大人の私を今さらテレビっ子にした恐るべき製品「SPIDER Pro」
「Spider Pro」という業務用HDDレコーダーのレビュー。大容量HDDにアナログテレビ放送を1週間強分まるまる録画できるだけでなく、録画された番組やCMに付与されたメタデータをネット経由で取得可能で、それを活用した検索機能が充実しているほか、ソニーのロケフリにも対応している点に大注目。今年初っぱなの更新でも、林信行さんお勧めの「ガジェット5」の大トリを飾った商品としてご紹介しましたが、企業向けの製品だけに価格がハンパじゃないんですよね。
1.5TBモデルが60万円、2.5TBモデルが78万円で、検索機能を利用するために月額料金4万円が必要とかで、とてもパンピーには手が出せません。がしかーし。レビューの最後のページに開発元であるPTPの有吉氏が「アナログでしか利用できないという点を理解してもらった上で、4月にも個人向け仕様の製品を限定販売予定とコメント。販売台数や価格は現時点で未定ながら、月額使用料についても高くても数千円に抑えたいとのことで、一般向けSPIDER販売の可能性を示唆なさってます。

この手のジャンルの商品ではソニーが先行。アナログ放送全チャンネル録画はバイオのXビデオステーションが、独自のタグ情報付加はVAIO Video Explorer搭載のTV Side PC「TP1
」で活用されるなど、ソニーも独自に新しい(アナログ)テレビの楽しみ方を提案してきましたね。とはいえ、Xビデオステーションはアナログ停波を待たずに生産完了し、TP1もデジタルの波に押される形でハイビジョン対応を強く打ち出すようになってしまいました。
ハイビジョン放送をハイビジョンのまま保存したい、キレイな画質をキレイに楽しみたい、という流れがあることは否定しませんが、もう一方で検索ベースでテレビ(動画)を視聴したいという新しいスタイルが求められてきているのは、YouTubeやニコ動の人気を見ても、明らかかと。最近の若者はむしろそっちを好む傾向らしいですしね。
てなことで、いっそのことハイビジョン放送の複数チャンネル録画+メタ情報付加&活用でSpiderの上を行く提案をしてくれませんか、というフリをソニーにしてみるというのが本エントリーの主旨だったりするわけですが、やればできないことないけXビデオステーションすら買わ(買え)なかったアンタに手が出せる値段にはならないと思うぞ、と言われるのがオチでしょうね…。
(WebとSpiderの関係も面白いですね。それはそれとして一般向けはいくらになるんだろう。使ってみたいなあ…)
ASCII.jpには早くも「SO905iCS」のレビューが。「Cyber-shotにケータイの機能が融合してきたという感覚を覚える」とか。


とりあえず、マニュアルにも目を通さずに使い始めたんですが、操作がまあとにかくシンプル。昔のアナログレコーダー感覚で使えるのがよいですね。作りもしっかりしているし、見た目にもどことなく昔のソニーのラジオやラジカセを思わせる風情があって良いです。手に持つと見た目よりもずっしりときます。中身がぎっしりとつまっている感じがひしひしと手に伝わります。LEDの色もどこか懐かしい。まさに、「It’s a SONY」なプロダクツ。こりゃいいわー。でなことで、もう少し使い込んでからレビューしたいと思いまーす。