ポータブルAVプレイヤー関連ニュースラウンドアップ

いよいよ今週末(マジで長かった…)、ウォークマンAシリーズ発売ということで、盛り上がっていきたい今日この頃ですが、他のメーカーも年末商戦に向け新製品を続々発表してきました。そんなニュースを中心に個人的に気になったポータブルAVプレイヤー関連の話題をいくつかピックアップしました。

東芝、gigabeat初のフラッシュメモリプレーヤー-有機EL搭載で512MB/1GBモデルをラインナップ
HDDタイプのプレイヤーでは国産では老舗の東芝が、ついにgigabeatのフラッシュタイプを投入するようです。カラー有機EL採用でFMチューナ搭載。さらに、MP3形式でFM/ボイス(モノラル)/ライン録音可能とか。直販で512MBモデルが13,980円、1GBモデルが17,980円と戦略的な価格でスティックタイプのウォークマンに果敢に挑みかかってきました。これは思わぬ伏兵登場ですよ~。

シャープ、落下衝撃に強い“ハニカムプロテクト構造”を採用したデジタルオーディオプレーヤー『MP-S200』『MP-S300』を発売
目の付け所が違うシャープはカラビナをモチーフにした筐体デザインで攻めてきました。ハニカムプロテクト構造の本体は約140cmの高さからPタイルの床に落下しても耐えられるとか。また、こちらも東芝同様ボイスレコーダーや、ライン入力端子を利用したダイレクト録音機能にも対応してます。いかんせん、512MBで18,000円前後、1GBで23,000円前後という価格がネックかも…。

HDDという母艦を備えたSDミニコンポ――「SC-SX800」
パナのHDD搭載SDミニコンポのレビュー。ソニーNetJuke対抗馬としての実力やいかに。この手の製品はJukebox的機能が肝だと思うのですが、NetJukeを使っていていつも不満に思うのが貧弱な検索機能。聴きたい曲にアクセスするまでが大変なんですよね。レビューでは検索性能の詳細は言及されていないけど、「印象選曲」機能はインテリジェンス性を感じさせるものがあります。ソニーの新NetJukeはカラー液晶搭載やMD対応などが大きな目玉ですが、製品コンセプトの根っこにある「ジュークボックス」的機能が充実してくれることを切に望みます。

第5世代iPodのビデオ再生機能を検証する – アイポッ道とはH.264と見つけたり
5G iPodの動画再生能力を様々な角度から検証しているほか、各種ツールによるエンコード実践リポートも。ユーザーならば誰しも感じるところですが、今後の課題はバッテリの容量アップとか。間もなく発売されるPSP向け動画書き出し機能に対応したスゴ録「RDR-AX75icon」に関する記述もありますが、iPodでも使えたらいいですね~。

「iPod shuffleに向けた」無線ヘッドホンをワイヤレス テクノロジーが開発(要登録)
iPod shuffle向け無線ヘッドホンで、送受信にはBluetoothを利用しているそうです。筐体の幅と厚みはshuffleとほぼ同じで重さは20g以下になる予定とか。画像を見るとホントにスマートです。これぐらいのサイズなら十分許容範囲。ソニーこそがこういう製品を真っ先に市場投入して先進性をアピールすべきだと思うんですけど、最近はさっぱりです…。

アップル、「iPod nano」にケースの同梱を開始–キズ問題を回避へ
アップルがくだんのnanoキズ問題を回避すべく、第5世代iPodに同梱されるケースと同等のケースを同梱し始めたそうです。日本人はおとなしいけど、欧米では既購入者が騒ぎ出すのでは…。

iPodがさらに薄く、軽く・カラー液晶+フラッシュメモリーの”ナノ”登場(特集)
日経ブロードバンドニュースの特集。バッテリ性能が見劣りするもののメモリータイプでひときわ目を引く商品とかで、ヒット予報は「晴れ」だそうです。

ケーブル巻き取るこんぺいとう――TUNEWEARの「TETRAN」
ユニークなデザインのケーブル巻き取り機。イヤホン部を食わせてケーブルをグルグル巻きにするんですね。ウルトラマンに出てきた怪獣(突起物からアンテナが出てくるヤツ)にどこか似ている気がするのですが、その怪獣の名前が思い出せない…。


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