「技術の高さとは何かといえば、年輪と同じで何回自分を否定したかです。だから、一番(やっては)いけないのは、新しい技術を開発したら、それを守ろうとすることです。世の中は変化しています。守ろうとした時点で、(その技術は)終わりなんです」「DRCが他社から出ないというのは、何回も壊したうえで作ったという技術的な高さがあるから」「積み重ねのうえに完成した技術は、(他社も)それだけの時間が必要になりますから、すぐには追いつけません。つまり、(DRCは)二番手商法が通用しない技術なのです」
※「さよなら!僕らのソニー」でお馴染み、立石泰則氏の文庫書き下ろし「ソニー最後の異端―近藤哲二郎とA3研究所」をブックオフで見つけたのでゲット。105円。久多良木氏とともにソニーの二大異端と言われたテレビ向け「DRC」開発の立役者、近藤哲二郎氏にスポットを当てたノンフィクションドキュメント。1982年10月、ソニー厚木の情報機器事業本部が厚木工場内に「情報処理研究所」を設置。同研究所には、近藤氏をはじめ、プレステの久多良木氏やロケフリの前田氏が集まり、さながらソニーの「梁山泊」という役割を果たすことになったそう。冒頭の近藤氏によるDRCの特徴説明はなんと力強いのだろう。そんな同氏、ソニー退社後に「アイキューブド研究所」を設立。シャープと一緒に次世代”ICC 4K 液晶テレビ”の共同開発を推進中。
※プレステ携帯「Xperia PLAY」はAndroid 4.0にアップデートせず
SOMCがAndroid 4.0へのアップデートスケジュールを更新。「Xperia PLAY」はゲーム操作での安定性が確保できないためアプデ対象から外れるとか。こんな調子で大丈夫か。PSSの未来はあるのか…。
※発売から半年、Sony Tabletが好調な理由
「RECOPLA」でBDレコとの連携を期待していた人たちが、対応レコーダーの少なさや、諸々の説明不足に対して怒りをぶちまけている現実も無視できない。Tablet本体やRECOPLA自体には罪は無いだけにつらいね…。
※デザインとデジタルの力で利便性を増した「NEX」最新型――「NEX-F3」
可動方法の変更により、液晶モニターを下向きにできなくなったそう。無理すればほんの少しだけ角度をつけられるが実用的ではないとのこと。