスタートします。
それと、これはBluetoothとは関係ないのですが、Mac Peopleの編集部ブログに「iOS 4アップグレードに潜む罠」なるエントリーが上がってました。4.1アップデートにより、Dock接続のスピーカーが使えなくなるケースがあるようなんです。ちなみに、手持ちのブロックデザインのiPod用スピーカーで試してみたところ見事に使えなくなってました。その手のスピーカーをお持ちの方はくれぐれもご注意を…。
ちなみに、PANSの「Solar Sound 2」はiPhone 4での検証やらなにやらをお手伝いしたこともあって、黒ひょう店長からサンプル提供してもらったものです。後日ちゃんとレビューする予定です~。
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