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ウォークマンA800シリーズ専用本革製キャリングケースを試す

昨日、別口で注文してあったウォークマンA800シリーズ専用の本革製キャリングケース「CKL-NWA800icon(ブラック)」が到着しました。お台場で先行展示されていたものを試したときにことのほか使いやすかったのと、その仕様から「WLA-NWB1icon」を装着したままでも使えそうだったので買ってみました。

本体はカラビナがある側から入れます。取り出す場合は上部にある開口に指を入れて押すようになってます。また、カバーにはマグネットが内蔵されており、不用意にカバーが開かない作りになってます。

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カラビナがある側はオープンなので、A800本体の底面が隠れることはありません。なので、「WLA-NWB1icon」も問題なく使えました。カラビナと干渉するかなあと思ったのですが、リングが取り付けられている位置がずれているので全く問題なし。これならジーンズやカバンに取り付けてラフな感じで使えそうです。本体もきつめに収納されているので飛び出してしまうようなことはなさそうですし、ケースがまんべんなく本体を覆い隠しているので保護性能も高そうです。

iconiconいかんせん、ちょっと気になったのが収納時の操作性。先行展示の時は問題なかったのですが、自分の買ったものは中央の再生(一時停止)ボタンだけがうまく操作できないんです。中央のボタンを押しているはずなのに下のボタンが反応する感じとでも言いましょうか。親指の爪の先っぽの操作でなんとか反応してくれるのですが、かなり神経質に操作する必要があるのがつらいです。手作りの革製品だけに個体差があるのは仕方がないのでしょうが、ハズレをひいたような気がしてちょっと残念でした。あとは、使い込んでどこまで馴染んでくれるかですかね。

ということで、個人的にはちょっと残念なところもありましたが、ケースとしてはとても良くできていると思います。「WLA-NWB1icon」との組み合わせも良い感じなのでしばらくは使い込んでみようと思ってます。

#蛇足ですが、右上の「WLA-NWB1icon」ですが、Bluetooth通信時のLEDの点滅が少々うざかったのでシールを貼って目立たなくしてみました。PSPのドレスアップステッカーであまった部分を使ってます。

音楽再生時に自然なノイズ低減効果を体感できる「MDR-NC60」

どこまでも自然さを失わないノイズキャンセル――ソニー「MDR-NC60」

ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン最高峰モデル「MDR-NC60icon」のレビュー。

iconicon高級感のあるデザインと素材感、非常に快適な付け心地と、本体の出来も良いようです。NC機能がオフの状態の遮音性能も優れており、低い周波数帯のノイズには効果が高いとか。NCオンでは、静かな室内ではヒスノイズが気になったり、音楽再生無しの状態ではノイズ低減効果を体感できないようですが、音楽再生時には印象が一変、自然なノイズ低減効果を体感できるとか。さらに、「フィードバック方式を採用するため、風切り音の影響を受けないのも好ましい」とか。総論としては、「解像感も高く、ソースを選ばないヘッドフォンと言える」が、「40ミリドライバーを搭載した製品としては少し低域の厚みに欠けるきらいがある」ことと、「NCのON/OFFで大幅に音質が異なるのは気になる」とのことです。

自分も今年に入ってから購入した「MDR-NC32NXicon」もNCのONとOFFで音質が異なると感じていましたが、NC60も同様なんですね。ちなみに、My SonyでNC60購入者向けの体験談応募を実施しています。採用された体験談はソニーヘッドホンサイト MDR-NC60スペシャルコンテンツページで「MDR-NC60体験談」として掲載するそうです。

昨日のエントリーでも紹介していますが、ウォークマンA808とBluetoothトランスミッター「WLA-NWB1icon」の相性がことのほか良かったので「DR-BT50icon」を追加購入しようかなあと思っていたところなのですが、ヘッドホンを選ばない「VGP-BRM1Dicon」と「MDR-NC60icon」と組み合わせる手もあるんですよね…。ソニスタの15%オフクーポンが残り一枚。αレンズ「SAL1680」用にと思って取っておいたのですが、ぼやぼやしているうちにすでにステイタスが入荷待ち。2月以降は散財が続いているので、この際レンズは後回し。ということで、「DR-BT50icon」にするか「MDR-NC60icon」にしようか。あ、でもこれから暖かくなるからヘッドバンドタイプはつらくなるかなあ…。てなことで、桜の季節を前に物欲迷走中のSPAでございます。

【追記】その後、AV WatchにもNC60のレビューが掲載されました。「これといって飛び抜けた音質や機能があるわけではないので、完成度は高いが今ひとつインパクトにかける印象もある」としながらも総合的には高評価。「非連続的なノイズへの対応スピードで、実際のNC効果以上に、騒音が低減したように感じる」とのコメントもあります>【新製品レビュー】完成度を増したソニーのノイズキャンセルヘッドフォン-音質も向上。ソニー「MDR-NC60」

それと、3/23現在ではありますが、アマゾンでEX90SLが税込5,666円とかなり安くなってます。また、NC22Bも税込5,980円とかなりリーズナブルな価格で売られています。

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ウォークマン専用Bluetoothオーディオトランスミッターを試す

目下べた褒め状態のウォークマンA808ですが、一緒に注文してあったBluetoothオーディオトランスミッター「WLA-NWB1icon」と組み合わせて使ってみたら、これまたグッドなんです。

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「WLA-NWB1」はウォークマン専用だけあって本体はコンパクト(その割にパッケージがやたらと大きいのですが…)。縦横はおおよそメモステDuoぐらいですが、厚みが7.8mmあります。コネクタは22ピンのWM-PORT。表面のど真ん中にある円いボタンは電源の入/切、ペアリング、初期化などの操作を行う際に使用します。そして、正面の中央左にあるランプで通信状態を表示します。また、裏面にあるスイッチはMODEスイッチで、通信モードを切り換える際に使用します。モード1が音質優先、モード2が通信の安定を優先するモードになっています。

WM-PORT採用のため、対応ウォークマンは今のところS700/600シリーズとA800シリーズオンリーですが、今後の製品にも全てではないですが主力機にWM-PORTが採用されていくはずなので今買っておいても損にはならないかと。

ちなみに、A808とS705Fに接続してみたのが下の画像です。S705Fの場合はとってつけたみたいでですが、A808との組み合わせは、カラーリング含め、良い感じでマッチしているように思います。実のところ、A808の本体色をブラックにしたのも、「WLA-NWB1」との組み合わせを意識していたためだったりします。なお、A808にWLA-NWB1を取り付けるとヘッドホン端子に干渉します。

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ウォークマンへの取り付けはWM-PORTに挿すだけ。何も説明する必要がありませんね。ウォークマンに接続するとウォークマンから電源が供給され自動的に電源が入ります。ちなみに、ウォークマンを使っていなくても、トランスミッターは常に動作しています。ペアリングした機器からの命令を待つためなんでしょうね。完全に電源を切るには中央のボタンを約2秒間押し続けます。

こいつは送信担当のトランスミッターなので、次は受信担当の機器とペアリングしてあげなくちゃいけません。ということで、手持ちのBluetoothオーディオコントローラー「VGP-BRM1Dicon」とペアリングしてあげることに。手順は以下の通り。WLA-NWB1の取説を参考にしました。

1.WLA-NWB1とウォークマンを接続
2.WLA-NWB1のボタンを約2秒間押して電源を切る
3.VGP-BRM1Dの電源ボタンを長押しして、ペアリング処理状態にする
4.WLA-NWB1のボタンを約7秒以上押し続けてペアリング処理状態にする(ランプが速く点滅し始めたらボタンを離す)

以上の手順でペアリング処理が行われ、VGP-BRM1D側からウォークマンの操作が可能になります。いやー、簡単、簡単。この際、WLA-NWB1とVGP-BRM1Dのランプはゆっくりと青く点滅します。また、一度ペアリングしてしまえば、次回からは電源オンで勝手に繋がってくれます。ということで、繋がってしまえばあとは使いたおすのみ。

ダイレクト接続よりも音質は落ちますが個人的には許容範囲。ワイヤレス機器特有のホワイトノイズも外で使う分には気にならないレベルかと…。それよりなにより、VGP-BRM1Dは自分の好きなヘッドホンと組み合わせて使えるのが素晴らしいのです。街の喧噪が気になるなら、ノイズキャンセリングヘッドホンiconやオーバーヘッドの「MDR-D777SLicon」と組み合わせれば良いですしね。ちなみに、ノイキャンとの組み合わせになるとホワイトノイズの量が気になってきますが、これも状況いかんということで。なお、VGP-BRM1Dを使い始めたときからわかっていたことですが、通信状態が悪くなると再生スピードが変化することがあります。安定してくると元通りになるのですが、人によっては気になるかもしれません。

それと、自分の設定が悪いのか、A808ではVGP-BRM1Dからアルバム単位の切換ができませんでした。ちなみに、S705Fではなんの問題もなくできました。

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まあ、ウォークマンもEシリーズ、Sシリーズだけでなく、フラッグシップのAシリーズまでもがどんどん小型化しているので、無理にワイヤレスにする必要も無いっちゃ無いのかもしれません。ただ、今回のA808に関して言えば、動画や静止画再生でしょっちゅう液晶とにらめっこする場面も増えそうですので、ワイヤレスにする恩恵はそれなりにあるのかなあと考えてます。手のひらでA808を持ち替えるのも楽ですしね…。

DSC01629.jpgということで、個人的にはA808+WLA-NWB1+VGP-BRM1Dで大満足のワイヤレス環境なんですが、このエントリーを書いている途中でちょっとしたアクシデントが起こりました。VGP-BRM1DにEX90SLを接続しようと思ったら、手元がくるってデスクに置いてあった湯飲みの中に左のハウジングがぽちゃんと水没。慌てて取り出し速攻乾燥中ですが、もしかしたら逝っちゃったかも。最近あまり使っていなかったしEX85相当の純正品を褒めたのがよほど気に障ったんでしょうかね。やれやれ…。

(右画像は青く光るのに使えないアイツにBluetoothを積んで欲しいという願い込めてってことで…)

ウォークマンA808、到着!

昨晩にソニスタから発送通知が届いてからおよそ半日。注文してあったウォークマンA800シリーズicon(A808)のブラックモデルが早くも到着いたしました。

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パッケージはCDサイズのシンプルなものに変わりましたね。的外れなおもてなしをされるよりもよっぽど良いです。付属品は、本体、ヘッドホン(延長コード&イヤーパッド)、USBケーブル、別売のクレードル用アタッチメント、CD-ROM、取説ガイドの類。

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また、一緒に注文してあった専用の液晶保護シートも到着。こんなに派手な保護シートのパッケージは初めてですが店頭で目立ちそうで良いのではないでしょうか。ちなみにシートは2枚入ってます。

ということで、まずは真っ先に保護シートを貼りました。シートは薄く固めでしたがなんとかうまく貼れました。で、速攻充電中っす。SonicStageもイメコン3もすでにPCに導入済みなので、ひとまずは付属のCD-ROMは使わずに色々と試してみようと思ってます。

また、かねてから使ってみたかったウォークマン専用のBluetoothオーディオトランスミッター「WLA-NWB1icon」も到着。A808が充電中なのでひとまずS705Fにて試用中。こちらについても後ほどレポートしますね。

【追記】充電が終わったのでひとまずSonicStageから楽曲を200曲ほど転送。9割以上がATRAC Adovance Losslessだからか、転送に80分近くもかかりました。もう少し速くなってくれれば言うこと無いんですけどね…。音質は付属のヘッドフォンを含め、素晴らしいの一言。音楽再生の実力をある程度試した後、動画再生にトライしてみようと思います。

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ウォークマンA800シリーズ、大ヒットの予感?

発売がいよいよ明後日にせまったウォークマンA800シリーズiconですが、ソニスタで軒並み入荷待ちステイタスになってますね。

ss_070319_wma800.jpgこうして見ると壮観だなあ…。シルバーモデルだってなんだかんだと売れてるじゃないですか。限定モデルだからこそ球数が多かったともとれるわけで、それがブラックとバイオレットの入荷待ちが先行した理由なのかもしれませんね~。

それと、最近まで気がつかなかったのですが、自分も所有するアウトドアヘッドホンのフラッグシップモデル「MDR-D777SLicon」が値下げされていたんですね。税込14,800円と以前よりも5,000円も安くなりました。世間一般では今ひとつ評価が良くないようですが、個人的にはとっても気に入っております。

DR-BT50icon」も欲しいのですが、すでに手元に「VGP-BRM1Dicon」もあることですし、A800が届いたらD777SL+VGP-BRM1D+MDR-NC32NXiconでBluetoothノイキャン実現します。ちなみに、実現にはA800側に「WLA-NWB1icon」が必要ですが、今回本体と一緒に注文しておりますです、ハイ。

自分のA800は刻印無しモデルで、注文時にはお届けが3/20とのことでしたでの早ければ明日中に届くのかもしれません。今からとても楽しみっす。

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ハードの完成度は高いがサービス面の付加価値向上が課題の新ウォークマン

「史上最高音質」を目指した新ウォークマン ノイズキャンセルの完成度はソニー史上最高? ソニー 「NW-S700F(NW-S703F)」

AV Watch、週刊 デバイス・バイキングにも新ウォークマン「NWS700シリーズicon」が取り上げられました。個人的なチェックポイントを以下に箇条書き。

iconicon・延長ケーブルも5極プラグ対応が必要となるため、汎用品の使い回しはできない
・JacketSeachでは選択されている(カーソルがある)アルバムの最初の曲が試聴再生される。曲の頭が再生されるわけではなく、サビぽいところが再生される
・付属イヤフォン「MDR-NC022」は、ユニットからの音漏れはほとんど無く、一般的なカナル型イヤフォンに近い遮蔽性を実現できている。遮蔽性が高いため、ボリュームをさほど上げなくてもきちんと聞こえるのも大きなメリット
・クリアステレオをONにしても、あまり印象は変わらない。元々チャンネルセパレーションは良好なので、際だった効果は感じられないが、NC ONの時の方が効果は現れるように感じた
・再生している限りはNC効果がONになるので、リピート機能などを利用して飛行機向けの就寝用機器としても活用できそう

総合するとハード的な完成度は高いようですね。ただし、最後の最後にこんな記述が。

やや物足りなさを感じるのはサービスとの連携。特に先日サービス開始した「Napster」の定額制音楽配信サービスや、北米の「iTunes Store」におけるビデオ配信など新たな試みがスタートしているのに比べると、ウォークマンが連携を前提とする「Mora」の現在のアラカルト方式のサービスはあまり魅力的に感じない。サービス面のさらなる付加価値向上にも期待したいところだ

ツッコミどころは同じですね。

それと、WM-Port対応のBluetoothトランスミッタ「WLA-NWB1」についてなんですが、正直微妙なんですよね。送受信機能を内蔵してHDDモデルやネットジュークとのスレーブ接続まで行ってくれればかなり印象も違ったのですが…。あんなアダプタつけてポケットやカバンに突っ込みたくないですってば。

そういえば、iPod nanoのRED Special Editionが発表され早くも本日発売とか。3倍速いわけではなく、同モデルの売上金から1台当たり10ドルをアフリカHIV/エイズ対策として世界基金に寄付するという「(RED)プロジェクト」絡みの製品なんだそうです。アップルの余裕を感じますね…>アップル、iPod nano (PRODUCT) RED Special Editionを発表