5年後には1GBのフラッシュメモリが10ドルに

Sandisk、メモリカード製品群国内説明会を開催
将来はHDDを置き換え? SanDisk、世界最速メモリカード、MP3プレイヤーなど

米Sandiskが、フラッシュメモリ製品の国内展開などについて記者説明会を開催。ハイエンド市場向け「SanDisk Extreme III」シリーズのメモリースティックPRO Duo 2GB版やPSPがターゲットのPRO Duoクリアボディ版の発表も行われたそうです。

注目は、フラッシュメモリ市場の概況のくだりで、同社製品の容量あたりの単価についての見通しを発表。5年後には1GBのメモリが10ドルまで下がると予測。単価が下がることで、メモリカードの使い捨て的な利用方法も普及していくとしています。また、今後競合が予想されるHDDに関して、「根本的に製品コストが高くなり、低価格化が難しいのは確か。10ドル20ドルのHDD製品はなかなか実現できないし、コンシューマの95%はフラッシュメモリの容量で満足できる」とコメントしています。


タイミング良く、日立とシーゲートが6GB版1インチHDDを出荷したり、それを採用したiPod miniの発表があったりと、ストレージ業界の鼻息がますます荒くなってきていますね。

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