ドコモが、iPod機能を備えた新しい携帯電話の開発に向けて検討を始めたとするニュース。「iTMS」に対応する携帯端末の製品化で、米Appleとすでに協議を始めたとの観測もあるとか。なお、ブランドはAppleではなくドコモブランドでの販売になりそうとか。また、Appleが携帯電話市場に参入するのは、「音楽配信サービス分野でソニーをはじめとする競合他社を引き離す狙いがある」との記述も。
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Podcasting、blogやSNSに続くブームに
次のブームはポッドキャスティング? iTunesが火をつけ、ラジオ局や音楽レーベルが相次ぎ参入
blog、SNSの次はPodcastingじゃないの~ってことのようです。
自分、本を読みながら音楽は聴けるけど、ラジオやPodcastingのしゃべりとかって聞き入っちゃうんですよね。Podcasting、たくさん聴きたいけど、その分音楽を聴く時間が減る。う~、音楽好きには悩ましい状況です。
音楽を聴く権利だけを買えるようにならないかな…
・音楽配信の新境地を切り開くiTunes Music Store(1)
これまで、メディアで紹介されるものを追い求めても、なかなか本物には出会えなかった。しかし、ネット配信のおかげで、琴線に触れる音楽が向こうからやって来るようになった。まさに劇的な変革だ。購入パターンが様変わりしただけではない。アーティストが音楽を届ける形も一変した。
nikkeibp.jpの「もっと柔らかいデジタル」。iPodやウォークマンがデジタルオーディオプレイヤー市場で戦いを繰り広げようが何しようが、音楽そのものが無ければ話にならないわけで…。そういう意味では、iTMSもMoraも、音楽ファンにとっては音楽を楽しむための選択肢を広げてくれたということになりますね。日本では宮沢さんが先駆者になったようですが、新しい音楽の流通ルートが生まれたことでアーティストの楽曲発表の場も広がりますし、これからはレコード会社の契約などに縛られずに自由に動き回れるアーティスト達がどんどん登場してくるのかもしれませんね。
ふと思ったんですが、iTMS-Jの配信楽曲数って今100万曲ぐらいでしたよね。1曲150円として全部買っても1億5,000万円。リッチなというかセレブな方なら買えなくもない金額なのでは…。でもこれだけの楽曲数をCDで換算するとものすごい枚数だもんなあ。あ、でも全曲PCのHDDにダウンロードしようと思ったら、それはそれでとんでもないことになるのか…。
なんかそんなことを考えていたら、楽曲ファイルはもう基本的にオンライン上にあって、権利だけ購入していつでもどこでもどんなデバイスからでも楽曲にアクセスして必要な分だけ持ち出せるようなシステムが欲しくなってきたんですけど…。音楽を聴く権利とファイルフォーマットをうまく切り離してもらえるといいんだけ、それはやっぱり無理なんですかねえ…。
・ニフティ、音楽配信サービス「MOOCS」を10月に開始
・「お持ち帰り」ライブCD、UniversalとClear Channelの提携で実現へ
そういえば、ニフティがSD-Audio形式を採用した音楽配信サービスで参入表明もしたし、ライブCDを即お持ち帰りなんてこともできるようになってきたとかで、本当に音楽を取り巻く状況がどんどん変わってますね。ホント、面白い時代になってきました。
・買って4日で傷だらけ、それでも3週連続1位の人気 iPod nano その秘密は?
iPod nano発売以降の「BCNランキング」携帯オーディオ機種別ランキング。なんと、総合ランキングはすべてiPod。すげー。ランキングはそこそこに、iPod nanoのレビューが中心の記事になってます。傷とバッテリとWindowsトラブルの件についても触れてます。
・iPod、コンビニにも セブン―イレブンが販売へ – ビジネス
そんなiPodがななんとセブンイレブンで販売決定とか。店頭ではサンプルを展示。予約後、2-3日で店頭で商品を受け取る仕組みとか。「iTunes・ミュージック・ストア」のプリペイドカードは予約なしでも購入可能とか。セブンイレブンが電化製品を売るのはPS2以来とか。
iPod nanoは素材がとてもデリケートなの
iPod nanoの液晶画面に問題浮上–「簡単に傷つきすぎる」と一部ユーザー
nanoに始まった話じゃないとは思いますが、HDDタイプのiPod(miniを除く)は初代から傷つきやすかったですからね…。家の中だろうが外だろうが、目に見えないぐらいの細かいチリというか砂のようなものはあちこちにあるし、汚れを取るためのクリーニングクロスや本体自体にもそういう細かいチリが付いていたりするので、拭くことイコール傷を付けることになったりすることもあるんですよね。
関係ないけど、初代iPodなんかは、アクリルのエッジが鋭角過ぎて、手を切るのではないかと心配だったこともあります。でも、これは世代を追うごとに改善されていきました。ただ、本体の素材自体については世代が新しくなっても大きな変更はないように思います。そういう素材だからこそ、周辺グッズも売れたりするわけでしょうが、ここまでクレームが大きくなってくるとさすがにアップルも見て見ぬふりはできなくなりそうですね。
ちなみに、自分もnanoを使い始めて2週間ほどになりますが、傷が付きやすいことよりもバッテリの持ちに不満があります。最長14時間って言うけどその半分もいけば良い方です。リチウムイオンバッテリーの特性があるにしても、たった2週間の使用ですし、公称値とかなり差があるかなあという印象。個人的にはこちらの改善を強く要求したいっす。
【追記】アップル側からの回答が出たようです。シラー氏いわく、「もしも傷が心配なら、iPod nanoを保護するケースを利用することをお勧めする」とか。やっぱりそういうことなんだ…>Apple、iPod nanoのディスプレイ問題に回答
iTunes携帯もWalkman携帯もiPodに取って代わるものではない
どうしても手持ちの携帯電話に何曲か入れておきたいというのなら、それもいいだろう。しかし、もっと優れた融合デバイスが出るまで待つのが賢明だ。これらはiPodに取って代わる携帯電話ではない。
ウォール・ストリート・ジャーナルによる、iTunes携帯とウォークマン携帯のレビュー。前者はなぜiPodケータイではなくiTunesケータイなのかということがよくわかりました。後者は、デザインや転送速度の点で高評価なようです。最後にはVerizon WirelessのLG VX8100のレビューもありますが、3機種を全体的に見ても特筆することはないそうです。
新NetJuke同等品がビクターからも?今後のAny Musicの動きに大注目
「高音質配信」を進めるAny Music――ビクターも参入?
昨日から開催しているAVフェスタのソニーブースとAny Musicブースに、先だってソニーディーラーコンベンションで初披露された新NetJuke(右画像は現行製品)が参考出展されているそうです。さらにびっくりしたのは、同コンセプトの端末がビクターブースにも展示されていたということ。「製品化も含めてすべて未定」ながら、販売されれば、ソニー、シャープ、オンキヨー、パイオニアに続く第5のメーカーとなるそうです。Any Musicの担当者によれば、「ソニー製端末が年末、その他各社も年末から2006年春にかけて新世代機を投入する予定」だとか。てっきりソニー以外のメーカーはAnyMusic対応オーディオ製品から手を引くのではないかと思っていただけに驚きました。さらに驚いたのが、Any Musicの次のステップに「高音質配信」が検討されていること。長い引用で恐縮ですが、
日本ビクターの「net K2」やオンキヨーの「HD24/96」、ソニーの次世代ATRAC「ATRAC Advanced Lossless」(AAL)、ケンウッドの「Superme」、シャープの高速スイッチ1ビットデジタルアンプ、ヤマハの「AudioMaster」などの高音質化技術も同時に紹介されている。(中略)AALは名前に“Lossless”の文字を含むとおり、ATRACにおける可逆圧縮の符号化方式で、ベースとなっているのはATRAC3plus。CDからの音楽情報をまったく損失することなく、30~80%の圧縮率を実現している。AALは基本層(ATRAC3plus/ATRAC3)に拡張層(原音とATRAC3plus/ATRAC3の差分をロスレス符号化した部分)の2層構造となっており、AAL形式のファイルからATRAC3plus(ATRAC3)の音楽データ部分だけを取り出して、対応ポータブルブレーヤーなどに転送することができる。また、AAL対応製品には高音質なAAL形式のままで転送することも可能だ。
とのことで、これで先だっての新ウォークマンのカタログに記載されていた「ATRAC」のみのロゴの意味がわかりました。色々な意味での互換性に不安はあるものの、高音質化の流れは必然だと思うので動きとしては大歓迎。でも各社各様の規格が機器にどう反映され、ポータブルオーディオとどう連携するのかという点も大いに気になります。一番わかりやすいのは、CDからHDDに取り込む際には一つの共通規格が使われ、使うポータブルオーディオにあわせて適切な規格で転送するなんてことができればユーザーがフォーマットを意識しなくてすむと思うのですが…(あくまで音楽配信のみに使われる規格なら話は微妙に違ってきますね)。詳細は今ひとつ理解できませんが、iTunes&iPodというPCベースのソリューションの対抗馬としてAny Music対応製品がその存在感を増したことは確か。個人的には今後の展開に大いに期待しています。