ウォークマンA800シリーズにはソニーのオーディオの歴史が詰まっている

ソニー・オーディオ事業本部長 吉岡浩氏が語る - 新ウォークマンA誕生秘話<前編>

AV&ホームシアターNewsにウォークマンA800シリーズiconの誕生秘話が掲載されています。インタビュアーはお馴染み鈴木桂水さん。ソニー側からはもはやお馴染みとなった吉岡浩氏と木野内敬氏が参加。以前のエントリーで取り上げたITmediaのインタビュー同様、特徴的なコメントをピックアップ。

・第一に「視認性の高い液晶画面を搭載すること」を目標にスタート
・最大の売りは“高音質”であり、その高音質は“動画再生機能があっての産物”
・CPUの処理速度が高いので、音質を全体的に上げることができた
・A800シリーズのCPU処理速度はS600/700より約5倍ほど早い

NECのプロセッサと同等のスペックを備えるアプリケーションプロセッサを搭載すれば、他社からも同様の製品が発売されるのだろうか?との問いに対する木野内氏のコメントは自信に満ちあふれています。

それは難しいと思います。同様のプロセッサを使用してもそれをコントロールできる優秀なソフトウェアが必要です。そのノウハウにはソニーのオーディオの歴史が詰まっていると言えるでしょう。そしてヘッドホンなど、アクセサリー類のクオリティにも自信があるからこそなのです

なお、インタビューは中編、後編と続くそうです。これは楽しみですね。

iconicon【追記】A800の限定モデル(シルバー)購入者向けの「お友達紹介キャンペーンicon」なるキャンペーンがソニスタで実施されました。5人分の紹介枠(クーポン)があり、3人が購入すると「スパイダーマン3」の前売観賞券がもらえるとか。

(なんでシルバーだけ?やっぱり売れていないのかなあ…。)


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