2006年デジタル家電市場、好調は薄型テレビのみ~携帯オーディオは前年割れを警戒

2006年デジタル家電世界市場予測・絶好調は薄型テレビ、見方分かれる携帯オーディオ

日経マーケット・アクセスによる、主要デジタル家電約20製品の2006年生産数量を予測結果に関するニュース。確実に高い成長が見込めるのは薄型テレビだけになる可能性があるとか。今年、6000万台超の市場に拡大した携帯音楽プレーヤーは、明らかに供給過剰ながら、急速な世代交代の流れとネット音楽配信という新流通網の整備で2006年も17.6%増の7550万台と予測。その一方で、来年にはデジタル化への動きも収束し、前年割れを警戒する声も聞こえ始めたとか。

携帯電話は別格としても、デスクトップPCの生産台数の多さが目を引きますね。携帯オーディオはデジカメを追い越すのか、それとも失速するのか…。ちなみに、日経マーケット・アクセスの「「デジタル家電総覧2006」のご案内」のサマリーを見ると、HDD/メモリー・オーディオの国内店頭市場ランキングで“ソニーは2位を確保するが差は大きく,「ウォークマンA」待ち”との見出しがありますね。ウォークマンAには全然盛り上がりが感じられないので、年末商戦後の数字は相当厳しくなるのではないかと個人的には思ってます。