「LF-X1」タグアーカイブ

2012/07/31のつぶやき


【nasne分解その1】動かないnasne【nasne分解その2】nasneの内部を見た
HDDは小型の台座を介してメイン基板に実装。メイン基板には緩衝材もなく、筐体が叩かれたり揺さぶられたりすると、基板を通じてHDDにも振動が伝わるのではないかとの予測。そういえば、今日の朝ようやくAmazonから不具合の可能性についてのメールが届いた。責任は無いとは言え、もう少し早く対処できなかったのかねえ…。

au携帯電話「Xperia acro HD IS12S」の「OSアップデート」についてのお知らせ
au版のacroはAndroid4.0.4へアップデート可能に。ドコモ版オーナーがかわいそう…。

「エアボード」「ロケーションフリー」開発秘話(第4回)
久夛良木健氏が、副社長としてソニーに復帰しBBNCの担当役員になり、前田氏の部隊をBBNCに引っ張ってくれたことが難所を乗り切れた大きな要因だったみたい。LF-X1開発は、「エアボード部隊の解体という間違った経営判断に立ち向かって開発を成し遂げたことを証明した一つの例といえる」とのこと。こうした間違った経営判断がいまだに続いていることが、日本の家電業界の凋落の大きな原因といえる」とか。

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2012/07/26のつぶやき


スマートフォンに適したBluetoothスピーカー(7)
Bluetooth3.0対応のソニーワイヤレススピーカー「SRS-BTD70」が取り上げられとります。「サイズや価格的には、好きな場所に持ち運んで気軽に音楽を聴くのにピッタリ」ながらも「そのサウンドは、いわゆる”お手軽な”製品というイメージではない」とか。既存の製品にBluetooth内蔵しただけにしては高評価。この手のジャンルのスピーカーが一体何年前から出ているのか。もっとオリジナリティのある商品を!

「エアボード」「ロケーションフリー」開発秘話(第3回)
「組織変更で抜擢されたプレジデントの中で結果を残したものは少ない。それどころか、ソニーを率いていけるだけの経営陣を育てられなかった」など、前田氏がソニーが凋落する大きな要因につながったと考える組織変更についてのコメントなど非常に興味深い内容が目白押し。時系列的にはようやくプロジェクト『LFX:Location Free X』がスタートしたところ。LF-X1登場までもうすぐ!

第2回:ソニーの挑戦、「鷹の目」で実現する脱売り切り
Hawk-Eye社のシステムを核に「スタジアム向けの業務用機器の販売を増やし、同時にソニーのデジタル技術を融合した“脱売り切り型”の新規ビジネスを構築」。さらに、「スタジアムで収集したデータから生み出したコンテンツを、スタジアムの観客に提供するサービスには大きな可能性がある」と期待。ソニーグループ全体を鷹の目で見るシステムも必要だね。

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ソニー製品を壊すシーンが出てくるソニーピクチャーズの映画

一昨日の晩、録画してあったソニーピクチャーズ配給の「もしも昨日が選べたら(原題:Click)」という映画を見ました。日本では2006年秋に公開されたもので、正月にWOWOWでオンエアされたんです。2006年のSDCでこの映画のトレイラー(Blu-rayビデオ)が機器のデモに使われていたので良く覚えています。

家族よりも仕事を優先させてきた主人公が人生さえも自在に操れる万能リモコンを手に入れ、家族との面倒な時間や出世までの道のりを早送りしていくも、最終的にそのリモコンに主人公自身がコントロールされてしまい・・・みたいなお話しの笑いあり涙ありのヒューマンコメディです。

そんな内容の話はさておき(<おくな)、ソニーピクチャーズ配給ってことで、ソニー製品がちょこちょこ出てきたんですわ。リモコンこそオリジナルですが、我が家にもあるロケフリ「LF-X1」がテレビとしてではなく、近未来のタブレット端末っぽく使われたりしていました。

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一番驚いたのが序盤に登場したAIBOの扱われ方。AIBOが出てきたことにも驚いたのですが、06年の映画なんで制作時期を考えれば出てきてもおかしくないですよね。で、リアル犬(こいつがまた面白い)を飼っている主人公宅の隣に住む子供(そばかすがハンパじゃない)が所有しているのがこのAIBOなんですが、主人公の嫌がらせでとんでもないことになってしまいます。

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生の犬よりもカッコイイだろうと言う隣のガキをぎゃふんと言わせた形ですが普通に考えてもやり過ぎ。無惨に破壊されるAIBOの姿。その後にたどる過酷な運命を暗示しているように思えて、笑いも引きつってしまいました。にしても、やるなソニーピクチャーズ。ソニー製品をこうも大胆に破壊するシーンを取り入れるとは。所詮はコメディだからソニー本体も笑って許したのかな。

ちなみに、映画自体もまあまあ面白かったです。同居人がラスト近くで涙ぬぐってました。個人的には奥さんに「プロポーズの言葉覚えてる?」と聞かれ、答えに詰まった(忘れた)主人公がリモコンを使って過去の自分を確認しに行く(再生する)シーンにドキリとしていしまいました。(だって、今日が11回目の結婚記念日なんだもの。聞かれたらどうしよう。ドキドキ・・・)

ロケフリ Home HD 体験レポート~有機ELテレビ「XEL-1」との組合せ編

iconiconロケフリ Home HD (LF-W1HDicon)の体験レポートも3回目。今回は有機ELテレビ「XEL-1icon」との組合せについてレポートしたいと思います。寝室のBRAVIAに繋いでいた受信機を自分の部屋に移動。前回同様の手順でHome HDの受信機をHDMIケーブルでXEL-1に接続後、電源を入れるだけで使い始められました。送・受信機間はおそらく直線距離で6~7m程だと思います。

準備編の間取り図をご覧いただければおわかりの通り、送信機が置いてあるリビングと自分の部屋の間には、寝室と違って障害物となる壁やドアが多いのですが、それでも非常に安定した伝送が行われているようです。右下の画像はロケフリの使用時に、リモコンの「リモコンガイド」や「レート変更」ボタンを押すと表示される受信感度アイコンです。ケータイで言うところのバリ3です。また、廊下のドアと自分の部屋の開き戸を閉めた状態で試してみたところ、感度は一段階下がったものの、画面が乱れる、つまりは伝送がとぎれるようなことは一切ありませんでした。

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ところが、これがロケフリ旧製品である「LF-X1」だと結構厳しいんですよね。かなりの頻度で画面がブラックアウト、つまり伝送がとぎれることがあります。ところが、Home HDの場合は、自分の部屋で使い始めてから何日も経つのに、今の今まで一度も伝送がとぎれたことはないんです。それほど、Home HD搭載のセクターアンテナが優秀ってことなんでしょうね。

lfhhd_10.jpgXEL-1で見るロケフリHome HDの絵は、BRAVIAの時と同様、個人的には十分すぎるクオリティ。有機ELパネルの優秀さもあるでしょうが、画面か小さいこともあって、詰まった感じに見えるのも関係しているのかもしれません。ちなみに、HDMIケーブルで接続した場合のHome HDの映像信号は1125i(1080i)でした。また、ソニー製品同士の組合せということもあり、BRAVIA同様、Home HD付属リモコンの設定を変えることなく、電源のオン・オフやボリューム操作ができるのも良いです。

ところで、自分は今回のレポートの前置きエントリーで、ロケフリ Home HDは有機ELテレビと非常に相性がよいと書きました。実際、上に書いたようなロケフリそのもの使い勝手はBRAVIAでもXEL-1でもそう変わりありません。言い換えれば全く同じ使い勝手だとも言えます。が、しかし、しかしです。XEL-1ぐらい小型になると、テレビとそれを使う人の関係みたいなものが変わってきます。

こちらの記事で紹介しましたけどXEL-1開発者の酒井さんは、「人がテレビを中心に動かされているという生活スタイルを有機ELを使うことで変えたい」と語っていらっしゃいました。そんな思いから生まれたXEL-1の思想はまさにロケフリの考え方そのもの。さらに、酒井さんは有機ELパネルを使えば人間の生活にあわせられる動的なテレビを作れるとして、一例としてロケフリという選択肢もあるかもしれないと語っておられます。

iconiconXEL-1は画面サイズが11インチの軽量でコンパクトなテレビで、地デジアンテナも内蔵されています。場所に縛られずにハイビジョン放送を楽しいんでもらいたい、という思いがなければアンテナが内蔵されることも無いですよね。ただ、地デジの電波を、それも家の中で安定して受信できるような環境はなかなか手に入るモノではありませんし、実際に構築するのも大変です。

そんな時にこそ、ロケフリ Home HD。

って、どこかのクスリのCMみたいですね。XEL-1でテレビを楽しむには有線のテレビアンテナもしくは内蔵アンテナを使う必要がありますが、ロケフリ Home HDの受信機と組み合わせれば、外部機器がチューナー代わりに使えるのでアンテナ線が一切必要ありません。ロケフリの電波が届く範囲なら、どこでも手軽にハイビジョン放送が楽しめるということになります。

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実際は、テレビと受信機以外にそれぞれのACアダプターとHDMIケーブル、そしてリモコンも必要なのでそう単純な話ではないのですが、これをBRAVIAの20インチでやろうと思うと結構大変なことになります。ということで、XEL-1の中にロケフリの受信機機能が内蔵された時に真の動的なテレビが生まれるんじゃなかろうかと思うわけです。

と、ここまで書いて気がつきました。それってロケフリ「LF-X1」のハイビジョン版じゃんかと。ベースステーションと専用モニターがあらかじめヒモ付けされ、ひとつのシステムとしてエアボードブランド時代の最後を飾ったのがLF-X1でした。受信機としての機能がモニター自体に内蔵され、しかもバッテリーで動いて、バーチャルリモコンまで使えるんです。これほどの動的なテレビが他にあるでしょうか。

XEL-1のあの筐体サイズにデジタル放送のチューナーが詰め込まれているのなら、ロケフリのシステムとバッテリーを入れるのもそんなに大変じゃないですよね…(<簡単に言いすぎ?)。大型化が望まれるソニーの有機ELテレビですが、スタパ齋藤さんがおっしゃるような小型で高画質のテレビへの取り組みもさることながら、ロケフリの受信機機能を内包した新ジャンルの商品にも果敢にチャレンジして欲しいなと、XEL-1とHomeHDの組合せを使ってみて思いました。

有機ELテレビは人間の生活にあわせられる動的なテレビ

【開発者インタビュー】ソニー/XEL-1–有機ELテレビがテレビの世界を変えていく

CNETに有機ELテレビ「XEL-1icon」の開発者インタビューが掲載されていました。先週末に公開されたようですが、すっかり見落としておりました。登場するのは、有機ELパネル搭載のクリエVZ90を発売後、いつかは有機ELを使ったテレビを作りたいという思いから開発を続けてきたという白石氏と、人がテレビを中心に動かされているという生活スタイルを有機ELを使うことで変えたいと思ったという酒井氏。インタビュアー兼執筆はあの鈴木桂水さん。トータル5ページにも及ぶロングインタビューで読み応えもたっぷりです。

iconicon個人的には、酒井氏が語る有機ELテレビの今後に注目。有機ELパネルを使えば人間の生活にあわせられる動的なテレビを作れるとして、一例としてロケフリという選択肢もあるかもしれないと語っておられます。XEL-1のサイズとデザインを考えれば当然というか、最初からそうして欲しかったぐらいです。ロケフリ「LF-X1」のモニターが有機ELパネルを搭載すると考えればわかりやすいですね。

iconicon(セクター)アンテナの問題もあるでしょうが、ロケフリのシステムが大きなーホームサーバーになったり、反対に小型化、モジュール化され、様々な機器に取り込まれるようになれば、自ずと人にやさしい新しい映像装置が生まれるはずです。まさに、そういうことを先日の小寺さんと対談で語り合いました。有機ELテレビとロケフリの合体は、ソニーらしさの集合体とも言えますね。もう、是非とも、実現してください!

【追記】スタパ齋藤さんの「週刊スタパトロニクスmobile」で「XEL-1」が取り上げられました!「小さいサイズの高画質テレビも残って欲しいっていうか作り続けて欲しいんですよ」というコメントにチョー共感です。11型より小さくてモバイル用途のものを期待してます>体験の価値アリの映像美!世界初、有機ELテレビ「ソニー XEL-1」

プチ情報ですが12/17発売予定のAV-REVIEW1月号にブルーレイディスクが付属するそうです。「FPD Benchmark Software」というソフトが収録されており、薄型テレビの評価を行うことができるそうです。XEL-1ユーザーならずとも、テレビにこだわる人は持っておきたいソフトかもです>AV REVIEW (レビュー) 2008年 01月号(1,300円・アマゾン)

ロケフリ Home HD 体験レポート始めます

昔から当サイトをご覧いただいている方はおわかりかと思いますが、エアボード時代に購入した「LF-X1」から始まり、ロケフリはSPA家にとって無くてはならないアイテムであります。また、ソニーマーケティング(SMOJ)さんの体験レポートを通じて、「LF-X5」「LF-PK1」「LF-PK20」をモニターさせていただく機会にも恵まれ、公私(?)ともにロケフリと縁深い生活を送ってきました。

先日、世界初となる有機ELテレビ「XEL-1icon」を購入し、その映像美に酔いしれる日々が続くSPAでございますが、実はXEL-1が出荷された11/22はロケーションフリーの新製品「ロケフリ Home HD」の出荷日でもあったんですよね。

自分は、SDC2007のセミナーを通じてロケフリ Home HDの性能と実力を体感し、ワイヤレスでハイビジョン伝送が可能になった事実に驚愕しました。ロケフリ愛好家のSPAとしては、当然の如く関心の高い製品となるわけですが、周知の通り、有機ELテレビを購入する計画(実際にもう購入してますが)もあり、予算の関係からしばらくは静観していようと思っていたところ、思いがけない福音が訪れたのです。

過去のロケフリ体験レポートつながりで、SMOJさんからロケフリオフィシャルサイトに掲載予定の新製品の対談企画に参加しないかいう打診があったのです。しかも、その対談相手は、なんと!あの!小寺信良さんだというではありませんか。話を聞いて思い切り舞い上がってしまいましたよ、もう。自分ごときが小寺さんの対談相手で良いのかと悩みましたが、短い人生の中でこんな機会はメッタにないだろうということで、思い切って参加させていただくことにしました。

iconicon今回の対談企画は新製品がメインになるということで、小寺さんと自分にSMOJさんからサンプル機の貸し出しがありまして、対談のために実際に「LF-W1HDicon」を使わせていただいたんです。対談自体はすでに終わってましてですね、今はまだSMOJさん側で編集中で正式公開はもう少し先(12月上~中旬)になるそうです。なので、今もまだ貸出機が手元に残っている状態が続いているんですが、実機への感想や意見があればサイトで取り上げても(取り上げなくても)構わないとのお話しをいただきました。

ちなみに、対談は小寺さんが終始リードしてくださったおかげで滞りなく終了。舞い上がっていたせいか、何をしゃべったのか今ひとつ記憶にないのですが、色々な意味で有意義な時間を過ごすことができました。

幸か不幸か(?)、対談が終わってから有機ELテレビが到着。XEL-1との接続を試してみたのですが、これがもう相性ぴったりなんですよ。で、この際、有機ELテレビと同時進行でロケフリ新製品の体験レポもお届けしちゃおうかなと思った次第です。どんどん自分の首を絞めているような気がしますが、どちらも使っていて楽しいし、エポックメイキングな商品なので、モチベーションも維持できることでしょう。そんなこんなで、前置きが長くなりましたので、次回からが本番ということで・・・。

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