国内ネットブック/UMPC開発者インタビュー【東芝編】 ~国内大手メーカー製ネットブックの意義
ネットブック市場で、いきなり3位以内を狙うNECの戦略
東芝のネットブックにdynabookやQosmioといった冠が付かなかった理由や、NECのネットブックはなぜ「LaVie Light」なのかがわかって面白いです。海外産との価格差の理由について、両社ともに国産ならではの高品質や安心できるサポートを強調しています。ターゲット層は、東芝は「PCリテラシーが高く、ネットブックの用途を分かっていて、2台目/3台目として買おうと考えるようなパワーユーザー」、NECは「国内トップメーカーとして、ネットブックという製品を求めるユーザー」「あるいはインターネットやメールだけが使えればいいというようなユーザー」だそうです。
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ちなみに、アップルは5万円の製品投入は現時点では無いそうです。理由はインタビューに詳しいですが、そもそもそんな値段じゃ満足のいくモノは作れないと。また、2~3台目需要や低価格ノートからの段階的なステップアップという考えを持ち合わせていないということのようです。
そんなこと言ったって、不景気は不景気。米国にしたって消費マインド落ちまくりなようです。こうした不況が低価格PCの需要を押し上げる可能性はないんですかね。それはともかく、ソニーを含めた他の日本メーカーはどうするんでしょうか。東芝のもNECのもデザインがなあ…。そういう意味でもソニーに期待したいんですけど…。
(PC経由で当サイトをご覧の方はすでにお気づきかと思いますが、一週間前から右のサイドバーに「ソニーのネットブック欲しい?」というミニアンケートプログラムをテストで実行中です。お使いのブラウザによってはうまく動かないかもしれませんが、よろしかったら投票してみてください。欲しいかいらないかだけの単純なアンケートですんで)
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