14mmの距離で11Gbpsの高速伝送が可能な機器内高速ワイヤレス伝送技術

世界初、ミリ波による「機器内高速ワイヤレス伝送技術」を開発~11Gbpsの高速データ伝送回路を0.13mm2の小面積で実現~(ソニー製品情報)

ソニーが、電気配線を用いることなく、テレビなどの電子機器内部で、高速にデータを伝送する「機器内高速ワイヤレス伝送技術」を開発したと発表。機器内の複雑な配線をワイヤレス伝送に置き替えることで、基板やICの小型化や低コスト化を実現し、搭載機器の小型化、低コスト化、信頼性向上に貢献することが可能となるとか~。

ソニーが通信・放送分野の商品開発で長年培ってきた高周波技術を応用し、約1mmの小型アンテナを用いて14mmの距離で11Gbpsの高速伝送を実現。配線数の削減、ICの小型化、ICパッケージと配線基板の簡素化が可能となり、搭載機器の小型化および低コスト化に貢献するそうです。

「約1mmの小型アンテナを用いて14mmの距離で11Gbpsの高速伝送を実現」って言われても実感できないですが、非接触でデータ転送可能ってことは、例えばPCヒンジのような部分に配線の必要が無くなるってことなわけですよね。物理的な制約から解放されることで、思い切ったデザインも可能になるのかも…って何も分からず言ってるんですけれども…。

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