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撮影・管理・活用の3拍子が揃うサイバーショットケータイ「SO905iCS」

ブロガー必携の“サイバーショットケータイ”! NTTドコモ「SO905iCS」

日経トレンディネット、ソニエリ製のサイバーショットケータイ、ドコモ「SO905iCS」のレビュー。全6ページの特大ボリュームで、ブログ・SNSへの投稿や音楽プレーヤー機能も紹介しています。同機の価値は「カメラを楽しむために必要な、撮影・管理・活用という3拍子が揃っている」ことにあるとか。「若干レスポンスが遅い点もこのカメラ機能の存在を考えればささいな問題」だそうです。評価も◎三つに○二つと相当の高評価。

ここまで「SO905iCS」の評価が高いと、「W61S」にも自ずと期待が高まりますが、不具合多発なKCP+端末という不安がいまひとつぬぐいきれません。そんなところにこんなインタビューが…。

KDDIに聞く「KCP+」導入の狙いと難産の理由

産みの苦しみですか。W54Sの存在はどこへという内容ですが、東芝のOEMだから仕方がないか…。W61Sに関しては、発売延期にするぐらいの勢いでも良いから、検証に検証を重ねて欲しいっす。なんたってサイバーショットの冠が付くわけですから…。ちなみに、LISMOがBluetoothを採用したのは、iPhoneよりもワイヤレスでスマートに音楽を聴くスタイルを訴求するためで、今後はKDDIとしてもBluetoothに本腰を入れていくとか。これは素直にうれしいかも。

Bluetoothといえば、ソニスタの「Bluetooth対応アクセサリーicon」コーナーでソニエリのBluetoothヘッドセットの取り扱いが始まりました。4/2のエントリーで紹介した製品そのもの。そのうち、ステレオタイプの「HBH-DS205」も発売されるのかな…。

ソニエリ製au「W54S」に相手の声が聞こえないなどの不具合~3度目の正直ならず

「W54S」「W56T」「W54SA」にまたも不具合、ソフト更新開始

KDDIは、auのKCCP+採用機種「W54S」「W56T」「W54SA」に複数の不具合があるとしてケータイアップデートを実施。W54Sの不具合は、「通話中に相手の音声が聞こえなくなる場合がある」、「カメラ起動中に電源が勝手にリセットされてしまう」、「特定の操作を行なうと節電状態にならない」、「特定の電話番号が遠隔ロックの有効番号リストに登録できない」の4つ。更新作業に要する時間は最大10分。KDDIは今回の不具合の要因について、KCP+の第1弾モデルにあたるため、出荷前に発見できなかったバグがあったのではないかと説明しているとか。

相手の声が聞こえなくなるて。なんかもう絶句っす。使い勝手うんぬん以前の話じゃないんでしょうかね…>サービスが生きるか死ぬかは“使い勝手”にかかっている――KDDIの重野氏

ソニエリ絡みですが、最初で最後になりそうな、ドコモのサイバーショットケータイ「SO905iCS」の開発者インタビューがITmediaにも掲載されています。>開発陣に聞く「SO905iCS」:例えば「合コンで便利」――高機能を生かす“Cyber-shotケータイ”のバランス感覚

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国内初のサイバーショットケータイ「SO905iCS」開発者インタビュー

「SO905iCS」開発者インタビュー 国内初“Cyber-shotケータイ”がもたらす新たな体験とは

国内初のサイバーショットケータイ、ソニエリ製ドコモ「SO905iCS」の開発者インタビュー。FOMA投入から約2年、市場環境や技術・デバイスの変化を背景に、“Cyber-shot”というブランドを冠するにふさわしいユーザーエクスペリエンスを提供する機種が開発できると判断して生まれたのが「SO905iCS」とか。カメラモジュールは体積比で従来のおよそ5倍。大部分を占めているのはレンズユニットとか。また、スマイルシャッターLiteは正式発表後に搭載されたそうです。

くだんのドコモ撤退、国内向けビジネスの縮小については特に記載がありませんね。ちなみに、同機のバラシ記事がTech-On!に掲載されています。カメラ・モジュールの外形寸法は約27mm×38mm×10mmで、外形寸法から体積比を取るとカメラ・モジュールだけで全体の7.5%になるそうです>【最新ケータイ解剖図鑑】巨大なカメラ・モジュールを擁するSO905iCS

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ドコモのサイバーショットケータイとauのウォークマンケータイに不具合

SO905iCSのソフトウェアアップデート情報(NTTドコモ)
機種別更新情報 > 「ケータイアップデート」のお知らせ(KDDI au)

NTTドコモは、ソニエリ製のサイバーショットケータイ「SO905iCS」に、プリセット以外の「きせかえツール」を利用した場合、特定の動作でメニューのカーソル表示が一部されない不具合があるとして、「ソフトウェア更新」サービスの提供を開始。

一方KDDIは、ソニエリ製のウォークマンケータイ「W52S」に不具合があるとして、「ケータイアップデート」の提供を開始。不具合は、プレフィックス設定をした場合にCメール送信に失敗する場合があるのと、EZwebで着うたをストリーミング再生した場合にタイトルが表示されない場合があるという2点。

「SO905iCS」は前回のアップデートからまだ約2週間しか経ってません。「W52S」はなんで今頃という感じ。ソニエリ端末だけに限った話ではないのですが、恐ろしいまでの不具合勃発っすね。色々な意味で仕切り直しが必要なのかも…>ソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯・定番機から撤退

ソニエリとは関係ないですが、auのCF型データ通信カード「W04K」「W05K」に対応するExpress Cardアダプターが出るそうです。モバイルバイオユーザーに朗報?>CF型データ通信カードに対応するExpress Cardアダプタ

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ワガママな国内市場にこそクセになる使い心地や使い勝手を創り出す力がある

「クセになる使い勝手」はこうやって作る! ソニー・エリクソン開発チームインタビュー(後編)

2/20のエントリーで取り上げた、ソニエリ製au「W53S」に搭載された新しいジョグダイヤル「+JOG」の開発者インタビューの後編が掲載されていました。インタビュー自体は昨年10月に行われたそうです。にしても内容が非常に濃いですね。JOGから遠ざかって久しいので何がなにやらですが、わかる人にはわかるのでしょうね。

冒頭、くだんの撤退・国内ビジネス縮小報道についても触れられています。「クセになる使い心地、ユーザーに対する圧倒的な体験を創り出す力は、ユーザーに作り手がどれだけ密着・一体化できるか次第」であり、「クセになる使い勝手は、ジャパン・ブランドが海外を席巻した大きな理由だったはず。それを育んだワガママな国内市場は、世界に向けてイノベーションを作り出すためにも重要」とのコメントに大いに共感しました。

ドコモ新販売方式で加速する“携帯メーカーのドミノ倒し”

こちらは神尾寿さんのコラム。「売れるメーカー」と「売れないメーカー」の格差は今後さらに拡大し、キャリアを問わず既存メーカーと参入メーカー間の競争が激化し、ドミノ倒し的な淘汰が進むのではないかとのこと。ソニエリのドコモ向け携帯事業の見直しについては、自社ブランドを残した形での「OEMもしくはODMでの存続」になったとしても何ら不思議ではないとか。

「低料金打ち出さざるを得なかった」・KDDI小野寺社長会見

ドコモの一件については、ソニー側がKDDIとの関係を従来より緊密にしたいと解釈しているとか。今後は良い商品を作ったメーカーが事業者より強くなる、海外にも納められる端末を協力して実現していきたいとのコメントも。

デジカメケータイはデジカメになれるか

こちらは、日経パソコンオンラインの「デジカメケータイ」比較レビュー。ドコモ向けとして最初で最後になる可能性の高いサイバーショットケータイ「SO905iCS」も取り上げられています。

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ソニエリ、ドコモ携帯電話事業から撤退~国内携帯電話事業を大幅縮小【追記あり】

ソニー、ドコモ向け撤退――開発・生産中止、国内事業を縮小
ソニー、ドコモ向け携帯電話から撤退・国内事業を縮小

ソニーがドコモ向けの携帯電話機事業から事実上撤退すると日経が報じています。年内に開発・生産を打ち切り、国内事業を大幅縮小、主力の海外事業に注力するそうです。国内ではすでに三洋電機と三菱電機は撤退を決めており、市場淘汰の流れが大手にまで波及してきたとか。

ワタボーさんからもお知らせいただきましたが(感謝です!)、Engadget Japaneseでは、“国内向け端末の開発から全面撤退する計画であったものの、「音楽配信ビジネスのため」KDDI向け新規端末の提供は 「当面」継続、またドコモ向けには他の国内メーカーから供給を受けてソニー / ソニエリブランドでの販売を続ける”との具体的な記述があります>ソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯の開発・製造から撤退へ

so503i.jpgキャリア主導の国内市場で、経済的にも人的にも疲弊を続けてきたのでしょうね…。ギブアップというより、キャリアにNo!を突きつけた感じもしないでもないですが、これもひとつの選択と集中なのでしょうか。ちなみに、自分はドコモ時代の最後の端末がソニーの503iでした。当時はまだソニエリ無かったんですよね。あの頃はなんとも平和な時代でした。

にしても、驚きです。今後は国内携帯電話事業も大幅縮小とのことで、今まで同様にキャリア支配が続けば、ゆくゆくはau向けの撤退もあり得るのかも。反面、今後はアップルのような立ち位置で、ソニエリがキャリアを選べる時代になっていくのかもしれません。X1のような端末が日本で普通に使える時代が来ることを祈ります。

(ソニエリのドコモチームはどうなちゃうのでしょうか。auチームに統合されるのか、海外端末の企画開発に移動するのか。ソニエリには元クリエ開発陣も多数在籍しているので、人ごとではありますが心配であります…)

【追記】IT系メディアでもニュースになり始めました。「ドコモ向けの商品化計画を見直しているのは事実だが,撤退は考えていない。『国内の携帯メーカーから製品を調達して自社ブランドでNTTドコモに端末を供給する』こともない。見直しの内容はNTTドコモとの関係があるので話せない」というのが広報のコメントだそうです。その後、ソニエリジャパンも正式リリースを発表しています。

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