サムスンを寄せつけぬ半導体 世界一は譲れない!日本企業が死守できる分野はここだ
サムスンを寄せ付けないソニーのイメージセンサー。シェアは、カムコーダー用が約85%、デジカメ用が約60%で、前者は1983年以来、後者は98年以来世界一とか。それもこれも、キーデバイスを作っているイメージセンサー部隊が、画期的な新製品をライバルに先がけて世に送り出しているカムコーダー部隊の厳しい要求に応え続けているからだとか。一年前倒しで発売されたハンディカムHDR-XRシリーズは、正に世界一と世界一が力を合わせることで生み出した象徴的な製品だそうです。
一方、液晶パネルや3Dテレビ市場では両者の提携強化について話し合われてるようです。そちらに関してはサムスンの世界一頼みなところが多かったりするんでしょうか…。ちなみに、ソニーからはストリンガー会長と吉岡浩副社長、サムスン電子からは崔志成社長、李在鎔副社長が同席とか。
ソニーの「機器内ワイヤレス伝送技術」,パラダイム・シフトを起こせるか
こちらは、ソニーが開発した機器内のLSI間のデータ転送をミリ波に置き換える「機器内高速ワイヤレス伝送技術」の話し。TechOnの記者さん曰く、「産業のパラダイムを一変させる可能性を秘めた技術」とか。こういう技術がサラッと出てくるからソニーという会社から目が離せない…。
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