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新iPodは「iPod nano」なのね…

ipodnano_125-125.gif新iPod発表されましたね。フラッシュメモリタイプで容量こそ少ないながらHDD搭載iPodと機能は全く同じという「iPod nano」。見た目もiPodそのままに、フラッシュメモリ搭載によりサイズを凝縮。カラー液晶パネルを搭載しながらも、90×40×6.9mm、42gの超軽量小型サイズを実現しているのがすごいです。2GBと4GBモデルの2種類で、本体カラーがホワイトとブラックの2種類で合計4機種。2GBの価格は税込21,800円、4GBは税込27,800円。すでにアップルストアで販売開始されてます。

【追記】アマゾンでも取り扱いが始まりました。すべて10%還元のようです。(2GBホワイト2GBブラック4GBホワイト4GBブラック

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ウォークマンスティックとサイズ比較をすると上の画像のような感じになりますね。個人的に一番気になる点はファイルの転送速度。改善されているのでしょうか…。それはそうと、iPod miniはラインナップから無くなってしまったんですね。4GBと6GBモデルがありましたが、4GBタイプの方が売れたように思うのでリプレースも当然といえば当然でしょうか。フラッシュメモリもこのペースでいけば10GBクラスの登場もそう遠いことではないでしょうし…。

また、「iPod nano」発表にあわせて、iTunesが5.0にバージョンアップ。デザインインターフェースがマイナーチェンジしているほか、検索機能やプレイリスト機能の充実、スマートシャッフルレベルのカスタマイズなどもおこなえるようになってます。また、Windowsユーザー向けにOutlookとの同期(カレンダーと連絡先)がサポートされている点も見逃せません。

ということで、動画対応iPodの登場は単なる噂で終わってしまいましたが、「iPod nano」の登場により、液晶搭載の有無でiPod shuffleの比較対象として優位にあったと思われるウォークマンスティックの立ち位置が一気に危なくなってきました。再生時間こそ14時間ですがノーマルiPodと全く同じ豊富な機能が使えるのに加えて、何より脅威はその価格。ウォークマンスティック1GBを買う金額で2GBの「iPod nano」が買えてしまうのですから。

それとモトローラのiTunesケータイの発表もあったようですが、日本人にはソニエリのWalkmanケータイ同様関係ないというか蚊帳の外って感じなのでコメントしようがありません。

噂では今日、ソニーもネットワークウォークマンの新製品を発表するらしいですが、比較対象としてあまりにタイミングが良すぎて、製品の内容によってはかえって裏目に出る可能性もありますね…。ともあれ、追いつけ、追い越せを目指してきたソニーの今日の動向に注目です。

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SME、音楽流通のメインはまだCD

「iTMS-Jへの楽曲提供は検討している」――SME、音楽流通への考え

音楽配信は確かに脚光を浴びていますが、“配信ならでは”という、CDを上回る楽しさやメリットがはっきりしたときこそが、本当のブレイクタイミングだと考えています

音楽流通の多様化が進む中、レコード会社の考え方や取り組みついてインタビューするということで、iTMS-Jへ楽曲提供を拒んでいる会社として大きく取り上げられるソニー・ミュージックエンタテインメントの井出靖氏が同社の音楽流通に対する考え方や取り組み、そしてiTMSへの楽曲提供の計画について語ってます。

【追記】本日の読売新聞朝刊でも報道があったようで、SMEがそれに対して声明を発表したようです>SME、iTMSへの楽曲提供に向けた交渉を継続-開始時期などの詳細は未定

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携帯AVプレイヤー&音楽配信サービス関連ニュースラウンドアップ

SonicStageとWMP10のちょっと便利なTips

SonicStageを使う際、知っておくと便利なTipsだそうです。特にPSPとの連携について詳細に解説しています。

Apple、9月7日に「スペシャルイベント」――ビデオiPod発表か?
米アップルが9月に新商品投入へ、最新型MP3プレーヤーか◇ロイター
iPodの「Xデー」は9月7日–アップル、イベントの招待状を送付
Appleの「スペシャルイベント」はiTunes携帯とフラッシュ版mini?
恒例! これが9月7日のアップル・イベントの招待状だ!

来週、アップルが米マスコミ向けにスペシャルイベントを行うとかで、新製品発表の噂がまことしやかにささやかれているようです。フラッシュメモリタイプのiPod mini以外に、ビデオiPodとiTunesケータイが同日発表という話もあるようです。

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PSP&ゲーム業界関連ニュースラウンドアップ

“PSP”「プレイステーション・ポータブル」に関するアンケート(PlayStation.com | VOICE!)
PS.comでPSPに関するアンケートを実施中みたいです。自宅で利用中のインターネット回線、所有しているゲーム機、ゲームの購入頻度、オンラインゲームのプレイ経験などが中心で、PSP所有者にはPSPの使用頻度や活用方法、UMD Video/UMD Music/P-TVの認知度、ダウンロードサービスに求めるコンテンツなど、かなり突っ込んだ設問が多いです。最後にUMDベースのソフトの適正価格について聞いていますが、自分はVideo/Musicは1,500円以下、ゲームは3,000円にしました。ソフトの価格が下がる可能性もあるかもしれないので、PSPユーザーの方は是非アンケートにご協力を~。

ソニーのゲーム機「PSP」、中国で生産◇ロイター
国内(木更津テック)生産を中国にシフトする動きも出てきたようです。

アップデート用UMD® 店頭配布のお知らせ(SCE)
SCEが、PSPシステムソフトウェア バージョン2.00 アップデートデータを含むUMDの店頭配布を9月1日より開始するとアナウンスしていました。アップデートプログラムの他に、対応ゲームソフトやUMD VIDEOのデモムービー収録とか。先着10万名とのことなので、欲しい方はお早めに。

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ポータブルオーディオ関連ニュースラウンドアップ~メーカーの陶太始まる

D&M、MP3プレーヤー「Rio」事業から全世界的に撤退
リオ事業からの撤退について(D&M ホールディングスのプレスリリース)

アップルがMacOS9版のiTunesをリリースしてしばらくの間、対応プレイヤーは他社製品だけという今では信じられないような時代がありました。ポータブルオーディオもまだ創世記で、当時は聞いたこともないメーカーの製品が大半で(大半が韓国企業の製品でしたね)、大手家電メーカーが参入する気配すらなかったように思います。そんな創世記の時代、Windows対応オンリーだったプレイヤーが多い中、RioのオーディオプレイヤーはiTunesにも早くから対応するなど、Macユーザーからの支持も多かったように記憶しています。アップルがiPodを世に送り出した以降は、サードパーティを徐々に閉め出すような動きが進み、いつのまにかiTunesに対応するプレイヤーはiPodオンリーみたいになってしまいましたが…。
個人的には以前からRioのプロダクツデザインは好みで、ソニーとアップルを除けば一番好きなブランドです。HDD搭載プレイヤーへの取り組みもはやくRio Carbonなどはとても洗練された製品だと思ってます。自分で過去に購入したのはRio Chibaオンリーですが、最近は新製品が発表になる度にAmazonでポチっとなする寸前までいくぐらい自分には引きの強いブランドなんです。だからとても悲しい。ポータルサイト(http://www.rioaudio.jp/)もアクセスできなくなってますね…。

【追記】Rioのポータルは一日経ったらアクセスできました。一時的なアクセス集中によるサーバトラブルだったのでしょうか。サポートは継続とのことなので無くなるわけないですよね。それと、関連して日経にこんなニュースも掲載されていました。朝刊からの転載のようです>携帯音楽端末、アップル対ソニーの2強激突鮮明に。撤退報道前に公開されたD&M執行役(淺野恭文氏)へのインタビューもどうぞ>プレミアムオーディオを軸足に独自性とシナジー効果を高次元で両立する

デジタルコンテンツを絶滅危惧品種にするな

そんなRioの撤退報道の前日に公開された日経BPの林さんのコラム。iTMS上陸後、音楽配信サービスを利用していて不便に感じることを書いていらっしゃるのですが、一番目をひくのは以下のコメント。

もっと心配なことがある。iTMSで何千曲も買いました、Moraで何百曲も買いましたという人が、ある日、突然iPodは販売中止、あるいはネットワークウオークマンは標準仕様合戦に負けました、新しい仕様に変更しますという悲劇に直面することもあるかも知れない。ベータ・ビデオのときのように。

微妙にニュアンスは違うかもしれませんが、色々悩んで購入した製品がメーカーの勝手な都合で使えなくなってしまうというのは悲劇以外の何者でもありません。メーカーにしてみれば損失が大きくなる前に負けを認めて戦線離脱って感じでしょうが、道連れにされるユーザーはなすすべ無しですから…。不条理だけどこれが現実。ソニーですら事業の選択と集中を声高に叫ぶ時代。これからの商品選びに求められるのは遙か先を見越した選択眼かもしれないけど、本能でポチっとなしてしまう新しもの好きの自分には難しいかもしれません…。

車社会アメリカが切り開くiPod&ネットの近未来

立花隆氏の「メディア ソシオ-ポリティクス」で珍しくiPodの話題が取り上げられています。米国で普及しているオーディオ・ブックについて。日本では本は聞くより目で読むほうがまだまだ主流ですが、ハードの低価格化によっては将来的にはマーケットが広がる可能性もあるとか。iTMS-Jでもオーディオブックの提供が始まりましたしね。一方で携帯電話での電子書籍に関するこんな調査報告もあるようですし、ケータイでPodcastの動きも始まっているので聞いて読む本への動きも実際にでてくるのではないでしょうか…>「400字以上」は苦痛、電子書籍を購入しない理由トップは「読みにくい」

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