祝、アップル30周年~4/1には何もなかったけど…

一昨日のエイプリールに創業30周年を迎えたアップル。残念ながら、世の期待を集めた新製品発表はありませんでしたね。しかしながら、その功績をたたえるコラムがCNETに多数掲載され、興味深く読ませていただきました。

アップルコンピュータ誕生から30年–盛衰を振り返る
アップル復活の秘密を明かそう
タイムライン–アップル30年の軌跡

思い起こせば、自分のパソコンデビューは90年のMacintosh LC。以来、デスクトップではLC630、初代iMac(もちボンダイカラー)、Mac mini。ノートではPowerBookがDuo 230、G3×3機種、G4と初代iBook。さらに、勤務先で使っていたマシンを合わせれば10台以上のMacを使い続けてきました。クリクラを開設後は、バイオというかWindowsマシンを本格的に使い始めましたが、購入数の合計ではまだまだMacの方が上なんですよね。

iPodに関しては、購入したのは初代から数えて7機種で今も所有しているのが5機種。過去のウォークマンの方が購入数は多いものの現在の所有機種数で言えば上になります。ちなみに、Newtonは購入こそしませんでしたが、クリクラ時代にクリエアドバイザーのうみさんという方から1台頂戴しているのであります。(今更ながらにうみさんに感謝!って、ほとんど触ってないんですけど…。)

Macを使い倒した90年代。そのMacを駆使してソニーの仕事をしたこともありました(80年代からソニーの仕事はしていたんですけどその頃はパソコンどころかワープロすら使ってませんでした…)。とりわけ業績不振で苦しんだ96年(アメリオ憎し!)には仕事でアップルジャパンのイベントを取り仕切り全国行脚の旅に出たこともあります(「Welcome 2 Macintosh」っていうんですけど覚えている人いますか?このイベントのせいで同居人との婚期がずれたぐらい大変なイベントでしたが一生の思い出になってます)。その後、Jobs氏の復帰、日本法人で原田さんが大活躍、iMac/iPodでアップルは復活、快進撃を遂げるのですよね…。

振り返ってみると、70・80年代にソニー、90年代にアップル、そして21世紀に入って再びソニーの洗礼を受けたかのような感じです。21世紀に入ってからはクリエとMacを繋ぐソフトをプロデュースしたりと、なんだかんだと両社に縁深いなあって思います。物心ついてから30年以上にわたり、公私ともにソニーとアップルに振り回されてることになりますが、それでもなんだか楽しいんですよね。22世紀を迎える頃には自分はとうに死んでると思いますが、両社には色々な意味で生き残っていて欲しい。そんなことを思う新年度でありました。


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