ソニー、10-12月期の連結業績を発表~主力のエレクトロニクス部門の不振が響く

ソニーの10-12月期、連結営業益13%減――エレクトロニクス部門23%減

ソニーが2004年10-12月期の連結業績を発表。本業のもうけを示す営業利益は前年同期比13%減の1382億円だったそうです。ソニーの「2004年度 第3四半期 業績説明会」資料はこちら

販売価格が大きく下落したエレクトロニクス部門の売上高は1%減だが、原価率が価格下落の影響を受け悪化し、同部門の営業利益は前年同期に比べ23%減少した。税引き前利益は5%減の1492億円。純利益は55%増の1438億円だった。

とか。デジタル家電の価格下落が進み、主力のエレクトロニクス部門の不振が響いたとしています。出井会長の、「エレクトロニクス商品の競争力強化を、改めて経営の最重要課題として認識している」というコメントも目を引きます。

説明会のプレゼン資料にざっと目を通した段階ですが、またまた蜘蛛男に救われたところも多かったようで…。ソニ☆モバ的にはオーディオ事業の落ち込みが特に目を引きます。今後の改善施策に「コネクトカンパニー」のことが取り上げられていますが、ソニーのオーディオ事業の復権に向け組織が一丸となって頑張って欲しいものですね。